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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 狂 鬼
- 日時: 2010/08/28 00:58
- 名前: 愛琉兎-MeяUtO- (ID: p6UfInFP)
初めまして、
愛琉兎です。
初心者です。
※グロ表現有
↑大丈夫なら、どうぞ。
狂 鬼の世界へ——・・。
ー
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- Re: 狂 鬼 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/28 01:03
- 名前: 愛琉兎-MeяUtO- ◆OthwnV9YmE (ID: p6UfInFP)
【プロローグ】
ねえ、
目が覚めたら、あなたの目の前に何が映る?
ねえ、
目が覚めたら、あなたの耳にどんな音が聞こえる?
ねえ、
悪夢から目覚めたとき
あなたは、何を思う?
狂い咲く漆黒の華のように
あなたも、狂いなさい——。
ー
- Re: 狂 鬼 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/28 01:18
- 名前: 愛琉兎-MeяUtO- ◆OthwnV9YmE (ID: p6UfInFP)
【一番目:終わり】
「 ただいま〜 」
俺の声は、廊下を通り過ぎ、リビングに響いた。
「 おかえりなさい。 」
予想外の返答だった。
今日は、遅バンだから帰りは遅いよ。
と、朝俺に言ってきたはずだが・・。
「 今日遅バンなんじゃないの? 」
リビングへ足を運び、冷蔵庫から飲み物を取り出しつつ尋ねた。母さんは、ゆっくりと口を開く。
そして、
「 そうね。今日は遅バンよ。 」
顔を俺のほうへむけず、まるで床と話すように答えてきた。
「 じゃあ、なんで家にいるんだよ。 」
俺が、そう聞くと一言。
「 黙れ。 」
・・・・・・!
母さんは、いつでも笑顔が絶えない人間だ。
そして、明るく決してこんな言葉は言わない。
はずだった。
「 黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ・・・ 」
不意に、母さんは狂ったように「黙れ」と連呼し始め俺のほうへ振り返ると・・・・
そこには、————がいた。
‐
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