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LEVEL7
日時: 2010/07/29 18:51
名前: いっちー (ID: wX2LZ/jV)
参照: http://www.level7.co.jp

まあ見てやってください。

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Re: LEVEL7 ( No.1 )
日時: 2010/07/29 19:01
名前: いっちー (ID: wX2LZ/jV)

プロローグ
 
「聞いてくれ僕は、あと一分で消えてしまう、だから最後に言わせてくれ…君がこのゲームに勝ってお父さんとお母さんに必ず会うんだ!約束だよ」
「消えちゃ、いやだ、消えないで!」
「もう無理なんだ、分かってくれ」
「いやだ、ずっと一緒にいて」
「残念だけどもう時間だ、何があってもくじけちゃ駄目だ」
「消えないで、いやだ」
ゆうの体は、スゥっと透き通っていき、だんだん見えなくなった。
さきはその場に崩れ落ちた。
「どうして」
彼のいない世界など世界ではない、目の前がだんだん灰色に染まって行くのだった。

Re: LEVEL7 ( No.2 )
日時: 2010/07/29 19:23
名前: いっちー (ID: wX2LZ/jV)

レベルⅠ〜Ⅰ
一週間前…
ハッ!遅刻
「うあぁああ大変だああ」
布団が吹っ飛んだとはまさにこの事、友は階段をすごい勢いで下りていった。
「お母さんどうして起こしてくれなかったの!」
あれ?
「お母さん?どこにいるの」
朝ごはんも用意されてない、おかしい、いつもなら最低でも食パンとバター位は用意されているはず。
「お父さん、お母さん!」
あれ、あれ?
そうだ外にいるかもしれない。
「お父さん!お母さん」
反応は無い。
あれ…あれ、あれ!
とりあえず朝ごはんを食べている暇は無い、早く学校へ行かなければ。
「いってきまーす」
誰もいないが一応言っておく
「あぁ遅刻間違いなしだぁ」
五分後
友は学校に着いたがすぐ異変に気づく、何で全員、校庭にいるのか、いつもならこの時間は、読書か自主勉強をしている頃なのだ。
「何かあったのか?」
「先生達がいないんだ!」
そう答えたのは、親友のリオだった。
「そんなはず無いだろ」
「職員室を覗いても誰もいないんだ、お父さんとお母さんもいなかったし一体どうなってるんだ」
「お前も父さんと母さんがいなかったのか!」
「やっぱり友君もお父さんとお母さんがいなかったの!」
「ああ」
「ここにいる全員がお父さんとお母さんがいなくなったって言ってた」
「それは明らかにおかしいぞ」
「つまり大人たちが皆消えたんだ」
「そんな馬鹿な」
「とりあえず僕の家に来ないか?話したい事が山ほどあるんだ」
「そうだな」
友は、ひとまずリオの家に行くことにした。

Re: LEVEL7 ( No.3 )
日時: 2010/08/02 10:27
名前: いっちー (ID: wX2LZ/jV)

リオのうちは学校からかなり近い、学校から三十歩位だった
「やっぱリオん家は、近いなぁ、もう着いちゃった」
「そうだね」
家のドアには、鍵がかかっていた。
「リオ、鍵あけてくれ」
「鍵?かけてないはずだよ」
「でも開かなかった」
「そんな!」
ガチャガチャ
「なんで」
その時だった。
「お兄ちゃん?どうしたの」
「咲!家の鍵持ってないか?」
「持ってるけど、お兄ちゃんまたかぎ忘れたの?」
「あ…えっと、その」
「言い訳はいいわ」
「あ、ああ」
「と、とにかく早く家に入ろう」
「そういえばリオの家入るの初めてだな」
「そうだっけ」


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