ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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僕らの世界
日時: 2010/08/29 12:29
名前: 涼 (ID: iyrsvThs)

初めまして!
ここで小説を書くのは初めてなんで・・・
よろしくお願いします!

最初に言っておきますが、みなさんご存じ、映画“サマーウォーズ”っぽくなると思います!
二次元の方に書こうかと思いましたがとりあえずこっちにしました(っておいおい・・・)
『こういうの無理!』とか、『バカバカしい・・・』とか、『どっか行けよ!』という人はどうぞ見ないで下さい・・・

 ※注意事項※

*荒らし・チェンメ厳禁!

*これはさすがに悪口だろ・・・っていうコメはしないで下さい!(それ以外はok!)

*おそらく更新が遅くなると思います!

*先ほども言ったように、『無理〜』という人は読まない方がいいかと・・・

以上の事、全部ok!という方はどうぞよろしくお願いします!!

Page:1



Re: 僕らの世界 ( No.1 )
日時: 2010/08/29 12:59
名前: 涼 (ID: iyrsvThs)

 *登場人物*

・内浦 翔瑠 〜ウチウラ カケル〜
 ヘタレ。ネガティブ。

・瀬戸 有里沙 〜セト アリサ〜
 心配性。翔瑠の幼なじみ。

・長門 州 〜ナガト シュウ〜
 リーダー的存在。実は遥が好き。

・鏡野 遥 〜カガミノ ハルカ〜
 ポジティブ。有里沙の友達。

・新井 智紀 〜アライ トモキ〜
 引っ込み思案。何を考えているかわからない。

・久世 亮太 〜クゼ リョウタ〜
 クール。すべてが謎。

………………………………………………………………

と、まぁこんな感じです。

Re: 僕らの世界 ( No.2 )
日時: 2010/08/29 13:38
名前: 涼 (ID: iyrsvThs)

 *プロローグ*

『この世界は渡さない!』


2014年。とあるゲーム会社が新しいシュミレーションゲームを発表した。

名前は『OUR WORLDS』。

特定の道具を買い、それをインターネットに繋ぐだけでオンラインシュミレーションゲームが楽しめる。

このゲームは瞬く間に大人気となった。

子供から大人まで誰もがこのゲームの虜になった。

これから、この世界を賭けた戦いが始まることも知らずに・・・


Re: 僕らの世界 ( No.3 )
日時: 2010/09/13 20:19
名前: 涼 (ID: 0y6KGP4M)

 #01#

「やっべ!」

汗だくになりながら自転車をとばしていた内浦翔瑠は時計を確認した。

12時55分。

あと5分で約束の時間だ。

遅れたらあいつら、怒るよな・・・

「それだけはマジで勘弁!」

翔瑠は自転車をさらにとばした。

家の前まで来ると自転車をロックもかけずに家に入った。

「ただいま!」

玄関でそう叫んだ翔瑠はリビングに居るであろう母の返事も聞かずに一段とばしで階段を駆け上がり、自分の部屋へ駆け込んだ。

翔瑠はパソコンの前に座り、いつものようにパソコンの脇にあるバングルを手に取った。

それを手首につけてパソコンの電源をいれる。

12時57分。

「よし、間に合う!」

翔瑠は急いで登録してある『OUR WORLDS』をだした。

カーソルを動かし『OUR WORLDS』をクリックする。

その瞬間、翔瑠の意識はとんだ。


目を開けるとそこには見慣れた風景が広がっていた。

翔瑠はいつもの用に本人認証システムの前へ歩みを進めた。

『ヨウコソ。トウロクナンバーヲドウゾ。』

そう指示された翔瑠は言い慣れた言葉を言った。

忘れちゃいけない、いわゆる会員ナンバーと自分のここでの名前。

「03451129。カケル。」

『カシコマリマシタ。ホンニンカクニンヲイタシマス。バングルヲカザシテクダダサイ。』

翔瑠はコンピューターの指示に従う。

バングルをかざすとピーッと音がした。

『ニンショウ、カンリョウシマシタ。』

コンピューターが言うと目の前のゲートが開いた。

『ソレデハ、イッテラッシャイマセ。』



爽やかな風、それにのって揺れる草木。

ネットの中だとは思えないほどリアルな外の風景。

「あ、いたいた!」

遠くから聞き慣れた声が聞こえる。

遠くから走ってくるアイツらは・・・

「有里沙、州、遥!」

「遅いよ、翔瑠!遅刻だよ?」

「ゴメン、部活が長引いちゃって・・・ってかそんなに遅刻でもないだろ!?」

「い〜や、もう13時1分だし。立派な遅刻よ!」

「1分くらい良いじゃんか!有里沙は細かいんだよ!」

「はいはい、口げんかはそこまで!今日はStage7やりに来たんだろ?」

州のその一言でケンカはピタリと止まった。

確かに州の言う通り。今日は新作Stageをやりに来たんだ。ケンカなんてしている場合じゃない。

「じゃあ、行こうよ。早く敵を倒してストレス発散したいもの。」

「遥の言うとおりだね。それじゃあ行こうか。」

翔瑠のその一言で4人はStage7へと移動した。

Re: 僕らの世界 ( No.4 )
日時: 2010/09/16 16:46
名前: 涼 (ID: iyrsvThs)

おひさです^^(笑)

コメントよろしく!

Re: 僕らの世界 ( No.5 )
日時: 2010/09/18 11:10
名前: 涼 (ID: iyrsvThs)

 #02#

「行ってきま〜す」

翔瑠はいつものように家を出た。

学校に行っている途中、翔瑠は昨日のことを思い出していた。

あのあと、俺らはStage7をやりに行った。結果は惜しかったが、最後の最後で負けてしまった。

それでも楽しかった事には変わりなかったので今回も満足感でいっぱいになりながら帰ったのだった。

「か〜ける!おはよ!」

妄想の世界に浸っていた俺は後ろから聞こえてきた聞き覚えのある声で我に返った。

「有里沙・・・」

「何その顔!ウザそ〜な顔して。」

「だってウザいし。よく朝からテンション上げられるよな」

「いいじゃん、別に。ってか翔瑠がテンション低いだけだよ。」

「そんなことねーよ。これが普通だ!」

「いーや、普通じゃないっ!」

「普通だ!」

「・・・またお前らは。いい加減にしたらどうだ?」

「うっせぇ!黙って・・・って州!」

「みんな見てるよ?」

「遥!」

「早くいこーぜ!早くしねーと遅刻しちまう。」

「まじ!?」

見ると時計は7時50分を指している。

「やっべ!おい、有里沙!行くぞ!」

「え・・・う、うん!」

「やれやれね。」

遥はそう言って二人のもとへ走っていた。

それを見つめていた州も二人のもとへ走った。



「ギ・・・ギリギリセーフ・・・」

同じクラスの四人は教室へ駆け込んだ。

翔瑠は椅子にへたり込む。

「なぁ翔瑠・・・」

前の奴が話しかけてきた。

「知ってるか?昨日、OWのツイッターで変な書き込みがあったらしいぜ。」

「昨日?どんな書き込みだよ」

「しらねーよ。俺も聞いただけなんだ。」

翔瑠はこのとき何とも思っていなかった。

まさか、この書き込みがきっかけであんな事になろうとは・・・

……………………………………………………………………………

コメントください!


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