ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 紅い瞳の双子
- 日時: 2010/08/18 19:04
- 名前: 狂魔紅咲 (ID: VnmAEQod)
■前書き
初めまして、小説書きは全く持って初めての狂魔紅咲です。
どんな小説になるのか…よく分かってないのですけども、
頑張りたいと思います。
ちなみに私の本性はもっとテンションが高くキチガイに近いです。
■注意
・文章が下手です。ある意味やばい。
・キャラの設定がきまぐれにより変わるかもしれません。
・誤字脱字多め。でも大体分からない漢字は平仮名書き。
・私の日本語自体が変です。
・不定期更新。
・注意してないと話が思いっきり逸れていく。
・大抵グダグダした展開か妙に早過ぎる展開になります。
・最 後 バ ッ ド エ ン ド 。
多いですね………
まあok!という方は生暖かい目で見守って下さい。
■目次
●本編
序章 奪われた幸せ 訪れる悪夢 >>2
一章 紅い瞳の双子・上
二章 紅い瞳の双子・下
三章 壊れた時計と 笑い声
四章 甘く とろける兄妹
五章 雨ならば 傘をさしましょう
六章 色
終章 奪う幸せ 訪れる快楽
●キャラ設定
>>1
なんか微妙にネタバレしている気がしますがスルーして下さい。
あまり長く続かないと思います。多分。
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- Re: 紅い瞳の双子 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/18 18:09
- 名前: 狂魔紅咲 (ID: VnmAEQod)
■キャラ設定 (気紛れにより変化)
・紅音悠香 アカネユウカ 女 14
燃えるような紅い髪の毛をしている。
髪型はボブカット、前髪はピン留めで留めてある。
身長は平均に比べやや低め、スタイルは良いが、バストは小さい。
基本的に人当たりはよくその為性別関係無く人気がある。
活発で運動神経は良く勉強も出来ない訳じゃない。(特別凄い訳でもない)
結構喧嘩っぱやくもある。
料理などの家事は家でよくしている為その辺の主婦と比べればかなり上手い。
双子の妹である零華をとても大事に思っていて、
唯一の共通点である瞳が一番の宝物。
・紅音零華 アカネレイカ 女 14
悠香と正反対の、海のように真っ青な髪をしている。
髪は肩ぐらいの長さで中途半端、前髪も不揃いに伸びている。
身長は悠香と全く同じ、だが少し痩せていて、バストは鉄壁。
なかなか可愛い為生徒の中で確かな人気はある。
すこし幼さが残る顔つきであり、常に目がトロンとしている。
天然ボケなのは生まれた時から。
甘いものが好きで悠香によく作って貰う。
辛いものと熱いものは駄目、凄い猫舌でもある。
台詞が冷たい時があるが悪気はない。
天然Sなのかもしれない。
運動は体が弱い為あまりしない。
気温や環境の変化にも弱く病気がち。
悠香とは双子になれて幸せと思っているが自分に嫌悪感を抱いている為
別の人の方がよかったのでは?と思っている。
・日宇野しほり ヒウノシホリ 14 女
腰までのロン毛、色は茶色。
よく漫画でありそうな丸眼鏡をかけていて長身、バストは普通。
何かと関わりたがってくる性格。
人に弱みを見せるのを嫌い、本当は凄く被害妄想が激しい。
頭が良さそうに見えるがそうでもない。
地味。
・南坂空斗 ナサカクウト 男
チャラそうな髪型(ご想像にお任せします)で金に染めている。
身長は高い方、意外と体格は良い。
兎に角ワルそうだが結構イイヤツ。
人と関わるのが苦手な極度のテレ屋でわざと人が寄らないようにしている。
妹である深魅を甘やかしておりシスコン。
深魅以外と二人きりになるとしゃべり方がしどろもどろになる。
・南坂深魅 ナサカミミ 女
橙色の髪の毛をサイドテールにしている。
身長は平均より低い癖にバストは双子よりある。
空斗の妹で一つ学年が違う。
兄に愛されており、自覚しながら甘える確信犯。
ブラコンであり二人の仲を邪魔する者はどんな手段を使ってもぶちのめす。
心を許した相手にしか素顔を見せないややこしい性格。
だけど家族(特に空斗)と友達はとても大切にし仲を邪魔する者はry
大胆でストレート。
■その他メモ
●紅音家の両親
・優しい
・交通自己で他界→双子が転校
・↑その場面を双子は目撃している
●名前の由来(私が考える時に決めたもので決して両親がつけた訳じゃない)
・ゆう(か)&れい(か)=幽霊
・くう(と)&みみ=空耳
・(ひ)う(の)しほ(り)=死亡 ちょっと無理やりですけど。
●呼び方
・悠香→あなた、あたし、その他呼び捨て
・零華→きみ、わたし、悠香、その他さんくん付け
・しほり→きみ、ボク、その他ちゃんくん付け
・空斗→おまえ、俺、女子は一部ちゃん付け、その他呼び捨て
・深魅→あんた、わたくし、その他呼び捨て
みんなの年齢はあとから決めます。。。
- Re: 紅い瞳の双子 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/18 18:27
- 名前: 狂魔紅咲 (ID: VnmAEQod)
序章 奪われた幸せ 訪れる悪夢
いつからだっけ?
