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- 路地裏のjoker
- 日時: 2010/07/07 14:23
- 名前: 風都 (ID: ocKOq3Od)
クリック有難うございます、風都と申します。
アドバイス、意見等々お待ちしております。
以下注意事項↓
・グロい系が苦手
・文才の無い奴に付き合ってる暇は無い
・更新・返信がカメより遅いとかマジありえんし
・荒らしです☆
・歴史に照らし合わせればうんたらかんたら(以下略)
な方はお戻りくださいませ。
それでも付き合ってやるぞな心が大西洋より広い勇者様、
是非是非コメントをお待ちしております。
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- Re: 路地裏のjoker ( No.1 )
- 日時: 2010/07/07 14:47
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆kaIJiHXrg2 (ID: cYSZrqDn)
- 参照: 勇者ならぬ魔王参上です!
大丈夫ですよ、私はコメディの方では文才無い上にカタツムリより遅いって
注意書きに堂々と書いてたからw
頑張ってください
- Re: 路地裏のjoker ( No.2 )
- 日時: 2010/07/09 20:22
- 名前: 風都 (ID: ocKOq3Od)
あ、有難うございます!
そんなこと言ってる人は上手いんですよ?
頑張ります、宜しくお願いいたします!
- Re: 路地裏のjoker ( No.3 )
- 日時: 2010/07/09 20:39
- 名前: 風都 (ID: ocKOq3Od)
プロローグ
イタリア、十八世紀中盤。
大分差別などはなくなってきたが、それでもやはり
厳格な社会的地位の差がある、そんな時代。
よく手入れされた煌びやかな家々の裏側——
いわゆる「路地裏」に、その少年は居た。
無造作に括られた黒い髪。
赤い瞳を爛々と輝かせている様は、誰よりも人間らしく思える。
背は若干高め。どこにでも居る、ほんの少し美形の乞食少年、といった所だろうか。
突然少年は口を大きく開ける。
口の中の、ありえない真っ赤な舌。
白い喉のその奥にある声帯を震わせながら、少年は笑った。
嘲笑う訳でもなく、何かが可笑しいという訳でもなく。
少年は、ただただ笑った。
周囲を巻き込んでの少年の哄笑。
狂った少年の名はローデリヒ。
性など無い、ただのローデリヒ。
彼は、何故に笑うのか。
それは、誰にも、彼自身にさえ解らない。
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