ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

         ─迷宮の如く.
日時: 2010/07/01 18:24
名前: ブルーベリー (ID: TeOl6ZPi)

新しく始めます★

書くのは下手ですが、

頑張りたいと思います。

荒らし等は止めてくださいね!


プロローグ>>1 登場人物>>2


第一話>>3

第二話>>4

Page:1



Re:          ─迷宮の如く. ( No.1 )
日時: 2010/06/26 15:41
名前: ブルーベリー (ID: TeOl6ZPi)
参照: http://頑張りますw(´∀`*)

▼−ぷろろーぐ.



私達、仲良しグループ4人は、

一人一人に悩みや願いがある。


ある日の朝のこと。

いつものように4人で登校中だった。


「あ〜あ…あの事が夢でも起こって欲しいな…」


「無駄だって!諦めな。」


ゆっくりと歩きながら、

それぞれいろいろな事を語り合っていた。


すると突然、私達の後ろで低く不気味な声。


『叶えて差し上げましょうか…?』


即座に振り返ると、そこには

黒く紳士的な服で、顔を隠した

男の人がいた。誰…?

かなりの長身だ。

いや、見た目より言葉の方が気になった。


「…えっ…?夢を叶えてくれるの…?」


『はい…ワタシはどんな願いでも叶えます…』


「じゃあ、叶えてよ。」


変なの。

私達と関係も無いのに、

急にこんなこと言い出して。

絶対ひやかしかなんかだ。

私の願いなんて絶対に叶わない…


でももし叶ったら…?



『いいでしょう…


    但し…


          
        あのゲームをクリアしたらです…』




──ゲームの始まりはここからだった・・・

Re:          ─迷宮の如く. ( No.2 )
日時: 2010/07/01 18:24
名前: ブルーベリー (ID: TeOl6ZPi)
参照: http://頑張りますw(´∀`*)

▼−登場人物 


・赤松 麻友 < Mayu Akamatsu >

複雑な家庭で育ったにもかかわらず、
いつも笑顔を絶やさない。
少し天然だが、正義感は人一倍強い。
16歳 高1 一人称は「あたし」


・秋山 怜実 < Remi Akiyama >

頼まれると断れない性格。
万引きの経験がある。
その事で深く悩んでいるようで…?
16歳 高1 一人称は「れみ」


・堀江 七海 < Nanami Horie >

自分より他人を優先する、優しい子。
幼い頃から病気を患っており、
常に酸素を持ち歩いている。
16歳 高1 一人称「私」


・黒澤 雪乃 < Yukino Kosawa >

口調は淡々としていて、男っぽい。
走ることが好きで、
将来はマラソン選手になりたい。
16歳 高1 一人称は「俺」


Re:          ─迷宮の如く. ( No.3 )
日時: 2010/06/26 15:46
名前: ブルーベリー (ID: TeOl6ZPi)
参照: http://頑張りますw(´∀`*)

▼−第1話 −麻友side−



あたしには叶わない願いがある。


それはお母さんとお父さんで、

もう一度一緒に暮らすこと。


家は数年前に親が離婚し、

お母さんが出て行った為に父子家庭である。


あたしはお母さんが大好きだった。


出て行く事だって必死に止めた。でも


『ごめん麻友…もうお母さん、限界なの』


止めた時にたった一言出た言葉。

あたしはそれ以上何も言えなかった。


そう、前々からお父さんとお母さんは仲が悪く、

よく喧嘩をしていた。


酷いときには物が破損したり、暴力があった。


しかし私は仲直りしてもらう為に一生懸命頑張った。


        ─なのに…



お母さん、 いつか 帰ってこないの…?


あれから、連絡も何も無いし、行方も分からない。



この夢がいつか叶えば──…




Re:          ─迷宮の如く. ( No.4 )
日時: 2010/07/01 18:26
名前: ブルーベリー (ID: TeOl6ZPi)
参照: http://頑張りますw(´∀`*)

▼−第2話 −怜実side−


中学生の頃の記憶。



「れみ、あのポーチ盗って来てよ。」

「ま…また?」


「口答えすんじゃねーよ!きもいんだけどー。」


いつも私は道具として。

万引きしてきてよって頼まれる。


      「────わかった…。」



頼まれると断れないこの性格の自分が嫌いだ。

直そう、直そうって思っていても、

嫌われるのが怖い。


「もし、これ盗って来なかったら

 学校来られなくさせてやる」


この言葉だって思い出しただけでも吐き気がする。


高校に入ったら、もう二度と

同級生と会うことはないと思ってた。



しかし、ある日当然どこかで聞いた声が聞こえてきた。


「れみ、万引きしてきてよ。」



中学校の時、いつも自分に万引きを

頼んできた娘だった。



でも自分の答えは決まっていた。


高校に入ったら、同じ過ちは二度と繰り返さない。



       「───ごめん、無理。」



 
怖いけど…これからは はっきりと

      自分の意見を口に出すんだ─…


Re:          ─迷宮の如く. ( No.5 )
日時: 2010/07/01 18:25
名前: ブルーベリー (ID: TeOl6ZPi)
参照: http://頑張りますw(´∀`*)

久々に上げます〜


Page:1