ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 日時： 2010/08/27 13:19
- 名前： telephone （ID: sopKm/an）
初めまして、telephoneと申します。
携帯電話を使ったホラーな物語を書こうと思ってますが、怖くなるかわかりません（笑）
それでも楽しんでいただけたら幸いです。
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- Re: mail ( No.1 )
- 日時： 2010/08/27 13:22
- 名前： telephone （ID: sopKm/an）
- purologue -
私の人生は、いつ、どこで狂い始めたんだろう。
そう思う度、私の頭はお馴染みの答えを捻り出す。
そう、あのメールから総ては始まった。
あのメールは死を生み出し、生を破壊した。
来たらもう、破滅の運命から逃れる術はない。
あなたも、もう逃げられないよ。
- Re: mail ( No.2 )
- 日時： 2010/08/27 13:33
- 名前： telephone （ID: sopKm/an）
- character introduction -
神宮 聖（zingu hiziri）♀15
東郷高校一年生。
茶髪のセミロングで黒髪。好きな色は白。
秋篠 紅葉（akisino momizi)♂15
東郷高校一年生。聖の彼氏。
黒髪の短髪。好きな色は黒。
嘉川 夏季（kagawa natsuki)♀15
東郷高校一年生。聖の親友。
黒髪のロング。好きな色は紫。
芳岡 龍樹（yoshioka tatsuki)♂17
東郷高校二年生。夏季の彼氏。
茶髪の短髪。好きな色は赤。
陵本 彩愛（okamoto ayame)♀16
東郷高校一年生。転校生。
黒髪のセミロング。好きな色は無し。
- Re: mail ( No.3 )
- 日時： 2010/08/30 07:34
- 名前： telephone （ID: sopKm/an）
- 1stcontact accident -
ジリリリ……ジリリリ……
「んー……」
ジリリ……チンッ
「…………あっ、やば起きなきゃ！
って…………え！？ ああ遅刻しちゃう！」
朝の静寂を破るように慌しく起きたのは、
この物語の主人公、神宮 聖だ。
彼女は寝起きが悪く、その上支度が遅いので
いつも学校にはギリギリで到着していた。
しかし、今日に限って目覚まし時計の設定時間を
間違えてしまい、今に至るというわけだ。
「あぁもうっ！ 今日は入学式なのにっ！！」
そう、今日は入学式なのだ。
流石に入学初日から遅れるのは恥ずかしい。
そういった常識が彼女を余計に急かせた。
慌てて部屋を飛び出しリビングに向かうと、
母はもうすっかり支度を終えていた。
「聖、あんたいつまで寝てるのよ」
「そんなこと言うなら起こしてくれれば
よかったでしょ！！」
聖は母に八つ当たり気味に怒鳴りつけると、
すぐさま用意されている冷めたトーストに
かじり付いた。
そしてあっという間に食べ終えると、
今度は洗面所へと駆け出した。
洗面所にたどり着いた聖は、
髪の毛を適当にとかし、歯をざっと磨き、
そして顔を乱暴に洗うと再び私室に戻った。
新しい制服を戸惑いながらも急いで羽織る。
そして、大きな鏡の前に立って変な所が
無いかをしっかりと確認した。
新しい制服を着ている姿は、どこか大人びていて、
まるで聖ではないようだった。
「何か置いてかれたみたいだなぁ……」
呟くようにそう言うと、汚れ一つないバックを掴み、
白い携帯電話をその中に投げ入れて、
聖は部屋を飛び出した。
聖は気がつかなかったが、
バックに携帯電話を投げ入れた瞬間、
一通のメールが届いていた。
そのメールが、すべての始まりだった。
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