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- 『黄金色狐の童歌語り』
- 日時: 2010/07/14 20:13
- 名前: 夢色ゴーストマウンテン (ID: fMPELWLk)
〜ひとこと〜
初めまして?
後、題名は「こんいろぎつねのわらべうたがたり」と読むよ。
じゃあ、説明から。
琥珀 朱音「こはく あかね」(14)女
赤い綺麗な髪が特徴。
新聞部。
普段は無口で髪型が長いロング。
風龍 遼「ふうたつ りょう」(14)男
眼鏡が特徴。
新聞部。
髪型はショートで髪の色は白。
桜咲 魔音「おうさき まおと」(14)男
老人口調が特徴。
新聞部。
髪型はくせ毛のあるショート。髪の色は黒。
夢岡 美羽「ゆめおか みはね」(14才)女
大きい赤いリボンが特徴。
新聞部。
髪型はポニーテールで髪の色は黄色。
とまぁこんな感じですかね?
まぁ?私はシリアスでも少しは明るいほうがいいと思うので明るくなるかもしれません。
それに、新しくキャラクターを作っていきたいので、希望があればコメントしてください。
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- Re: 『黄金色狐の童歌語り』 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/14 20:05
- 名前: 夢色ゴーストマウンテン (ID: fMPELWLk)
プロローグ
今は夜、何もないはずの夜。
しかし、人間達はいる。
すべてが闇にのまれるはずの夜を、人間達は明るく照らそうとする。
そして人間達がしてきた事は命を殺す事ばかりだった。
その愚かな人間がまた、この「紅葉道」を通ろうとする。
男「ここは月が綺麗だなぁ」
男「だなぁ、こんな夜には何か出そうだなぁ」
女「何それ〜、出る訳ないじゃん、バ〜カ」
?「・・おりゃ・・・せ」
男「何だ!今の声!」
女「?はっ?何も聞こえてないわよ?ねぇ?」
男「あぁ、何言ってn?「とお・・んせ、こ・・はどこ・・ほ・・じゃ」!」
男「まっ、まただ!」
女「なっ何!?この声!?(怯」
?「天神様の細道じゃ、ちょっと通してくだしゃんせ、ご用のない者通しゃせぬ、この子の七つのお祝いに、お札を収めに参ります、行きはよいよい帰りは怖い、怖いながらもとおりゃんせ、とおりゃんせ」
男「今度ははっきり聞こえるぞ!」
女「キャ———————!!!なっ、何よこの歌!」
?「・・・地に落ちた人間どもよ」
男「あっ、あそこに何かいるぞ!」
男「あれは・・・狐?!」
?「闇に染まる時を帰りし者よ、貴様ら人間のしてきた事は死に値する、よってその身をもって罪を償うがいい」
ガキン!
男「あいつ、鎌をこっちに向けてやがる!」
女「こっ、殺される!?」
?「我が名は白弧鎌(はくこがま)、そして土産に別れの歌をやろう、行きはよいよい、帰りは怖い、怖いながらもとおりゃんせ、とおりゃんせ」
3人「ギャ——————————————!!!」
ここに3人、罪を償わせれし者。
しかし、心優しい白弧鎌は、その者の命を取らなかった。
狐の仮面をかぶり、夜に人を鎌で襲う。罪を償わせるために。
はたしてそれはなぜなのか、それを知る者は今だいない。
- Re: 『黄金色狐の童歌語り』 ( No.2 )
- 日時: 2010/07/14 20:42
- 名前: 夢色ゴーストマウンテン (ID: fMPELWLk)
第1話
チリーン、チリーン
朱音が手首につけている鈴の音がなる。
その鈴の音は誰かにとってはとてもうるさいものだった。
だが今は違う、なぜなら今日、朱音は転校して「夜咲学校」に転校したからだ。
その転校してきた当の本人である朱音は今、職員室に向かっている・・・はずだった。
朱「・・・(迷った・・・)」
朱音はこの広い学校の中、1人さ迷っていた。
この学校はとても広い、だが迷う者などあまりいない。近くに看板があるからだ。
しかし、地図などを見る事が嫌いな朱音は迷子になってしまった。
朱「(誰かいる・・・、訳もないか)」
困っているはずの朱音の顔は分かりずらく、人が通りかかっても、無愛想な顔をして何をしているのだろうと思われるくらいだろう。
?「?何してるの?」
近くを通りかかってきて、話しかけてきたのは眼鏡をかけたひ弱そうな少年だった。
朱「(聞いた方が・・・いいよね)・・・職室・・・、どこ?」
?「へっ?職員室ならここの反対側の向こうの方だよ?」
朱音はなんと、反対側である場所にきてしまったらしい。
朱「・・・アリガト」
行こうとした朱音に眼鏡をかけた少年は言った。
?「君・・・名前は?」
朱「名乗る必要はないと思う・・・どうせ後から分かるよ・・・」
遼「そう、僕は遼って言うんだ、よろしく」
朱「・・・(聞いてない)」
朱音は無言のままその場を通り過ぎて行った。
遼「・・・あの子、何だったんだろう?」
チリーン、チリーン
遼「鈴の音?にしても、綺麗な音だなー・・・」
〜教室〜
先「今日は転校生を紹介する、入ってこい」
チリーン、チリーン
遼「(また、鈴の音・・・もしかして!)」
朱「琥珀朱音です、よろしくお願いします」
琥珀朱音、この少女と遼と名乗った少年の出会いは偶然ではなく、運命だったのかもしれない。
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