ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ソレイユ オリキャラ募集です
- 日時: 2010/08/02 11:22
- 名前: 國 ◆QqphIUAC6c (ID: 35AN48Qe)
小説を書いていこうと思います!
お暇なら読んでいってあげて下さい。
あと、最初に登場人物とか軽いストーリーを
書くと台本みたいになる
って言われたんで
登場人物なんかは書かないでやって
いきたいと思いまs((タヒ
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- Re: ソレイユ 〜太陽〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/02 09:29
- 名前: 國 ◆QqphIUAC6c (ID: 35AN48Qe)
お人形さん、今日はなにをする??
お歌を唄う??踊りをする??それとも
キャンディと紅茶でお茶会をする??
あぁ。紅茶は無くなっちゃったわね。
そうね。じゃあ、お歌を唄いましょう。
「Where are my eyes? Where is my lip?
Why is here a place…cold darkness here?
There are children playing…In a mirror…
Laughter does not leaue…Under the labyrinth
Red biood gets my…Body wet and…Who is killing me?
Where is my hair? Where is my foot?
Why is here a place…
…Cold darkness here?
Want to feel warmth…
…Of skin gets wet as…
Hauing got
Wet and Rain.
And who is killing me?」
その少女の声は、マイルームと称された
研究室に響き渡り、そのうち部屋からその
声は漏れ、廊下に響き渡る……。
が、誰一人廊下にはいない。
ただ殺風景なアスファルトで出来た
壁と床に声が反響していた——…。
- Re: ソレイユ 〜太陽〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/02 09:44
- 名前: 國 ◆QqphIUAC6c (ID: 35AN48Qe)
「…ハァ〜。疲れたぁ〜」
少女の管理を担当している
ウィーラは溜息をついた。
数年前、殺戮兵器がとある屋敷に
住みついているという噂を聞いて
その屋敷を訪れた———…。
その屋敷は『屋敷』というには
あまりにも大きく、『古城』という建物を
連想させられた。
その屋敷の中にはゴスロリを
来て人形と一緒にスヤスヤと寝息を
立てている少女一人が住んでいた。
「この子が殺戮兵器??」
一瞬疑問に思ったがすぐに自分の師アーリィの
言葉を思い出す。
<<いいか。相手がどんなものでも油断はするな>>
まだ何もできない、実家から出てきたばかりの
俺に全てを教えてくれた我が師。
本当に感謝している——…
そして俺はこの少女を研究所に招いた。
少女の金色の髪は美しい。
そして幼い身体には似合わない大人びた
目をしていた。整った顔立ち——。
真赤に充血したように紅い眼球。
幼い体つき。この少女は何者なんだろう??
殺戮兵器だったらこんなところに閉じ込めていたら暴れ出すのでは??
じゃあ少女は何だったんだ??
殺戮兵器じゃないとして幼い少女が一人で屋敷に住むなんて不可能だ。
一体何なんだ……。
少女は名前すら自分に教えてくれない。
イッタイアノコハナンナンダ————
- Re: ソレイユ 〜太陽〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/02 11:06
- 名前: 國 ◆QqphIUAC6c (ID: 35AN48Qe)
お人形さん、お人形さん。
どうして私を無視するの??
お人形さん、お人形さん。
どうして何も言わないの??
お人形さん、お人形さん。
私のこと、嫌いになったの??
お人形さん、お人形さん。
私もお人形さんを嫌いになってもいいの??
お人形さんお人形さんお人形さんお人形さんお人形さんお人形さんお人形さんおニん形さんオ人形さんお人形サンおにんぎょうさんおにんギョうさんオニンギョウサンオニンギョウ…サン??
お人形さんの首を絞めてもお人形さんは
笑ってる。
お人形さんの目をほじくり出してもお人形さんは
笑ってる。
お人形さんの四肢をもいでもお人形さんは
笑ってる。
ナンデ…ナンデナンデナンデ??
私が泣いているのに…なんでお人形さんは
笑っているの……??
- Re: ソレイユ オリキャラ募集です ( No.5 )
- 日時: 2010/08/02 11:22
- 名前: 國 ◆QqphIUAC6c (ID: 35AN48Qe)
「あぁあああぁぁああぁ゛!!!!!!」
凄まじい咆哮がウィーラの耳に飛び込む。
しかもそれはウィーラが管理している少女の
研究所からだ。
「?!なんだ?!」
すぐに座っていた椅子から飛び降りて
少女の部屋へと急ぐ。
嫌な汗が身体中から滲み出てくる。
「———…」
恐い。恐怖心が身を包む。
当たり前かも知れない。
少女は殺戮兵器の可能性があるのだ。
だとしたらドアを開けた瞬間に俺は
殺されるんじゃないか??
それでドアから外に出て
この研究施設の人々を皆殺しに
するんじゃないのか??
いや…もっと悪化するかもしれない。
研究施設にいる人間を全員殺した後は
街に出て———…
そんな事を考えているのにも関わらず自分が
少女の部屋に辿りついてしまった事が
滑稽に思えた。
「…どうした?!大丈夫か??」
声をドア越しにかけた瞬間だ。
『キッ…キキイイィィイイィィイイィィッ』
金属製の重いドアが悲鳴を
上げているようにミシミシと
動いているのが分かった
「え——??」
その瞬間だ。爆音に近い音が
俺の耳に届き、息をする間もなく
少女が部屋から出てきた。
その少女は眼球が飛び出して
四肢がもぎ取られている
みすぼらしい人形を手に持っていた。
「許さない……ッ」
低い声がしたと思った瞬間
喉がカァッと熱くなった。
「あ゛っ」
声が上手く出ない。
そして俺は気が付いた。
喉元で何か黒い物体が蠢いていると。
それは俺の首に纏わりついて離れない。
「う゛っあ゛」
そして俺は状況を読み込めないまま静かに目を閉じた。
- Re: ソレイユ オリキャラ募集です ( No.6 )
- 日時: 2010/08/07 14:42
- 名前: 國 ◆QqphIUAC6c (ID: 35AN48Qe)
———その場所は…地獄そのものだった。
一人の可愛らしい少女が無感情な目をして
次々と人の命を奪っていく。
グチョッ
耳をふさぎたくなる音……。
少女は男の腹に向かって思いっきり鞭を打った。
何十回…何百回もうたれているのだろうか??
男の腹部は肌が擦り剥けピンクの筋肉と脂肪が
見える…。
「……ッお人形さんを…いじめたのはお前かぁ!!」
怒りに顔を歪ませている少女の
元でさっきまで尋常ではない痛みに咆哮をあげていた
男は意識がなくなっている。
「…お人形さんを…・……・ッ」
男の息の根が止まったのか少女は
どこかに歩いて行ってしまった。
…拙い……。どうしてこんな事になったんだ??
誰か…誰か助けてくれ…ッ
今まで体験したことの無い恐怖…。
それは、死の恐怖だった…。
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