ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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妹を殺したいんです((感想下さいд))
日時: 2010/07/22 20:43
名前: 夢ひつじε ◆NwBwmW8TxU (ID: UcmONG3e)
参照: 雑魚が集まる職員室ノシ

初めまして、こんにちは((д・))ノシ

もう夏休みですね、
毎日パソコンして毎日友達と出かけて毎日宿題です。

この小説は、夏休み明けるまでに完結させたい、
なんて思ったりしております。

まあ、無理なのは自分が一番分かっていますが←
長い目で見てあげてください。
オリキャラも後に募集したかったり(ω)


感想は、来たら嬉し泣きいたします∀

>>1 >>2 >>3

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Re: 妹を殺したいんです((感想下さいд)) ( No.1 )
日時: 2010/07/22 17:26
名前: 夢ひつじε ◆NwBwmW8TxU (ID: 6i18Tf8q)
参照: 雑魚が集まる職員室ノシ

海の近くに建つ、一軒の大きく立派な家。
そこに、私と家族が住んでいる。

そのせいか、

私はたまに、異常なほどに海で泳ぎたくなる。

特に、今日みたいに、
セミがジリジリと鳴き、雲一つない晴れ渡った空の時には。


「ななりん、今日一緒に海行かない?」


授業中の教室、静まり返る教室。
そんな時にも、小声で話しかけてくるうっとおしい奴。

それが、私の隣の席の、女子。


「今授業中だよ?」


にっこりと微笑みながら、私は隣の女子に、

小声でつぶやいた。


すると、その女子は、
何やらすねたようで、ノートに絵を描き始めている。
私は、小さくため息をつくと、

先生が黒板にずらりと書いた方程式を
自分のノートに書き写した。

しばらくして、軽く肩を叩かれる。

振り向くと、隣の女子が私に絵を見せてきた。


どうやら、海で遊んでいる絵のようだ。
それにしても、
驚くほどに絵が上手すぎる。

私は、愛想笑いをすると、
目線をまた、黒板へと向けて、ノートを写し始めた。

Re: 妹を殺したいんです((感想下さいд)) ( No.2 )
日時: 2010/07/22 17:43
名前: 夢ひつじε ◆NwBwmW8TxU (ID: 6i18Tf8q)
参照: 雑魚が集まる職員室ノシ

授業が終わると、
真っ先に私に話しかけてきたのは、
隣に座っている女子だった。

どれだけうっとおしい奴なのだろうか。


「ななりん、無視? 私の事嫌い?」


うん、嫌い。
何て言える訳もない。

私は、少し考えるような仕草をすると、


「嫌いじゃないよ、でもね、授業は集中したいの」


そう答えた。

すると、その女子は何を勘違いしたのか、
顔を輝かせると、
私の手をとって、とびきりの笑顔を見せた。


「じゃあ、海一緒に行けるんだよね!」

「……は?」


私は、少し動揺したが、
冷静に心を落ち着かせた。
どうやったら、そんな考えにたどり着くのか。

この女子の気が知れない。


「楽しみだなー! ななりんと海なんて!」


もう、言い返す気力もない。
どうでもいい、それに、少し海で泳ぎたかったし。
私は、笑顔で、


「うん、じゃあ私の家に来てね」


愛想良さそうに、約束を交わした。

Re: 妹を殺したいんです((感想下さいд)) ( No.3 )
日時: 2010/07/22 20:41
名前: 夢ひつじε ◆NwBwmW8TxU (ID: UcmONG3e)
参照: 雑魚が集まる職員室ノシ

部活も終わり、
夕日が沈む頃に、私は家へと向かう。

一刻も早く家へ帰って、

テレビを見たい、そんな事しか考えられなかった。


だが、そんな考えをぶち壊す奴。
今日海へ行くと約束してしまった、あの女子。
さすがに夕方なので、
絶対に来ないと思っていた。

でも、あいつは違う。

私の家に上がりこんでいた。


「ただい……」


玄関のドアを開けると同時に、
あの女子の顔が目の前に見える。

見間違いだとも思った。

だが、何度目をこすっても、目の前には、
ニタニタと笑っているあの女子の姿が。
私は、軽く舌打ちをしながら、


「来たんだ」


そう、女子に言い放った。
女子は、両手にうきわをかついでいて、
水着姿でいる。

この状態で断るのは、あまりにもかわいそうだ。


「七美、お友達できたのねー」


キッチンの方から、聞きなれた声がする。母だ。
友達な訳がないのに、
そんな事を言われると、イラッと来て仕方がない。


「一時間前くらいから、お邪魔させていただいてましたっ!」


女子は、そう言うと、深くお辞儀をした。


「そっか、今から準備するね」


私は、急いで二階へ上がると、
自分の部屋へ向かった。


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