ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ざけんじゃねぇ!という少年少女の物語(darkness編
日時: 2010/08/24 15:12
名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
参照: http://ameblo.jp/mowmow-evangelion/

 はじめて見た人、初めまして。ライト小説から来た人、こんにちは。

 登場人物は、上のURLを押しますと、ブログにて絵と設定を含め、作っているので見てください。

 この物語の詳しい情報など知りたい人は、コメディ・ライト小説で、このタイトルに似た物語を見つけてください。


 この小説は、コメディ・ライト小説で出ている作品なのですが、今、内容的に刺激的表現が含まれると思われたので、こちらに

第17話
第18話
第19話
第20話

を作らせてもらいたいと思います。



現在、第二章を製作中ですが、第二章でもそのなかで、悲劇が始まろうとしています、恋愛系好きな人は気をつけてください。尾崎浩太と、坂条姉妹が戦場の中へと、激戦と覚悟や、男女関係なく、戦闘が始まります。注意して下さい。


でも読んでみてください。面白かったら、コメント待ってます。

そして、長く出てこなかった松代浩二も出てきます。その絵もブログに載せようと思っていますので、楽しみにしててください。
 皆さんの悲劇は何を想像しているのか分かりませんが、・・・血みどろの中に、光があったなら、あなたはそれを掴むことはできますか?

できません。できる人は、血みどろで地獄の中を味わうことになるからです。

そんな尾崎浩太の、助けるというだけで立ち向かう変化にも、楽しんでいただければ幸いです。


登場人物↓


尾崎浩太(主人公)
松代浩二
坂条奈津美
坂条真奈美
ポタコン
イコール
春山 二郎
ミール・ラーナ



ダークネス暴力団員〜この人物達VS尾崎達の表紙がそろそろ出ます。
中山樹里・・・まだです。
枡中小猫・・・まだです。
田名中光・・・まだです。
山陀殺雄(リーダー)・・・まだです。
殺戮呪朗・・・まだです。

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Re: ざけんじゃねぇ!という少年少女の物語(darkness編 ( No.1 )
日時: 2010/08/24 15:07
名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)

第17話「レベル7暴力団の襲撃」


 街中の風景は相変わらず変化はない。ただ、8月上旬ということもあり、セミの音はとても響いている。だがもう時間は夜8時だ。そんな中、坂条真奈美はポリス・スタデントとして、援助の通信があった場所へと走っている。

 いつも隣にいる姉、坂条奈津美の人物はいなく、彼女一人で夜道を捜索しているのが見える。

「うー、お姉ちゃんったら、どこに行ったんだろ、私一人で捜索する羽目になるなんて〜」

 当り前であろう。なぜなら坂条奈津美は尾崎浩太の家で食事を満喫中だと言うのだから。時間があるなら彼女も探していたところなのだろうが、その通信では”早く来てくれ”という、車のパンクが原因だそうで、悠長なことはしていられなかった。

 「それにしてもおかしいなぁ・・・地図だとここなんだけど・・・いたずら電話かな?」

 と、真奈美は首を傾げる。せっかく来たというのに、それでは頭に来る者もいるだろうが、至って真奈美は優しいのだ。

 姉とは正反対の性格と、近所からは言われている。彼女自身、あまり考えてはいないが、だが彼女は”レベル8の姉”を持つ者として、断固わがままは言わなかった。それに対し、姉の事を他人から何か言われた時は、激怒するという、姉思いの妹である。

 「ふう・・・もうちょっと探そうかな?って、まさかこの工場の中じゃないよね・・・?」

 と、独り言と似た感情を口にする。彼女は一息つくと、その工場の中へと入る。

その直後、だった。


”ヒュンッ”と音が鳴り、同時に何かが破れる音がしたのだ。



 「————————ッがあぁッ!?」

 破れた音の主は、真奈美だった。

Re: ざけんじゃねぇ!という少年少女の物語(darkness編 ( No.2 )
日時: 2010/08/25 17:55
名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)

第17話「レベル7の暴力団」


 彼女の悲鳴は、いっぴんたりとも揺らすような感じで、放たれる。

 「くはっ・・・がっはっ・・・あぁ!」

 破れる音がした方向へと視点を合わせると、自分の左の脇腹だった。真っ赤な血が、溢れ出てきている。そして、そこに奥深く突き刺さっていた物は、シャーペンだった。なぜこんな物が刺さっているのか分からない。

