ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 幸せだったのに・・・3話更新しました^^
- 日時: 2010/07/23 09:25
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
はじめまして☆&こんにちは☆
えっとですね・・・。
小説もまだ完結してないのにこんなの書いてていいのかな〜? ・・・って思いますが新作です!!
前は殺し屋、今も書いてる小説はバンパイアですが、今回はさらに
現実的じゃなくなりますがよろしくおねがいします。
まぁあつかましくルールを作らせていただきました。
☆荒らしはなし!(最低な行為です)
☆中傷もなし!(作者は意外とナイーブなんです)
☆読んだらすぐにコメント!!(まぁ常識ですn(殴)
まぁこれくらいです^^
中傷とアドバイスは違いますよww
アドバイスはどんどん受け付けますので〜♪
・・・〜☆〜お客様〜☆〜・・・
瓦龍さん 遊太さん
・・・〜☆〜お客様〜☆〜・・・
目次
プロローグ>>1
登場人物>>4
第1話>>6
第2話>>7
第3話>>8
Page:1 2
- Re: 幸せだったのに・・・ ( No.4 )
- 日時: 2010/07/19 15:56
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
登場人物
相沢 裕美(あいざわ ゆみ)15歳
可愛くてみんなの人気者。
相沢 明日実(あいざわ あすみ)32歳
裕美のお母さん。綺麗な人で、元モデル。
相沢 啓太(あいざわ けいた)34歳
裕美のお父さん。格好よくて、会社をいくつか経営している。
相沢 琴未(あいざわ ことみ)17歳
裕美のお姉ちゃん。可愛くてしっかり者。成績はいつも学年5位以内。
福原 真乃(ふくはら まの)15歳
裕美の親友。普通よりちょっと可愛い方で愛嬌がある。
木下 沙希(きのした さき)15歳
裕美のクラスメイト。暗い子であまり存在感がない。
- Re: 幸せだったのに・・・ ( No.5 )
- 日時: 2010/07/19 15:59
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
わわわ・・・!
さっそくお客様がっ・・・!
正直かなりびっくりです(@△@;)
瓦龍さん
名前変えたんですね^^
お久です☆
更新頑張ります♪
遊太さん
新作です♪
楽しみにしててください☆
バンパイアもこっちの小説も頑張るのでよろしくお願いします!
更新頑張ります!
- Re: 幸せだったのに・・・ ( No.6 )
- 日時: 2010/07/20 07:17
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
- 参照: 雑談掲示板では「みさき」です☆
第1話
今から7年前・・・相沢裕美、8歳。
誕生日を迎えたばかりの裕美は早速プレゼントに
貰った洋服を着て家中を駆け回っていた。
「こらこら、裕美! こっちにおいで〜」
そう庭から声をかけたのは裕美の姉、琴未。
「キャハハ〜! お姉ちゃん!!」
裕美は琴未のもとへ駆け寄り、抱きついた。
その反動で倒れそうになる琴未。
その光景を幸せそうに見ている母、明日実と父、啓太。
そんな何でもない仲のいい家族の休日。
しかし・・・そんな運命をあっさり変えてしまったのは一通の手紙だった。
ピンポーン・・・ピンポーン・・・
「あら? 誰かしら? お客様?」
そう言いながら明日実は玄関に小走りで急いだ。
この時ドアを開けなければ—・・・
運命はまた変わっていたのかもしれない。
明日実がドアを開けるとそこにはスーツ姿の見覚えのない男性が2人いた。
身なりもきっちりと整えている。
「こちらに、8歳の誕生日を迎えた娘がいると聞いたんだが・・・」
22、23の見た目でなぜかえらそうに話す男に明日実は少し苛立ちを覚えた。
明日実は礼儀がない人は嫌いだからだ。
それでもなんとか苛立ちをおさえ、「そうですが」と刺々しい笑顔で明日実は返事をした。
もしこの時、明日実が苛立って「全く! 礼儀ぐらい正しなさいよ! そんな礼儀の
ない奴に娘がいるとか言える口はありません!」とでも言ってれば・・・
また運命は大きく左右されていたのかもしれない。
「そうですか。ではここは相沢さんの家で間違いないようですね」
男はそう言うと、明日実に“相沢家両親へ"と書かれた封筒を差し出した。
そこには信じられないことが書いてあったのだ。
- Re: 幸せだったのに・・・ ( No.7 )
- 日時: 2010/07/21 09:44
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
- 参照: 雑談掲示板では「みさき」です☆