妹の零華が、死んだような顔をするようになったのは。
世界から色が消え失せたのは。
問わずとも分かる。
あの日からあたし達双子はガラリと変わった。
同時に、世間からの反応も変わった。
ねえ止めてよ。
そんな顔で此方を見ないで?
あたし達は二人でも生きられる。
今までだって、家事とかはやってきたもん。
余計な釘はいらない、双子が崩壊しちゃうから。
だから放ってよ、その鎖から。
- Re: 紅い瞳の双子 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/18 18:48
- 名前: 狂魔紅咲 (ID: VnmAEQod)
なんか自分で書いてていじめとかGLっぽく見えてきたのは
私の脳みそが終わってるからですよね?(真顔)
まあ上の二つは両方違うので御心配無く。
注意書きにある通り話が盛大にズレる危険性有りなので
予め目次に「一章 ○○○」とか書いておく事にしました。
そして今更ながらですが最後バッドエンドです。
ずびばぜん。
- Re: 紅い瞳の双子 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/18 19:31
- 名前: 狂魔紅咲 (ID: VnmAEQod)
一章 紅い瞳の双子・上
何故此処まで白いのだろう。
この部屋も、貴女の顔も。
以前は丸かった頬も、痩せこけて。
このままシーツの白に混じって見失いそうになる、貴女の手を握った。
「……………ん」
零華の瞼がうっすら開いた。
握った手に力を込めると同じように握り返してくれる。
そうして生きているって実感できる。
ようやく心が落ち着く。でも安心できない。
「じゃああれ、聞かせてね」
「………ぅん」
あれとは心臓の鼓動のこと。
それを聞くことで完全に安心できる、わけでもないけど。
あたしは手を離すと零華の鼓動を聞こうとして、顔を近付けた。
……ああやっぱり、この音は好きだ。
零華の心臓はドクドクと、あたしのよりは頼りない感じだが元気に脈打っていた。
すると、頬にひんやりとした感触が走った。
「れい…か………?」
「………、…………」
頬に触れているのは細い指。
先程握ったものにも関わらずとても冷たかった。
「どうしたの?」
優しく撫でるように触れてくる零華の指は気持ち良かった。
だけど有り得ない冷たさに不安になった。
「………………」
只ひたすらに触れる零華は答えない。
と、指が動いた。
首をつたい、肩から肘、肘からあたしの手に触れる。
零華は苦しそうな顔をしていた。
限界だった。
- Re: 紅い瞳の双子 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/18 19:41
- 名前: 狂魔紅咲 (ID: VnmAEQod)
零華の手を握り、あたしは勢い良く病院の窓を開けた。
零華は入院中だがもう明日には退院だし体調は平気なんだろう。
よろよろと、でも確かな足取りでついて来た。
あたしは窓から飛び降りた。
ここは一階だからの判断だが流石に零華には飛び降りは無理だろう。
なので下であたしが支えながら降りさせた。
念の為確認。
「怪我してないよね?」
「大丈夫」
即答。零華は嘘を付けないタイプだからその心配も無い。
あたしは零華の手を引き走った。
流石に病人付きなのでゆっくりめだが、兎に角急いだ。
空には月が光り、星が散りばめられてあった。
さあ………
さあ、病院から抜け出すよ!!
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ちょっと今日はここまで。
続きはまた明日。
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