柳丘中学校裏サイト　〜誰かの知らない闇(ところ)で〜 | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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柳丘中学校裏サイト　〜誰かの知らない闇(ところ)で〜: 日時： 2010/08/08 18:19; 名前：絢釣堂瑠（ID: z070pZ.J）; 参照：読み：アヤツリドウル; ■プロローグ

篠田市立柳丘中学校
普通の中学校。
どちらかといえば平凡で地味な田舎の学校

しかし、問題は起きた。

■登場人物

　竹井誠　中学2年生　2組
　耳の聞こえない男の子

　津軽隆史　中学2年生　2組
　元気溌剌とした運動神経のいい男の子

　川辺すばる　中学2年生　2組
　貧乏で地味ないじめられっ子

　東條詩織　中学2年生　2組
　サバサバしたお金持ちの女の子

　東谷志保　中学2年生　2組
　学級委員でしっかり者

　佐倉恵理　中学2年生　2組
　可愛くて優しくて男女から人気がある

　紺野達弥　中学2年生　2組
　無口でカッコイイ。モテる

　白井先生　2組の担任
　元気のいい男の先生　27歳

　門滝智志　中学2年生　2組
　津軽の親友で元気でいつもうるさい

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Re: 柳丘中学校裏サイト　〜誰かの知らない闇(ところ)で〜 ( No.1 ): 日時： 2010/08/08 14:23; 名前：絢釣堂瑠（ID: z070pZ.J）; 参照：読み：アヤツリドウル; 01

放課後になると先生は教室から出て行って職員室に向かう。
「バイバイ」の言葉が飛び交う中で悲鳴が聞こえた。

「キャー!!・・・・」

それは、教室の掃除棚を開けた詩織の声だった。
両手で目を隠してしゃがみこんだ。

「どうしたの・・・??」

数人の男女が駆け寄ると、中には多量の血が散っていた。

「・・・?!詩織、大丈夫?ケガしたの??」

詩織は首を横にふった。
見る限り、体に傷はない。
一体誰の血なのか・・・
教室に残っている生徒の体にも傷は見えずザワザワしていた。

「皆大丈夫なのかよ。けがとかしてぇだろーな」

津軽も周りを見渡して皆に声をかけたが、大丈夫という言葉しか聞こえなかった。
という事はさっき帰ったクラスメイト。
普通、このぐらい血が出るほどのケガをしたら痛くて帰れるはずもない・・・。
　色々考えながら職員室の先生に報告し血の処理をした。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　事件は翌日に——・・・。

Re: 柳丘中学校裏サイト　〜誰かの知らない闇(ところ)で〜 ( No.2 ): 日時： 2010/08/08 14:33; 名前：シュルル（ID: saz7BosX）; 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode; 面白そうな小説ですね・・・

応援してます

いったい血の持ち主とは・・・

Re: 柳丘中学校裏サイト　〜誰かの知らない闇(ところ)で〜 ( No.3 ): 日時： 2010/08/08 14:34; 名前：絢釣堂瑠（ID: z070pZ.J）; 参照：読み：アヤツリドウル; 02

翌日の朝、白井先生が昨日の事を話した。
「何か心当たりのある人は名乗り出なさい。以上。」

その言葉で朝の会が終り、皆は席を立った。
1時間目は理科。理科室での実験。
私は最後に教室の戸締りをしていた。

「・・・何だろう。これ」

友達の恵理ちゃんが一枚の紙を拾った。
そこには[ヤナサイ]の4文字とたくさんの小文字や記号が書いてあった。

「・・・何それ・・・」
「分かんない。ここに落ちてたの」
「捨ててもいいかな?」
「いいんじゃない?」

そういえば、落ちていた場所は昨日の血液が散らばっていた場所の近くだった。

「・・・志保ちゃん、」
「どうしたの恵理ちゃん」
「学級委員に言っておきたい事があって・・・」
「ん?どうしたの??」
「最近、クラスの雰囲気がギトギトしてるっていうか
　なんだか怖いの。ものすごく。
　嫌な予感がするみたいな。」

理科室へ行く途中での会話をしていた。
嫌な予感・・・・　的中しないで欲しいけど・・・・・。