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王様と道化師
日時: 2010/08/01 21:15
名前: さまし (ID: Q07cKU1O)

初めまして。

かなりの駄文ですが読んでくれたら幸せです^ω^

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Re: 王様と道化師 ( No.1 )
日時: 2010/08/01 21:22
名前: さまし (ID: Q07cKU1O)

〜登場人物設定〜


王様・・・ 名前 オリガー

    年齢 30歳

     
道化師・・・ 名前 不明

      年齢 不明



↑不明だったら書かなくって良かったですね・ω・

Re: 王様と道化師 ( No.2 )
日時: 2010/08/02 21:18
名前: さまし (ID: Q07cKU1O)



〜プロローグ〜


 宮廷にいる道化師は、自分の主人や周囲の者を楽し

ませることが仕事だ。

 彼らは小人症などの肉体的障害を持っていることが

多く、笑い物としての対象とされていた。

 だが、君主に向かって自由にものを言うことのでき

る唯一の存在でもあった。

Re: 王様と道化師 ( No.3 )
日時: 2010/08/05 19:51
名前: さまし (ID: Q07cKU1O)

 〜第1幕〜


「余は道化は好かん。」

 
 これは僕が陛下に始めて会った時に言われた言葉。

 呼ばれて来たのに気に入らないなんて言われたら、

はっきり言ってすごく困る。

「なんでですか? 僕が居ると、おもしろいです

よ?」

 僕はすごく気になって、何回も陛下に聞いた。

 たいていの人は僕を笑い者にするために、わざわざ

高値で買ったりもする。なのにこの王は欲しがらない

のは、なんでだろうって思ったんだ。
 
 そしたら陛下は、こう答えた。


「他人に笑われて、辛くはないのか?」




 初めて言われた言葉だった。



 なんて生ぬるいんだろう、辛いかって?

 一度もそんなこと思ったこと無いのに。

 

 だから僕は思わず笑っちゃったんだ。

 宮廷中の人達の前で、王を笑ったんだよ?

 僕だからできるんだけどね。


 そして僕は王の前に跪いた。手をとって、誓いのキ

スをして。

 そして呆然としてる王に、近くにあった卵を投げつ

けた。


 以前僕がそうされたみたいに。


 


 これが僕と王様のはじめての出会い。

 この時僕は、この王との出会いを心から喜んでいた

から、この出会いがいずれ不運を招くことになるなん

て思いもしなかった。 


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