ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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憂鬱と蜂蜜色の少女
日時: 2010/07/14 19:03
名前: 山崎すみれ (ID: zfEQ.qrn)
参照: http://yuutu.bl0g.jp/

近藤 初
東 利子
木々下 愛
桜井 香奈
文法とか無視でよろ☆
全員中学生だよー♪
コメントとかはブログの方になるべくしてね☆
ブログは参照から♪
拍手してね☆wwww

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Re: 憂鬱と蜂蜜色の少女 ( No.2 )
日時: 2010/07/06 16:46
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

おもしろそうです(*^_^*)
登場人物ゎ何歳でしょーか??
煙草をやめられない、とあったので 「いくつだろ」と思いましたので

Re: 憂鬱と蜂蜜色の少女 ( No.3 )
日時: 2010/07/06 18:37
名前: 山崎すみれ (ID: zfEQ.qrn)

私のだめだめ仮ぷろろーぐを見てくださってありがとうございます☆中2にしようかなー?って思ってるんで、多分13くらいです♪

Re: 憂鬱と蜂蜜色の少女 ( No.4 )
日時: 2010/07/07 21:02
名前: 山崎すみれ (ID: zfEQ.qrn)

1憂鬱と蜂蜜の心中
いつも憂鬱そうに目を閉じる彼女を私はいつも見ていた。
私と正反対の彼女。
でもどこか共通点があるような気がした。
私は自分の生活に満足している。
でも満足した・・・・・・それだけじゃ駄目なんじゃないかという気がしている。
満足しても未来があるわけで、満足している場合じゃなくなってしまうかもしれない・・・・・・
今、満足しているだけで未来では何の役にも立たないんじゃないか・・・・・・
今、生きていることすらも意味が無いのではないかと・・・・・・
一人になるとその考えが頭の中をぐるぐると廻る。
彼女もこの世界に何か考えがあるのだろうか?
彼女の心の内は何も分からなかった。
でも一度だけ彼女の心の内を少しだけ見たことがあった。
その日、昼時に急に一人になりたくなって何も食べずに中庭へ出るとそこに彼女が座っていた。

「隣、いい?」
「・・・・・・うん。」
彼女はそう言うとまた目を閉じた。
私達は五時間目が終わるまでそこにいた。
「ねぇ、あんたっていつも私のこと見てるでしょ。」
ふいに彼女が言う。
「ど、どうしてそれを・・・・・・?」
「いつも視線を感じる時は蜂蜜の匂いがしてたから。あんたから蜂蜜の匂いがする。シャンプー?」
「う、うん。いつもそうだよ。」
そう言うと彼女の目が冷たくなった気がした。
「いつも同じって生きている意味、無い気がする。」
素っ気無く言い終わると彼女はもう普段の退屈そうな目に戻っていた。
「ごめん。変なこと言って。あたし最近変なんだ。じゃーね。」
彼女はそのまま逃げるように走って行った。
そのまま私は座っていた。
きっと退屈そうにしながら心の中では生きている意味なんて無い・・・・・・ような事を考えていたのだろう。
私と考えていることが同じ気がした__________。

Re: 憂鬱と蜂蜜色の少女 ( No.5 )
日時: 2010/07/09 20:16
名前: 山崎すみれ (ID: zfEQ.qrn)

2憂鬱な休日と囚われた愚か者
朝ごはんを食べるのももどかしくて何もせず、ただずっと横たわっていた。
時々、立ち上がって何かしらやっていたけれど。
やりたくなくてもやらなきゃいけないこと、やりたくてもやれないこと、死にたくても死ねないこと。
何かをやりたいときに何かをやらなきゃいけないことがある。
いつもそうだ。
いつも何かが邪魔をする。
皆を殺そうとしたときだって桜が邪魔をした。
でも今は桜はいない。
ようやく死ねる__________。
でも桜の最後の一言が邪魔をした。
「一人で死ぬことほど孤独なコトはないよ。」
その言葉のせいで一人で死ぬことが出来ない。
孤独は私が最も恐れている事だった。
一人で死ぬのは寂しい・・・・・・
誰かと一緒じゃなきゃ苦しさで押しつぶされそうになる。
私の頭の中で桜の言葉が呪いのように反響した。
怖い・・・・・・
怖い・・・・・・
怖い・・・・・・!
桜にアノトキから呪われているような気がする。
時々、刺すような視線を感じながら、桜に怯えながら過ごしていた。
桜の言葉が頭の中になだれ込んでくることもあった。
罪の意識もしだいにひどくなっていき、手の震えが止まらず、泣き出してしまうこともあった。
私は一生桜への罪の意識に囚われながら許されることもなく、生きていかなければならない。
桜は最後まで私の味方をしてくれた。
なのに私は桜の気持ちを無駄にした。
私はアノトキどうすることもできなかった。
ただ桜を失っただけ。
桜はきっと私を許してくれない。
私はそれだけのことをした。
桜は私が幸福になることを許さないだろう。
今、私が何もなかったかのように友人に囲まれ幸せに暮らすことさえも憎くて憎くて仕方がないのだろう。
そんなことを考えながら私は一日を部屋で過ごす__________。

Re: 憂鬱と蜂蜜色の少女 ( No.6 )
日時: 2010/07/09 21:05
名前: 山崎すみれ (ID: zfEQ.qrn)

3憂鬱な日曜日と嘆き悲しむ罪人
早朝、私は近所の公園に出かけていた。
なぜかって言われても理由はないけれど、急に出かけたくなったのだ。
公園には複数の中学生から高校生くらいまでの男女が煙草を吸っていた。
皆笑いながら煙草を吸っているのに一人だけ暗い面持ちで煙草を吸っているのはいつもは結んでいる髪を下ろして、黒いミニスカを履いた委員長・・・・・・
私の友人の香奈だった。
「香奈!何やってんの!?」
「利・・・・・・利子!?どうして!?」
「煙草吸ってるの!!未成年なのに!?」
私は香奈の手を掴み、煙草を奪い取ると火を消した。
「私・・・・・・
一回だけ吸ってみたらやめられなくなって・・・・・・
毎朝ここで友達と吸ってるの。
もうやめなくちゃと思っててもまたここに来てしまうの。
私、本当は悪い子で委員長の役目があるにも関わらず、非行を繰り返してしまうの。
喧嘩も頻繁にやっちゃうし、煙草とかお酒とかも気づいたら買ってるの・・・・・・!」
言い終わると、香奈の瞳から一気に涙が溢れ出した。
「香奈、大丈夫だよ、香奈はちゃーんと委員長の役目を果たしてるよ?」
「それは嘘の私だから!本当の私はっ!」


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