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ひかりの差す方へ
日時: 2010/07/28 19:22
名前: 優友 (ID: gM9EmB37)

ヾ(☆´・ω・)ゞ──+。'*.゜:。Wёιсοмё+。'*.゜:。──ヾ(・ω・`★)ゞ

2作目です!!
コメントよろしくですっ!!
荒らしはやめてね☆アドバイスなどなど大歓迎


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Re: ひかりの差す方へ ( No.1 )
日時: 2010/07/28 19:24
名前: 優友 (ID: gM9EmB37)

序章 動き出した運命

「ッ、ハァ……ハァ……ハァ……」





夜の暗闇が支配する、深い森の中。





「ハッ、ッハ……ッ……」





荒い息遣いがその森の中に響いている。

草を踏み分けながら走る足音が響いている。

その背後に感じるのは、濃い『影』の気配。

どこまでも執拗に追ってくるかのような、暗く、冷たい空気。

心の奥深くにまで侵蝕する恐怖。

それから逃れるように、ひたすらに走り続ける。

だが、もしも今、冷静でいられたなら——……。

そうであれば、この身を闇に紛れさせ、容易に『影』をやり過ごすことも出来ただろう。

だが、それは出来なかった。

足を止めれば、瞬く間にその『影』に呑み込まれてしまいそうな気がして。

それが恐くてたまらなかった。

その時だ。





「……っ!?」





前が見えないほどの暗闇の中に、一筋の『光』が差し込んできた。

その瞬間、戸惑いのあまりに身を強ばらせる。

それほどまでに、目の前のこの光景は、今までの空気とかけ離れていた。



「…………」



そしていつしか、その『光』を食い入るように見つめていた。

息をするのも忘れる程に。



それにしても不思議な光だ。

まず感じたのは、その温かさ。

神秘的で、柔らかなそれ。

冷たくかじかんだ心を優しく包み込むそれは、まるで母の腕に抱かれているよう。

だから、だろうか。

先ほどまで感じていた恐怖は微塵もない。

逆に、安堵すら覚える。





不意に、ギリギリまで張り詰められていた緊張の糸が、プツリと切れる。

途端に崩れ落ちる体。

慌ただしく駆け寄ってくる足音を聞きながら、静かに意識を手放したのだった。




Re: ひかりの差す方へ ( No.2 )
日時: 2010/07/28 19:25
名前: 優友 (ID: gM9EmB37)

今回はあまり力を入れないのでおもしろくないと思います


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