ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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そして、彼は笑う。
日時: 2010/09/11 20:23
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: S8wpdLDK)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

—目次—


はい、どーも
厨二病を治す気のない中二男子の黒影です!
今回の主人公は、正確に言うと“不特定”です
定期更新なんざしやしませんが、宜しく御願いします!

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Re: そして、彼は笑う。 ( No.1 )
日時: 2010/09/11 20:43
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: S8wpdLDK)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

Introductory chapter —序章—



 銃声と共に、その初老の男の額に紅い点が形成される。

 広場では混乱が起き、人々が逃げまどう。

 少女は、サプレッサーも付けずに引き金を引いたことを少し悔やんではいたが、もうどうでも良かった。

 リーダーから与えられた仕事は、成功である。

 足下に転がる7.62mm×54R弾の空薬莢を拾い、先程撃った狙撃銃を分解するとケースに入れた。

 そして、建物の外に出ると、少女は人混みの中に消えた。

Re: そして、彼は笑う。 ( No.2 )
日時: 2010/09/11 20:51
名前: シュルル ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)

こういう類のモノは大好きです
更新まってます!

Re: そして、彼は笑う。 ( No.3 )
日時: 2010/09/11 21:13
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: S8wpdLDK)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode




『¡La oficina principal! ¡Pido el apoyo lo más pronto posible! La oficina prin……』

「スペイン語は分からないわ」

 通信無線機器を拳銃で撃ち抜き、そう呟くと、青年は辺りを見回した。

 たった今、自分と仲間達が殺した者達の死体が転がっている。

 血生臭い室内の通信無線機器は相変わらず電波を受信している。

 青年は通信機の電源を入れ、話しかける。

「此方恋歌。愛歌聞こえてる?」

『聞こえてるよ。さっき撃ったけど、お姉ちゃんの方は?』

 まだあどけなさの残る少女の声が返ってくる。

「とっくに制圧したわ。愛歌、貴方もさっさとリーダーに連絡入れなさい」

 青年が言うと、通信が切られた。

 青年は小さく溜め息を吐くと、通信機を懐に入れた。

Re: そして、彼は笑う。 ( No.4 )
日時: 2010/09/11 21:14
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: S8wpdLDK)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

>>2
好きですか?
嬉しいコメント、ありがとうございます!
其方も頑張って下さいね!

Re: そして、彼は笑う。 ( No.5 )
日時: 2010/09/11 21:15
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: S8wpdLDK)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

見事に文字化けした…スペイン語……


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