ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 最後に残るのは指揮者だけ。。
- 日時: 2010/07/31 00:34
- 名前: 由愛 ◆16LG0n3zJs (ID: ib99WOwr)
初めまして。。由愛です。。
初めての小説・・・、、こういう系の話を作るのが好きなので御了承を。。
グロあり、、注意!!
*吹奏楽部を台座にしたお話です。。
ゆっくり見てって下さい。。
*更新は結構、、マイペースです。。
待っててね☆
スタート!!
**登場人物**
・原田 香織(Cl)中2
・和泉 梨乃(E♭Cl)中2
・並木 沙織(Cl)中3
・部長・佐藤 沙由美(A.Sax)中3
・要藤 叶(Perc)中3
・先生・平瀬 美千留
♪随時更新します♪
舞台は、谷丘中学校吹奏楽部
1・2・3年生全員合わせても40人に満たない弱小吹奏楽部。。
今年の夏も無謀な大会にBの部として出ることに。。
が、、しかし事件は
大会1カ月前の演奏会に起こった・・・。。
**第1話**始まり
香織「あー・・・緊張してきた」
梨乃「大丈夫かな??あそこのパッセージ」
沙織「大丈夫!大丈夫!!あれだけ梨乃は練習したじゃん!!できるって!!」
梨乃「並木先輩・・・。」
今は、、市の演奏会の舞台袖。。
なんだか知らないが、、ラストを飾ることになった。。みんな緊張気味だ。。
———気が付いたら、、終わっていた。。
何も意識せず、、気持ちよく演奏した。。
帰りのバスはやっぱり騒がしく、、何も変わらなかった・・・。。
梨乃「香織!!何ぼーっとしてんの!!」
香織「えっ!!ゴメン。。いや・・・なんとなく」
梨乃「大丈夫??今日の演奏会、、よかったよね♪」
香織「う・・・うん。パッセージ・・・できた??」
梨乃「うん!!そーなの!。よかった・・・。
香織も、ソロのオブリガード、、上手かったよ!!」
香織「あ・・・、ありがとう!そろそろだよね。・・・学校。」
梨乃「あ!!あたしパーカス手伝おうかな??荷物持っててくれる??」
香織「あ、、了解。ガンバ!!」
—そして学校に着いた。。
しばらくして、、パーカスも運び終わり、ミーティングに移った。。
部長「ミーティング始めるよ!!全員いるよね??
先生、、お話しお願いします。。」
香織「!!、、あ・・の・・・、並木先輩。。」
沙織「どした??」
香織「あの・・・、梨乃が・・・いないんですが。」
沙織「えっ!!!。」
部長「どうしたの??並木さん」
沙織「・・・、和泉さんが・・・いません。」
部長「え・・・??」
続く・・・。。
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- Re: 最後に残るのは指揮者だけ。。 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/31 00:29
- 名前: 由愛 ◆16LG0n3zJs (ID: ib99WOwr)
**第2話** 嘘でしょ??
部長「え・・・?」
香織「・・・なんで・・・??」
沙織「パーカスー!!梨乃ちゃんって、、手伝ってたよね??」
叶「うん、、手伝ってもらった。。ミーティング始まるって聞いて、早めに出てね・・・って声かけたけど・・・??」
沙織「最後に出たのは・・・叶??」
叶「うん、、そのはず・・・」
先生「さっき、、音楽室の廊下見てきたけど、、居なかったわよ??」
部長「んじゃ、、トイレかな??原田さん、、ミーティングの内容、、和泉さんに教えといてもらっていい??」
香織「はい・・・。」
—何かが胸につっかえてた。。
すごく心に暗雲が立ち込める・・・この、、モヤモヤとした気持ち・・・。
梨乃・・・なんで来ないの!?
ミーティングはとうとう終わってしまった。。
トイレのわりには長く、、帰ってくる気配すらない。
その前に、校舎の中に人が居るとは思えない。。
でも梨乃のバッグはある・・・。
香織「並木先輩!!私・・・、校舎の中探してきます。」
沙織「あ、、私も行くよ!!1人で校舎って怖くない??。」
香織「はい・・・、じゃあ、お願いします。」
沙織「んじゃ、、音楽室前、見に行こうか!!」
薄暗くなった外の景色・・・。もはや校舎の中はほとんど暗く、前がよく見えない状況だった。
隣にいる、並木先輩の顔すら見えなかった。ただ、、声や息遣いが、存在を示していた。。
沙織「あれ・・・??音楽室前の廊下・・・誰かいない??」
音楽室につながる4階の階段を登り終えた時、並木先輩が口を開く。。
私は、全身が凍りつくような思いだった。
暗くて、怖くて、このなんともいえぬ蒸し暑さが嫌いだった。。
ただただ、立っているだけでも、汗はにじみ出てくる・・・。ベタベタするな・・・。
沙織「誰だろう・・・??倒れてなぁい??」
並木先輩は恐る恐る近づく。私はその後ろをたどる。
香織「こんなに蒸し暑い中にいたら熱中症にでも・・・。」
沙織「きゃぁっっっ!!!!!!!!!」
香織「並木先輩っ!?」
沙織「梨乃・・・??梨乃・・・!?梨乃・・・!!」
香織「梨乃!!!!!!!」
私たちの目の前には・・・・
数十分前とは変わり果てた姿の梨乃が居た・・・・。。
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