ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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【初】火の狐、草原
日時: 2010/08/11 16:05
名前: へるつ (ID: nbzMXegi)

初投稿です。へるつと申します
今回私がブログで書いている小説を載せたいと思います

妖怪がモチーフですが後からすごい脱線で冒険?の方に
入ってしまいそうな状況です、
現在その脱線域を修正して立て直し中

それ以外の場所をちと公開いたします

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Re: 【初】火の狐、草原 ( No.1 )
日時: 2010/08/11 16:08
名前: へるつ (ID: nbzMXegi)

〜プロローグ〜

火の狐(火狐)が今いる草原は、酷く荒れていた。
草は伸び伸びと空に向かい育ち続ける。
草の根元には人が捨てたゴミが散乱している。

火狐は大抵は大きな草原の中で生活をしている。
外は草に隠れてよく見えない。
だから火狐はこの草原を選んだ。

外から火狐の姿は見えにくい。
火狐は炎によって生活をする。
「身に纏っている炎が消えてしまうと一生は終わる…。」
それが 火 の 狐 。
草原の草は緑、火狐は火によって生きているので、目立つのではないか…
普通ならそう思われる。

火狐は狐。化ける事はできる。

火狐は夜になると草原を飛び出して道を歩き回る。
火狐だけと言わず数ある妖怪も外へ出て歩き回ったり大騒ぎをする事だってある。
中には火狐達、妖怪で宴会を開くことも。
火狐は狐であるから、人からは嫌われる。
狐なだけに、荒らしに来たのかと思われて銃で撃たれそうになったこともある。
昼間に少し頭を出すだけで通りがかりの人は大騒ぎをして、そこで人だかりが絶えない。

火狐は化けることが出来るので、人に化けて一時しのぎするが、その技術は実に劣っている。。




火狐「ここ田舎町でよかった…畑はあるから芋とかとれるし、木が多いから隠れ場所もある。
『あ、いた…
火狐「誰?
『私です。相談があって…
火狐「何?昼間のことはやめてよ大騒ぎとか人だかりとか嫌いだからさ…逃れることはできるけど。
『いや、そうじゃなく…話すと長くなるんですけど…

Re: 【初】火の狐、草原 ( No.2 )
日時: 2010/08/12 16:19
名前: へるつ (ID: nbzMXegi)

〜小説本編〜

『あの…。私達のことなんですけど。


「人が死んだときに天国か地獄に行くかを決めるのには…。 
まず天国に必死で逃げる。下から真っ赤な鬼が追ってくるので、逃げないと地獄に連れて行かれる。 
ようやく天国についても 鬼に足を引っ張られちぎれていたら、天国には入れない。
つまり、幽霊となり人間界で一生暮らす。
幽霊には足がないから…。
綺麗なままの魂ではないと天国も入れない、地獄にも行けない。 こうして幽霊は生まれる。
鬼はものすごい早さで追ってくるので8割は捕まって幽霊になってしまうという」

なんか人が、そういう話をしていました。

火狐「本当に?何か勝手に想像して…本当はもっときついのに、知らないんだ…。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

火狐「腹減ったな…芋でもとりに行こうかな

いつものように火狐は芋を掘りやすいように人に化けて芋を掘り出した。
周りの人は荒らされた跡を見て、「誰かがやった」「動物じゃない」と言い出す。
火狐「信じられたら大騒ぎになるが…誰にも気にしてもらえないのも嫌だな…。
それから火狐は本当に悪戯を始めた。
同じように思った狐も多数居るようだ。

Re: 【初】火の狐、草原 ( No.3 )
日時: 2010/08/12 16:20
名前: へるつ (ID: nbzMXegi)

やっぱりいろんな人からの評判が全く無いからね…。
コメントされないのも当たり前か…。


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