ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Biood and a story of the love
- 日時: 2010/09/13 11:47
- 名前: 境 和彦 (ID: r6KahwXQ)
初心者の初心者による初心者(自分)のための作品です。
あくまで自己満足なので予めご了承ください。
僕はあんまりこういうのかいたことないのでよくわかんないですが読んでくださるとうれしいです
※注意※
・流血表現などがあります。苦手な方は即刻退避することをおすすめします
・荒や迷惑コメントはもちろんお断りです
・アドバイスなどは受け付けますが、なるべくわかりやすくお願いします。業界用語などは控えていただけるとうれしいです
・更新はおそらく不定期に遅いです
なお、ここに投稿でよかったのか、と作者自身不安でもあるので読者さんおすすめの投稿サイトなどありましたらご指摘お願いします。
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- Re: Biood and a story of the love ( No.1 )
- 日時: 2010/09/13 12:53
- 名前: 境 和彦 (ID: r6KahwXQ)
prologue
「はぁ…やっとついたぁ…っ」
空が闇に呑まれようとしている中、一人の少年が立っていた。
「あぁ…なんでまたこんなことしちゃったんだろう」
彼の制服は紅く染まっていたそんな服を身にまとい、平気な顔で信号を待ちながら一人呟く彼には傷ひとつなかった。
「まったく…悪い性(さが)だよなぁ…こんなことひきうけちゃうなんて。」
信号が青にかわる。血まみれの少年は夕闇に消えていった。
- Re: Biood and a story of the love ( No.2 )
- 日時: 2010/10/23 17:58
- 名前: 境 和彦 (ID: Jagfnb7H)
Episod1
「あれま。今日もハデにやってきたねぇ」
廃屋を改造した建物の中、青年が少年に声をかける。電気もなく、コンクリートだけの内装を真っ暗な闇が支配している。少年の背丈の倍ほどの高さにぽつんとある長方形の窓には、割れたガラスがはめこまれていた。しかし、ガラスの破片はどこにも見あたらず、それどころか、蜘蛛の巣も、塵一つみえない。
そんな中に、青年が居座っているソファーが一つある。
「何度も言うけど、ソレ、洗ってもおちないんだよ。また新しい制服かわなきゃいけないじゃん」
少年の姿に驚く様子もみせず、からかうように言う青年を横目に少年は制服を脱ぎ捨てる。
「その金かせいでるのは俺だし。」
「ヒュー。気障だねぇ、ゆーちゃんは。」
青年の言葉が終わった瞬間、パシッという音が廃屋に響いた。
「その呼び方はやめろ。殴られたいなら殴るけど」
少年は拳を青年の顔面にむけてつきだしている。
「もう手ぇ、でてるよ?おっかないなぁ幸人は」
それを平手で受け止める青年は爽やかな笑みをうかべている。
「そう言うおまえの笑顔も十分こえーから。」
なんてことのない、どこにでも転がっていそうな会話。ただし、一片がちにまみれたということを除いてはの話。
The fast part end
- Re: Biood and a story of the love ( No.3 )
- 日時: 2010/12/22 17:48
- 名前: 境 和彦 (ID: Jagfnb7H)
Episod1 The latter half
空が泣いている、そう思わせるような天気だった。
ただ静かに雫が落ちる。
廃屋の住民はそんなことあたりまえのように気にとめることもなく一日の始まりを迎えた。
「幸人ーご飯冷めちゃうよー」
棒読みな声が少年、幸人にかけられる。
「…いや。」
「抉るぞ☆」
「わかった」
すっと起きあがる幸人の眼前にはシンプルなエプロンをつけて楽しそうな笑みを浮かべる同居人の克弥。
幸人はそのまま何も言わず朝食に手をつける。
「身体は違ってもあの記憶だけは覚えてるんだ」
速攻で朝食をすませ、登校する準備をする幸人にやはり笑顔で言う。
返ってきた答えはどこか悲しげな色を交えていた。
「それだけ、ではないけどな…いってくる」
小さくなる背中を見ながら克弥はふと思う。
そういえばあのときもこんな天気だったなぁ、と。
The lattr half end
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