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memory of future 〜未来の記憶〜
日時: 2010/08/03 19:01
名前: ETU (ID: lqhOUyMm)

あ、クリックいただき誠にありがとうございます。

えっとはじめまして。
ETUと申します。

なんか読みづらい、つか文章長っ!!

みたいな小説になってると思います・・

けど最後まで読んでいただけると嬉しいです!

ってなわけで、

がんばっていきたいと思います。

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Re: memory of future 〜未来の記憶〜 ( No.1 )
日時: 2010/08/03 19:43
名前: ETU (ID: lqhOUyMm)

第0話 プロローグ

Yシャツの白が、暗闇の中、かすかに明るんでいる。
月の光に、照らされいる。
1人の男が、そこにたっていた。

緑のさくに囲まれた、殺風景な汚れた白い建物。
その端にぽつんと、
1人の男が、立っていた。
壁にむかって。

辺りは、静寂につつまれている。
男の時計の針が、深夜1時をしめしていた。

あと数時間もすれば、月をおしのけるように、陽が昇ってくる。
同時に、今の沈黙も、腐るように、ざわめく生徒たちの雑音にかわる。

そしてまた次の日のこの時間に、
この抜け殻のような校舎は、静寂につつまれるのだ。

そのとき、あたりが沈黙につつまれていなかったら、
それは聞こえなかったかもしれない。
それくらい小さな声で、1人の男は、静かにつぶやいた。
「入口はここで、・・・決まりだ。」
無論、その男の言葉を聞いた者は1人もいない。
仮にもしいたとしても、何を意味するのか理解できるものは、1人もいないだろう。

Re: memory of future 〜未来の記憶〜 ( No.2 )
日時: 2010/08/03 20:00
名前: ETU (ID: lqhOUyMm)


プロローグ・2

やがて男は静かに、校門へと歩き出した。

ふいに、月の光が男を照らす。
白いYシャツと、薄生地のチェックのズボンがはっきりとみえた。
どこかの制服のようだ。この学校の生徒なのだろうか。

そもそもなぜこの男はこんな時間に、だれもいない校舎の壁の前で立ち尽くしていたのか。
分からない。すべてが謎である。


しかし
くしくもその後、この男と、この壁が、全ての発端となることは、まだ誰も知らない。

この男を除いて。


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