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タナトス〜死の神様〜
日時: 2010/08/26 20:28
名前: グランディーネ (ID: wVVEXLrP)

はじめまして!天竜グランディーネですっ!!

前に書いていた小説を書きたいと思いました☆

コメントとかいただくとうれしいです♪


-----プロローグ-----

人を殺す事は許されない事?

なぜ?

殺した人は?悪だから?

なら正義を持って人を殺すのは?悪なの?

なぜ人を殺してはいけないの?

殺したら怖いのは警察?親?それとも相手の肉親?

じゃあ…その怖い物が無くなったら?

人はどうなるんだろう?

メリットがない?

じゃあさ殺したら…何でも願いを叶えてあげるってのはどうかな?




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Re: タナトス〜死の神様〜 ( No.1 )
日時: 2010/08/26 20:47
名前: グランディーネ (ID: wVVEXLrP)

第一話 死神 1−1



重い足取りで学校に行く一人の高校生がいる

どこにでもいる高校生

本当にどこにでもいる高校生だ



「あーだりーな…」

彼は、ぼやきながら学校に向かう

チラリと後ろを見る

後方にはショートヘアーの髪で観察するように俺を見ている少女

それは俺の妹であった

「…」

そんな妹にジロリと視線を送る

しかしただ見るだけで何も会話は無い

何度か話をかけた事があるがいつも俺一人で話して終わる

まるで独り言のようだった

そして今はもう話を掛けずに無言で登校をする

そう…妹は無口を通り越して何も話しては来ない

最後に何を話したかすら忘れた

なぜか俺と話すと無口を貫き通す

何かしたか?

と思ったが特に思い当たる節がないし

しかし俺にだけは態度がそっけなかった

別に寂しい訳ではないが…

何で会話すらしないのかがいつも疑問だった


そしていつもどおり学校が終わり

帰路についていると

帰る途中である女の子に目が離せなくなった…


黒い髪がキラキラと輝いてこんな綺麗な髪見たことがない

おまけに顔は美人の部類に入る。

すると女の子は俺に近づいて来て

「何か叶えて欲しい望みはあるか?」

「えっ?」

意味がわからない、しかし近くで見ても美人だ

「望むものはあるか?」

「ああ」

とりあえず会話を成立させる、女の子に話しかけらるのは嫌いじゃないむしろ嬉しいカワイイコならなおさらだ。


俺は考えて

「ならそこでお茶でもしてゆっくり話そうじゃないか」

俺はいわゆるナンパをしている

Re: タナトス〜死の神様〜 ( No.2 )
日時: 2010/08/27 13:35
名前: グランディーネ (ID: wVVEXLrP)

第一話 死神 1−2


「それが望みか?」

「ああソウデスヨー」

適当に返事をしておく。

とりあえず話しを合わせておく、

「…いいだろう」

「…!?」

何か声がした気がした

そう何か…悲鳴のような声が…

声の方を振り向くが何もない普通の光景

「?」

なんだ?

「では行くか」

「…ああ」

変な違和感を感じたが女の子についていく

喫茶店に入り店員が挨拶をする

「いらっしゃいませ一名様でよろしいですか?」

「二名です」

「…」

「こちらの席にどうぞ」

案内され座る

水を渡されるがなぜか俺一人分しか渡されない

「彼女の分もってきてくれませんか?」

「……」

なんかすんごい目で見られた!

「無駄だよ私の姿はおまえにしか見えない。」

「窓を見てみろ」

よく見てみると正面に座ってる彼女の姿はなく
座っているのは俺だけだった


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