ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- † サツリク ゲーム † (返しします)
- 日時: 2010/07/18 15:08
- 名前: 純色 ◆HOQTRh4M66 (ID: 4GQsJGb4)
初めまして、純色です。
小説は殆ど初心者ですが、温かい目で見守ってあげて下さい。
忙しくて書き込めない時もあります。すいません。
URLを貼ってくれれば返しもしますが、明らかに内容を見ないで書いたようなものはスルーさせていただきます。
悪い例
面白いですね。私のも見て下さい。
ご協力お願いします。
注 チョイグロです^^
人物紹介(どんどん追加していきます^^)
・谷垣 空 (タニガキ ソラ)
この物語の主人公。
明るい性格。
・星神 亘 (ホシガミ ワタル)
空の大親友。
みんなのリーダーてき存在。
・三谷 寮 (ミタニ リョウ)
成績優秀で運動神経もバツグン!
皆の注目の的。
空たちの親友。
・渡辺 宏 (ワタナベ ヒロシ)
明るい性格。通称「ナベ」
空たちの親友。
・朝三 蒼 (アサミ アオ)
冷静で頭がよく、顔もいい。
空たちの親友。
・余宮 美子 (ヨミヤ ミコ)
男子は君呼び。女子はちゃん呼び。
ある意味よくわからない女子。
藤城とは親友らしい。
・藤城 葵 (フジシロ アオイ)
なにか、やくざに近い女子。
余宮とは親友らしい。
・青木 脩治 (青木 脩治)
空たちの担任の先生。
生徒たちにはやさしく。時には厳しい。
・村田 哲司 (ムラタ テツジ)
2年のヤンキー。すぐかっとなる。
・黒宮 卓也(クロミヤ タクヤ)
暗い性格で、ヤンキーの村田たちにいじめられている。
・岡山 秀樹 (オカヤマ ヒデキ)
空たちの学校の体育の先生。
子供が嫌いで、子供をこき使うために先生になったという最低な教師。
生徒に好かれている青木をねたんでいる。
†目次†
1話 >>1 >>4
2話 >>5 >>8
3話
- Re: † サツリク ゲーム † ( No.1 )
- 日時: 2010/07/17 10:02
- 名前: 純色 ◆HOQTRh4M66 (ID: 4GQsJGb4)
第一話
「谷垣〜。聞こえてるか〜?」
ん?なんだ、誰の声だ?ああ、青木先生か。なんでいるんだ?
「あっ!」
思わず声が出た。ここは学校だった!
数学の時間にうとうとして、とうとう寝てしまったのか!
「まったく。昨日何時まで起きてたんだ?」
「え〜、1時までです」
「学生のくせに、俺より起きてるじゃないか」
「いや、いろいろあって」
いや、いいわけならまだ間に合う。
「というか、寝てないですよ?」
はぁ。と青木先生はため息をついた。
「で?この問題は?」
「え?何ページですか?」
「お前…やっぱり寝てただろ」
「はぁ、授業眠すぎる」
ははは、と亘が笑った。
「お前は家で遅くまでなにやってんだ?」
「昨日は、いろいろとあってね」
「いつもじゃねぇか」
とナベが突っ込む。
「今日は授業中、たくさん寝ることにするよ」
すると亘が馬鹿にしたように鼻で笑った。
「ふ〜ん。まぁ頑張れ。というか、今日、大空公園に来てくんねぇか?部活ないだろ?」
「いいけど、なんで?」
「お た の し み」
「はぁ。まあ行くだけいくよ。みんなも行くよな」
「OK」
- Re: † サツリク ゲーム † ( No.2 )
- 日時: 2010/07/17 10:10
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: 9ySylEp9)
- 参照: 「バンパイア」書いてます☆
初めまして☆
シリアス大好きなりんです!!
読ませてもらいましたww
初心者なのに文才すごいです!
