ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- まじわりもの。(仮)
- 日時: 2010/07/08 21:08
- 名前: 白月 ◆5IxW6Su6n2 (ID: 6XpHmYt9)
どうもおはようございますこんにちはこんばんは。初めまして。白月と名乗っているものです。
今回はちょっとグロテスクな表現とかエロティックななんやかんやとかあります。取り敢えず自分の趣味を大量に詰め込んでみました。そういうのが嫌い、苦手な方及び白月が嫌いな方は観覧をご遠慮下さい。それと、白月は文才?なにそれ美味しそう状態。……つまりは文才と呼べるモノが欠片もありません。塵位ならあるかも。
そんなこんなで変なテンションでやっていくので、色々と矛盾とかおかしい所とか出て来るかもしれません。そこは皆様のスルースキルに期待しようと思います←
……失礼しました。では、完結まで宜しくお願いします!
※目次。
零章 >>
Page:1
- 零章 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/08 21:19
- 名前: 白月 ◆5IxW6Su6n2 (ID: 6XpHmYt9)
ああ、エルターニア。お前は優しかったよ。血と欲と罪に溺れたこの世界には勿体無い位に優しかった。お前が死んじまった理由は何よりそれにある。
あの時、あんな事をしなければお前は生きていられたかもしれないのに。今、ここで笑っていたかもしれないのに。
ああ、残念だよ。とても残念だ。まさかあんなことで綺麗なお前が穢れてしまうなんて、誰も思わなかったんだよ。勿論俺も、お前もな。
だけど時間は戻らない。穢れたものは純潔を取り戻せないし、死んだものは生き返らない。これは餓鬼でも解ることだ。
だから、お前が馬鹿なんじゃなくて現実と夢の区別がつかなかった俺が一番愚かものなんだろうな。その結果がこれだ。
ああそうだよ。俺はお前と同じ事になったんだ。もうじき俺は別の何かになるんだろうな。獣か、人間か、はたまた悪魔か。
そんな事はどうでもいいけど、嗚呼、死ぬ前にお前と会いたかったな。馬鹿みたいに笑いたかったよ。
……さよなら、世界。
_______________________
訳わかんね!なにこれ!
- 壱章 ( No.2 )
- 日時: 2010/07/10 15:17
- 名前: 白月 ◆5IxW6Su6n2 (ID: 6XpHmYt9)
エルシリア、それが僕の名前なのだと、誰かが言った。お前は、その悪魔の転生体なのだ、と。
「悪、魔?」
そのひとはそれだけ言って、どこかに消えた。……嗚呼、そういえば。
此処は、何処?
*
「……夢」
どうやら今まで僕が見ていたのは夢だったらしい。その証拠に、僕が今いるのは最後まで分からなかったあの場所ではなく自分の部屋の固い寝具の上だ。
夢の癖にやけに鮮明に覚えているのは何故か良く分からないが、分からなくてもいいような気がした。
それと同時に、その事は忘れた方がいいような気もした。
そんな事はどうでもいいとばかりに僕の体は起き上がり、リビングの方へと歩いていく。ここで母さんが朝ご飯を用意してくれないのも、弁当は妹の分しかないのもいつも通り。僕は僕の分を勝手に作って持って行く。これもいつも通りだ。そこで気が付く。……僕は、何を期待していたというのか。あんな夢を見たからと言って、何が起こる訳でも無いだろうに。
そんな自分に呆れながらも制服に着替えて鞄を背負う。「いってきます」は言わない。「行ってらっしゃい」は返って来ないから。
学校に行っても何もないのは当たり前で、もう中学生にもなる癖に小学生みたいな嫌がらせをしてくる奴がいるのもいつもとそう変わらない。ただ、少しだけ手の込んだものになっただけ。
(保留)
_____________
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。