 真奈美には、激痛のあまり、思考が働かないのだ。だが、ちゃんと確認すると、見えるのに、これをどうすればいいのか、分からない。それが、思考停止状態に入ったのだ。だが・・・

 (くそっ・・・なんで? )と彼女が思っていると、工場の奥から、人影が現れる。

 「あらあら? 誰かと思ったら、あなた警察だったのね。うふふ、ごめんなさい〜」

 その人影が払われるかのように、工場の中の電気が点灯し、その場にいる二人は、お互いの顔を確認する事になった。
 (いきなり、電気が点いた?・・・でも、それより目の前にいる、相手を確認しなければ)と彼女が考え、目の前にいる相手を、意識が途絶え途絶えになりそうになりながら、識別する。

 そこにいたのは、普通の女子中学生でもいるような、黒髪で、結ばれており、セーラー服を着ている女の子だった。疑問を思う前に、真奈美は考える。

 (ここの都市で、セーラー服なんて学生服は、確認されていない。じゃぁ、この女の子はいったいーー?)と考えていると、その目の前にいる、女の子が口を開けた。

 「あー、えっと、服装で確認しようとしても無理よ?これ、コスプレ用の服だから。日本全国探しても、こんな制服なんてないわ。一応の忠告しといたからね」

 と、女は言うと、真奈美が名前を聞こうとしたところで、また真奈美より先に口を開く。

 「どうやら、その混乱な状態でも、私の名前でも聞きたいのかしら? いいわよ。・・・私の名前は『田名中 光』って言うの。バンクで探してもいいわよ。本名だから。」

 名前は聞いた。後は、この行為の動機を真奈美は息切れをしながら、シャーペンが刺さっている脇腹の傷を抑えながら尋ねる。

 「どうして、はぁっ・・・こんなことを、・・・つぅっ・・・したんですか?」

 その渾身の質問に、田名中光と名乗った女は薄気味悪い笑いをする、してから答えた。

 「どうして? ふふふっ、・・・まぁ、いいわ。 そんなポリスっぷり並みの話し合いなんてしたくないから、まずはなぜ貴方を呼んだのか、気にならない?」

 真奈美は、とにかく意識だけを集中させて、頷いた。彼女には、激痛という言葉を初めて知った時だった。

 「まずはね、こっちからの戦闘を開始するつもりだから、あなたは北武市の警察に伝えてほしいのよ。できるだけ、無謀な人は殺したくないから。」

 「それって・・・はぁ・・・・どういう、意味ですか?」

 田名中は、結んである髪をなでると、「ダークネス暴力団と、警察との戦争を起こす」と言った。

 「はっ?」

 「あら、分からない? 私たちは法律なんて物に従う気はないって言ってるの? この意味分かる? 私たち『ダークネス暴力団』は、この国と戦争を起こすって言ってるのよ。」

 真奈美には意味が分からなかった。なぜそんなことをするのかが分からないからだ。目の前にいる田名中は、ただ一方的に戦争を起こしたいと、解釈できるからだ。

 「そんな戦争を、起こす・・・・り、理由は?」

 「ふふふふふっ! あっはははは! 分からないわ! あなたには絶対理解できない! あっははははははははは!」

 「・・・・?」

 理由を聞いただけなのに、田名中は笑い続ける。真奈美は、なにか笑わす事でもしたのだろうかと、自分の言動を振り返る。・・・だが、やはりどこにも引っかかるところはない。

 「なに、わらってんの・・・?」

 「ふふっ・・・はぁ・・・だって、あなたは何も知らないんですもの。そんな方に、理由を言ったって、笑うだけだもの。一応確認しとくわね。 あなた、自分の体が、本物だと思う?」

 彼女が何を言いたいのか、何の確認をしたいのか、分からない。だが真奈美は率直に答える。

 「本物だと思いますけど?」

 「ふふふっ! あっはは! やっぱりそうよね〜、やっぱり貴方は、駄目だわ。何を言っても無駄ね。 結局は世間知らずな女の子よ。」

 田名中は笑うと、工場の出口へと、歩き向かった。

Re: ざけんじゃねぇ!という少年少女の物語(darkness編 ( No.3 )
日時: 2010/08/25 17:57
名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)

すみません。ここから先は、ライト小説で公開しようともいます。


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