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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 惨たらしき残響と罪累
- 日時: 2010/09/14 23:16
- 名前: びや ◆rw9vQh4IsQ (ID: A7lopQ1n)
ようこそ いらっしゃいました
びやと申します
残響>ざんきょう
室内で、音源が止まったあと、壁、天井などの反射によって引き続いて聞こえる響き。
罪累>ざいる
罪を重ねること。罪に連座すること。
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- Re: プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2010/09/15 00:04
- 名前: びや ◆rw9vQh4IsQ (ID: A7lopQ1n)
「白雪姫のところに王子様は現れませんでした。王子様は白雪姫のところに行く途中、隣国の姫に恋いに落ちたのです。七人の小人は王子様を無理に、白雪姫の眠る場につれていきますが、王子様は白雪姫を前に何の様子もありません。そこで七人の小人は王子様に、白雪姫に口付けをしろと言いました。王子様は、渋々白雪姫に口付けをしました。
ところが白雪姫は目覚めません。
王子様は隣国の姫と結婚し、白雪姫は永遠、可憐な姿で眠り続けましたとさ」
小さな小さな少年がベッドに寝ころびながら、嬉しそうに足をばたつかせた。
「ローズは森に出かけて行きました。そこで出会ったのは、隣国からやってきた王子様。王子様は何やら急いでいた様でしたが、ローズを眼にした途端立ち止まって、何処の子だい、名前は?と聞きました。でもローズは知らない人とは話しちゃ駄目と言われていたので言いませんでした。しかしいつの間にか共に踊り、距離を縮め、ローズが名乗りました。ある日ローズは、緑色の光に導かれ、階段をのぼりそこにあった糸車の針で指を指しました。
ようやく王子様がローズに口付けをしました。そしてローズは澄んだ瞳を開いた。二人は結婚し一生幸せに暮らしましたとさ」
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