第2話
「なっ・・・そんな・・・・・・!!」
明日実はそれを見た後、顔を青ざめ、フラフラ走りながら
啓太のもとへと走っていった。
啓太は明日実を見て驚きの表情を見せるものの手紙が原因だと悟り、
すぐに明日実から手紙を取り、それを読んだ。
相沢家
父、啓太 母、明日実様
我が施設〔experiment〕に下記の者を強制送還
することを決定した。
尚、政府はすでに了解済みである。
相沢家 次女 相沢裕美(8)
期間は5年間でその間、
政府より毎月7万の資金が謝金として送られる。
また、5年間の間、必要な教育は
させておきますのでご了承を。
最後に、面会は一切禁止となっておりますので
住所はお知らせしません。
2016年 3月6日
experiment会長 原 雅夫
啓太も明日実と同様、固まった。
愛する娘がよく分からない施設に5年間も送られるのだ。
無理はない。
啓太は何とか冷静を取り戻し、玄関に向かった。
「・・・これは、強制なんでしょうか」
啓太の問いに平然とした態度で答える男。
「手紙にもかいてありますが強制です」
「お金ならいくらでも払います。ですから取り消ししてください」
「残念ですが・・・そんなことはできないのです」
そう言うと一瞬サングラス越しに男が悲しそうな顔をしているように見えた。
「・・・どんな施設なんですか?」
そう聞いたのはいつの間にか玄関にいた明日実だった。
「規則のため、教えることはできませんが、命に問題はありません」
experimentの意味は《実験》・・・。
明日実はそれが気がかりだった。
「政府も了解済みってことは体にも問題ないんですね」
「もちろんです」
「・・・分かりました」
命にも体にも問題は与えない。
それに基本的な教育は受けさせるとのこと。
それに強制・・・もう無駄だと感じた。
「では、お邪魔します」
そう言って2人の男が部屋に入ってきた。
裕美と遊んでいた琴未は唖然としている。
そんな琴未にお母さんは「後でちゃんと話すからね」と琴未を抱きしめ、泣いていた。
そんな母に琴未は何も言えなかった。
男たちは、暴れて言うことを聞かない裕美にクロロホルムを嗅がせて、
車に乗せて去っていった。
- Re: 幸せだったのに・・・2話更新 ( No.8 )
- 日時: 2010/07/23 09:24
- 名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
- 参照: 雑談掲示板では「みさき」です☆
第3話
その5年後—・・・
すっかり大人っぽくなった琴未は裕美を迎えに行くために準備をしていた。
「気をつけるのよ」
「分かってるって」
母とそんな会話をしながら玄関で靴を履く琴未。
季節は秋・・・。
裕美が施設に連れて行かれてちょうど5年がたった。
1週間前に施設から手紙が届いた。
「1週間後の日曜日、身内の方が○○の前に迎えに来ること」と・・・。
それで名乗りを上げたのが姉である琴未だった。
琴未は裕美を迎えにいく途中、この5年間を振り返ってみた。
裕美がいなくなった後・・・
走っていく車をみながら琴未は明日実に何があったのかを聞いた。
明日実は泣きながらすべてを話した。
琴未は小さいながらも状況を理解し、母も悲しいんだと思い、ギュッと抱きしめた。
裕美がいなくなった後、琴未はずっと心に穴が開いた気分だった。
可愛い妹がいなくなったからである。
もちろん琴未は可愛くて人気者だが、学校以外では友達と遊ぶことはせず、
いつもまっすぐ帰宅し、裕美の面倒を見ていた。
さすがにしっかりしている琴未でも、裕美がいない状況には耐えられない。
毎日裕美の部屋を除き、
毎日裕美を思い、
毎日裕美の夢を見てしまっていた。
明日実と啓太はとても悲しそうにその光景を見ているだけだった。
そんなこんなで5年後やっと手紙が届き、3人は大喜び。
裕美を1番思っている琴未に迎えに行かせることになった。
琴未は約束の場所に付き、今か今かと待っていた。
琴未はすっかり可愛く育ち、メイクも上手で、おしゃれでスタイルもよく、
外を歩けば目を引く容姿になった。
この待っている間もジロジロと痛いほどの視線をあび、琴未は疲れていた。
そんな琴未の前に、1台の車が止まった。
あの時の車だ。
車の扉が開き、男が出てくる。
「お久しぶりです・・・琴未さん。すっかり大人っぽく育ちましたね」
男の声を聞いた瞬間、琴未はこの人が裕美を連れて行ったことを確信した。
「では、裕美さんを下ろしますので・・・」
そう言って男は車に乗り込んだ。
そして後ろのドアが開き、女の子が出てくる。
間違いなく5年ぶりに見る愛する妹、裕美だった。
しかし、裕美の目を見た瞬間、琴未はあることに気づく。
「・・・感情が・・・・・・入ってない・・・?」
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