ついつい引き込まれちゃいました♪
先生の突っ込み面白いですねww
更新待ってますw
- Re: † サツリク ゲーム † ( No.3 )
- 日時: 2010/07/17 10:18
- 名前: 純色 ◆HOQTRh4M66 (ID: 4GQsJGb4)
褒め言葉ありがとうございますm(_ _m)
自分なんて、まだまだですよwww
小説訪問させて頂きます♪
- Re: † サツリク ゲーム † ( No.4 )
- 日時: 2010/07/17 10:29
- 名前: 純色 ◆HOQTRh4M66 (ID: 4GQsJGb4)
かったるい学校も終わり、俺たちは大空公園に集まった。
「でよ、来週は修学旅行だろ?」
「ん?そうだったっけ?」
「なんだ?忘れたのか?だから忘れものも多いんだよ」
「余計な御世話だ。というかお前が言うな」
「お前ほどじゃないぜ。で、その修学旅行をより楽しいものしするために、いろいろなことをやろうと思うんだけど。」
「なにやるの?」
亘は腕を組み、ブランコを踏み台にして、偉そうに語り始めた。
「まず、食料をこっそり持ち込むのはあたりまえだろ?で、そのあとは他の部屋に爆竹を仕込んで爆発させたりするんだ。楽しそうじゃない?」
三谷が嫌そうな顔をした。
「問題になりそうなのは嫌だな。親に怒られるのも面倒だし」
「大丈夫だよ、俺が全力で守ってやるから」
蒼がぷっと笑った。
「信用できねぇな」
「うるせえよ」
「で、後はきもだめしとかも…」
「ふ〜ん。きもだめしねぇ」
亘の声を打ち切るように、背後から声が聞こえた。
「あ?誰って…お前らか」
余宮と藤城だった。
「なんでお前らがここに…」
「それはこっちのセリフよ。で、その遊び、私たちも入れてくれない?」
「遊び?俺たちはマジだぜ」
藤城がぷぷっと噴きだした。
「この話のどこが遊びじゃないのよ。で入れるの?入れないの?」
「お断りだね」
「え〜。入れてよ、空君」
なぜ俺に振る。
「いや、ダメだろ、女子は…」
「ふ〜ん。じゃあテスト…」
「え?」
「あのテスト。空君のお母さんに教えちゃうよ。あれはショックだろうなぁ。自殺しちゃうかも」
…………。
こいつは俺の幼馴染で俺の親になんでも言えるんだ。
で、あのテストは…。
まずい!
「わかった!いれるから…」
「あらそう?じゃあ、楽しみにしてるねぇ」
女子二人は去って行った。不敵な笑みを浮かべながら…。
「空、どうして入れちまうんだよ」
「しかたないんだって」
「ふ〜ん。で、何点」
「じゃあ俺は帰るね」
「逃げんな!」
「See you」
これで、少しは修学旅行が楽しみになってきたかもしれない。
確かに女子がいるのは面倒だけど、
それはそれでいい思い出になるかもしれない。
俺は、少し浮かれながら自電車をこいだ。
修学旅行が地獄になるなんて、知るよしもなかったのだから。
少し長くなりました^^
読んで下さった方、ありがとうございますm(_ _m)
- Re: † サツリク ゲーム † ( No.5 )
- 日時: 2010/07/17 10:44
- 名前: 純色 ◆HOQTRh4M66 (ID: 4GQsJGb4)
第二話
「この野郎!」
今のは、この学校のヤンキー。村田の声だ。
い つ も の よ う に、黒宮がいじめられていた。
「だから、もうお金は…」
「あ?俺に逆らうってのか?」
あいつには、先生も手を出せない。
校則違反は当たり前。
毎日喧嘩。万引き。何度も警察にお世話になっている。
「またやられてるよ」
ナベがその風景を見て言った。
「ほんと、かわいそうとか思わないのかなぁ」
亘は呆れたように見ている。
そこに、藤城と余宮が近づいてきた。
「じゃぁ、助けてあげればいいじゃん」
「だって…ねぇ」
結局、俺たちは見ているしかできなかった。
いけないことだとわかっていても、やはり、自分がかわいいのだ。人間は。
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