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七色の精霊
日時: 2010/08/06 16:51
名前: 夏輝 ◆qI7CDpFQyQ (ID: gM9EmB37)

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★、ご挨拶

こんちわ!!夏輝ですっ☆
小説久しぶりなんで緊張します、、
下手かも知れませんが・・・
是非是非、よんでみてください!!

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★、もくじ
プロローグ >>1
第一話 >>2

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★、お客様



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荒らしはやめてね♪

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Re: 七色の精霊 ( No.1 )
日時: 2010/08/05 20:54
名前: 夏輝 ◆qI7CDpFQyQ (ID: gM9EmB37)

 プロローグ

この世界<ウォルス>には、様々なものがある。魔法・精霊・亜人などそれこそ説明しきれないほどに。

 そして、この世界には三つの国がある。
鍛治や宝石の装飾などで栄えている国、<メテオルド>
政治と法、様々な技術に秀でた国、<アクオルマ>
そして、自然を尊び食料品の生産で有名な<ウィルマーズ>
それぞれの国には属性があり<メテオルド>は火、<アクオルマ>は水、<ウィルマーズ>は風を司っている。
 さらには、世界中に精霊と呼ばれる通常の人には見ることの出来ない者もいて、精霊は世界の至る所にいる。
精霊に愛された者のことは神子と呼び、世界に数人しか居ないとされる。
神子は精霊を見る事ができ、さらに力を借りて魔法よりも強力な精霊魔法を使う事が出来る。
 これは、<ウィルマーズ>に住む貴族の娘、そして数少ない神子でもあるユルニス・メルドールの激動の冒険と世界を巡る様々な者達の物語・・・

Re: 七色の精霊 ( No.2 )
日時: 2010/08/06 16:50
名前: 夏輝 ◆qI7CDpFQyQ (ID: gM9EmB37)

第一話 ユルニス・メルドール
「ユニ〜!何処にいるの〜!?」
「うふふふふ・・・」
 ここは<ウィルマーズ>、メルドール家(庭にある草むらの中)ユニという愛称で呼ばれるユルニス・メルドールは只今絶賛逃亡中。ユニは貴族の娘なのでピアノやダンス裁縫など様々な事を習わされているのである。勿論それに甘んじて応じるようなユニではない!今日こそは絶対に逃げ切ってみせる!そう心に刻むユニなのでした。そう思っていても今まで一日中逃げ切れた事など一度も無いのだが・・・今まで屋敷(それもとてつもない豪邸)の屋根裏やベッドの下酷い時には父親の書斎に匿って貰ったりした(父親、否この屋敷内の基本全ての人間はユニに甘いのである。)
 しかし、何事にも例外は付き物でありこの場合にも当てはまるのである。
「お嬢様・・・こんな所にいらっしゃったのですね?」
う、後ろから恐ろしい気配がする・・・い、嫌・・・後ろを振り向きたくない・・・
「怒らないから。そのままゆっくり後ろへ振り向きなさい・・・」
ギ・ギ・ギといいそうな感じで後ろを振り向くとそこには・・・(ま、魔王降臨・・・)
何だか黒いオーラが全身から漏れ出している彼女付きの使用人。
「リ、リヒター・・・元気そうだね?」
「えぇ、おかげさまでとっても元気ですよ?お・嬢・様?」
「へぇー、それは良かった!じゃあ、私はお勉強でもしてこようかな?」
「お待ちなさい。お勉強の前にしなければならない事があるでしょう?」
「何にもすることは無いと思うけど・・・?」
「ほぅ・・・誰がそのような事を言ったのでしょうね・・・昼過ぎからはダンスのレッスンがあるからダンスホールに来なさいと言ってあったはずなのですがねぇ?」
「そ、それは・・・」
「仕方ないですね三日間、お菓子とデザートは禁止です。」
「嫌ぁーーーー!!」





 暫くして、自室のベッドの上で精霊達に慰められていた。
『姫様?元気出して?』
「うぅ・・・ぐすっ・・・うえーん」
『姫、あやつの事は昔から好かんかったのだ。燃やすか?』
『あら?それはいくらなんでもダメよ?姫様もっと酷い状態になっちゃうわよ?』
『姫様は優しいからね?』
『しかし、最近頻度が高くないか?』
『『『確かに・・・』』』




 さらに暫くの後に・・・いつの間にかベッドの脇にリヒターが立っていた
「いつまで泣いているのですか・・・?」
「?・・・ぐすっ」
大の甘い物好きであるユニにとってお菓子やデザートを抜かれると言う事は拷問に等しい。
「罰は今日だけにしてあげますからもう泣き止みなさい。」
「ぐすっ・・・ほんとに?」
「えぇ」
「やったぁ!ありがとうリヒター大好き」
そう言いながらユニはリヒターにぎゅっと抱きついた。
『見事な飴と鞭』
『『『・・・はぁ』』』








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