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~Kerberos~ ケルベロス
日時: 2010/08/10 15:33
名前: ゆうしゃ ◆UA.G3hVzlY (ID: AFVnreeh)
参照: おお ゆうしゃよ しんでしまうとは なさけない

はじめまして。ゆうしゃです。

小説を書くのは初めてなので、とてもへたくそです。
では、どうか生暖かい目で見守ってください。

読んでくれたらコメント残してくださるとうれしいです。


・流血シーンがあります。
・批評は受け付けています。
・残念ながら荒らしは受け付けておりません。

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Re: ~Kerberos~ ケルベロス ( No.1 )
日時: 2010/08/10 15:17
名前: ゆうしゃ ◆UA.G3hVzlY (ID: AFVnreeh)
参照: おお ゆうしゃよ しんでしまうとは なさけない

プロローグ ケルベロスの墓

——おじさん! あの話してっ!

——うん。いいよ。君たちも好きだよね。

——はーやーくー!

——はいはい。
  あれは、今から十年前のことだったかな……


 それは、霧の深い日だった。
そのころ、僕はまだ十二歳だったかな? 僕の暮らしていた場所では、霧の深い日には家から離れちゃ駄目だったんだ。
『だめ!』と言われたら、当然行きたくなる。
僕は一人で、こっそり外に出かけたんだ。
しばらく歩いていると、お墓が見えてね……
気になって近づいてみると、急に霧がはれたんだ。


——急に周りのものがなくなったら、キミたちもびっくりするよね。

——うん!

だから、僕は逃げ出した。まっすぐ、まっすぐね。
でも、いくらまっすぐ走っても、あのお墓の場所にたどり着く。

同じことを三回くらい繰り返したころかな。
お墓が急に光り始めたんだ。

その光に引き寄せられるように僕は歩いていった。
歩いていって、お墓の前に着いた時、僕は光に手を当てたんだ。すると、僕の目の前が暗くなって、気づけば景色が変わって、僕の手には、トライデントのような武器が握られていたんだ。

——まあ、それが……

——おじさん、なーに?

——なんでもないよ。

——おーしーえーてー

——秘密っ!

Re: ~Kerberos~ ケルベロス ( No.2 )
日時: 2010/08/10 15:24
名前: ゆうしゃ ◆UA.G3hVzlY (ID: AFVnreeh)
参照: おお ゆうしゃよ しんでしまうとは なさけない

プロローグ 補足


みなさんお分かりでしょうが、あの「おじさん」こそが主人公です。

おじさんは、いままであの話の全てを子供に話してはいませんでした。

だから、おじさんの言いかけた「それが……」の続きがわからなかったのです。


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