ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 人塵殺人
- 日時: 2010/08/27 11:36
- 名前: らら* (ID: gKVa1CPc)
初めましてっ!らら*と申します!
〜:注意:〜
この小説はグロテスクな表現を含みます
人間を普通に殺したりしています(←
以上が無理な方はお引き取り願います。
ではではスタート♪
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- Re: 人塵殺人 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/27 12:44
- 名前: らら* (ID: gKVa1CPc)
—ざく。
人間の脇腹を、
人間の血管を、
人間の神経を、
この黒い死刑鎌で斬ってきた。
数えるまでもなく、
考えたくもない。
所詮人間は共食いをする魚のようだ。
人間より魚の方がよっぽどマシだ。
ーそれは、神様も同じなのだろうか?
ふとそんな疑問が悪魔のヒョウの頭に湧いた。
人間を殺しながら。
人間を壊しながら。
人間を破りながら。
- Re: 人塵殺人 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/27 14:53
- 名前: らら* (ID: gKVa1CPc)
“こちら鶯!着弾しました!”
“こちら鴎!着弾完了しました!”
トランシーバー越しに仲間の声が溢れかえった。
「了解した。そのまま吉野橋高架下へ集合せよ」
そのままトランシーバーを腰に直して46番隊隊長、相生嘉寿十(アイオイカズト)は自分の指定した場所へ早歩きで向かった。
戦争——現在、宗教同士の抗争が広がり戦争と発展した前代未聞の世界宗教戦争。
まだ日本では目立った被害はないが、小さな宗教は解体をするか、大きな宗教と合併と始めたりしはじめ、戦争に備え始めた。
インドなどでは国をあげて人員確保を始めた。
このままでは日本もばらばらになるということは全て分かりきっていることだったし、国民第一に考えていれば人民格差が起きるだろう。
だから、対応を急いだ結果、自衛隊以外は国外からの情報を取り入れることを禁止した。つまり鎖国。
失業者を全て農業関係の仕事に就かせたりなどして本題点を解決。
相生は自衛隊として世界各国の日本人を集めて回った。
死んでいたり、戸籍上外国人となっていたりしていたが、それは強引に日本へ連れ帰るのが相生達、46番隊の特別任務だった。
「それにしても気味が悪い」
相生は呟いた。
- Re: 人塵殺人 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/29 01:25
- 名前: らら* (ID: sHDXkdcU)
「まだ、鴎しか着いていないのか」
「あ、隊長!」
吉野橋の高架下に行くと一人の隊員が待っていた。46番隊は15人も少数部隊だ。
鴎(カモメ)は小さめの体だが、その体を生かす動きで46番隊に配置された。性格は自分の考えをほとんど曲げずに突き通す頑固な性格だ。相生には過度の信頼を置いている。
「鶯(ウグイス)や、叶堵(カナト)達はまだ来ていないのか?」
相生は隣に座りながら聞く。
「ええ。落ちたところが俺は偶然吉野橋の近くだったんですよー。一緒に落ちた叶堵はどっか行って知らないです。」
「・・・・・・あー・・・」
相生は鴎の言葉に苦笑いを浮かべる。
「そういえば、知ってますか−?」
軽い感じで鴎が切り出す。
「あ?」
「悪魔のような殺人鬼の話ですよー!この前も17番隊が全滅したとか!」
鴎の口ぶりは段々熱が入ってきている。
「あー、それ位なら知ってるぞ。上司に聞いたんでな。」
「噂によると、液体が気体になって固体になるとか!」
こいつは何を俺に伝えたいのだろうか?
そう思って相生は自分の額に手を当てた。
- Re: 人塵殺人 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/30 14:03
- 名前: らら* (ID: mUcohwxZ)
クリックありがとうございます!
ここでお知らせですっ(´∀`*)
能なしの作者のために!
誰か46番隊の隊員を募集します♪
↓下をコピーしちゃって下さい!
〜☆★新46番隊隊員届け★☆〜
名前:
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歳:
容姿:
性格:
得意な武器など:
その他:
↑をコピーしてくださいm(_ _)m
コメなど書いていただければ幸いです〜
- Re: 人塵殺人 ( No.6 )
- 日時: 2010/08/30 14:34
- 名前: らら* (ID: mUcohwxZ)
場所が変わって、35番隊基地。
「隊長!全員食事が完了しました!」
「あぁ、了解。このまま全員動かずに聞け。」
大きな広場に20人程の人間が簡易椅子に座って(隊長)と呼ばれた人間の方を向いていた。
「この35番隊は今日をもって解散する。」
「「「・・・・・・っ!?」」」
(場所が変わっていきなりの展開だが、頑張って欲しいです。by作者)
「何を言ってるんですか!?まさか病気とか!?」
「新マラリア!?いつの時代の話だよ!」
「解散ってどういう事ですか!?」
腕を組んで隊員たちを見ていた隊長は、
「俺はこのままイギリスに向かう。キリストは裏切れないんだよ。俺はキリスト教祖様を裏切れない。」
当たり前の結果だ。国を裏切ってキリストを裏切れない—それは当たり前だ。
人間はそういうモノなのだ。
この隊長は当たり前の事をした。
だから。
「—『人間は嫌いだ。』と言っていた。」
「侵入者!?」
一番近くにいた隊員が叫びながら咄嗟に震える手で銃を構えた。
「邪魔だ。」
そう呟いて、真っ黒な学生服に似ている服を身に纏い胸までの漆黒の髪を靡(なび)かせている少女は手に持っていた小瓶を硬い地面に勢いよく落とした。
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