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もう比べないでよ!
日時: 2010/08/15 11:15
名前: 亜理沙 ◆pVjNwosB3w (ID: 7RTRTcJo)

はいはい初作品DA((お黙り☆

ヘイヘーイ、ルールいっきまーs((黙ろうか^^

荒らし、中傷は回れ右で!

 ・・・以上DEATH((お黙り☆

 はい、登場人物から紹介しましょうか((きりかえ早!

葛木ほなみ/カツラギホナミ

卍琴奈の妹。 琴奈とは反対で、何をしても失敗する。
ほなみの姉・琴奈は何をしても成功して
両親に褒められているので、嫉妬している。

葛木琴奈/カツラギコトナ

卍ほなみの姉、運動神経◎、成績優秀、クラスでも人気。
幼い頃から両親の愛情を一身に受けて育った。

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Re: もう比べないでよ! ( No.1 )
日時: 2010/08/15 11:39
名前: 亜理沙 ◆pVjNwosB3w (ID: 7RTRTcJo)

卍1

「本当、偉いわね〜。 琴奈」

「ああ、なんていい子なんだ。 琴奈」

「おばあちゃんもこんな孫ができて嬉しいよ、琴奈」

「ご褒美に何か買ってあげよう、何がいい? 琴奈」

 お父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃん・・・ほなみも見て、褒めてよ。

お姉ちゃんだけなの・・・・・・? ねぇ、私は・・・?

「本当に? おじいちゃん、いいの!?」

「いいよいいよ、琴奈は家の自慢の孫だからね。


                           じいちゃんのたった一人の孫なんだよ」

「おじいちゃん? どうして“たった一人”なの? ほ「本当? やったぁ!」

「ほらほら、明日行くなら早く寝なさい、ね?」

「うん! おやすみぃ〜」

  バタン。

「・・・・・・お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・
おじいちゃんがね、ほなみは孫じゃないっていうの・・・なんでなの?」

「・・・・・・は? アンタって本当・・・馬鹿ね」

「なんで? ほなみだって頑張ってるんだよ?」

「皆が私を可愛がる理由・・・なんだと思う?」

  そう言われたら、なんだか心がチクッとした。

 ほなみだって、それは分かってるよ、でも・・・

「・・・・・・わかんない。  わかんないよ」

「フフッ


   だからお前は馬鹿なんだよ。

  いい? この家では全てが頭脳、成績なのよ」

「でもっ! ほなみだって、一生懸命だもん!

 でも・・・ どんな汚い手を使ってでも

              可愛がられ・・・たい」

「一生懸命・・・ねぇ。

      バ ッ カ み た い 

そんな奇麗事だけ並べたって無駄よ無駄!」

「お・・・姉ちゃん?」

「そんな馬鹿な妹・ほなみに」


       「私が特別にいい事を教えてあげるわ」



「皆から可愛がられたいのでしょう?」


          「そのためには手段は選ばないのでしょう?」




「この紙に」

「?」

「テストの範囲、ココに書くの」

「————待ってよ! じゃあソレって・・・」
                    頭
「いいえ、私の実力よ。   ただ、ココを使ったのよ?」

「最低だよ・・・・・・お姉ちゃん・・・見損なった」

「あら? 私は“賢い”のだから、もっと褒めてもらいたいわね?」

「————————・・・・・・の?」


「何? 気になっちゃう?」

「本当にそれで・・・可愛がられる?」

「ええ、勿論。 おかげで私はこの通り♪」

 いいよね? 一回だけなら・・・・・・止められるもん。


      「それ、ほなみにも教えて。」


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