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- 銃を構えて————。‐戦う女達‐
- 日時: 2010/09/16 16:07
- 名前: ベホ@イミ (ID: W0MEbhZQ)
小説を書くのは初めてです。
コメントくれたりすると嬉しいです^^
—目次—
>>0 プロローグ
20XX年————
世界は幾つもの——うんざりするほど沢山の戦争を繰り広げている。
私たちはうんざりするほど泣いた。
そして日本の男達は急激に減っていった。
次は………私達なのだ——————。
私達が銃を構える番なのだ。
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- Re: 銃を構えて————。‐戦う女達‐ ( No.1 )
- 日時: 2010/09/16 16:48
- 名前: ベホ@イミ (ID: W0MEbhZQ)
日本は、世界はまだ戦いをやめない。
だから、生きてる人間は全てをそれに尽くさなければいけない。
15歳以上、20才未満の女子供達が日本に尽くす事になった。
子供は早い内から教育させるというのだ。
だが、ただの教育ではなかった。
ほんの…6時間前までは、ごく普通に教室でごく普通の勉強をする学生だった。
でも今は—————。
「そんな…、此処、昨日も見た……学校なんだよね?…なんで………。」
私の親友、梨花が震えていた。
「なんで…なんで…。こんなにかかしとか…銃とか…刀とか……。なんで国旗がこんなに…。」
「梨花、しっかり…、して…。私達は日本のために戦うんだよ…。」
梨花を慰めようとするが、梨花の震えは止まらない。
でも、本当に…恐ろしかった。
これから禍々しい事をしなければいけないという現実を見せられる。
そんな光景に、学校は変わり果てていた。
「美喜…、美喜は戦いたいの?こんな…、ただ血生臭いだけの戦いを望んでいるの…?望めるの……?」
「私だって…ううん。ここにいる友達、顔見知りの人…、皆、こんなの望んでないよ。
でも、戦わなきゃ、いつか…死んじゃう。」
そっと空をみる。灰色の空に戦闘機が幾つも飛んでいる。
いつから、こんな色になったのだろうか?
いつから、こんなに騒がしい空になったのだろうか?
「さっさと歩くんだ!世界中、どこにいてもそこは戦場だと思え!」
全く知らない人、昨日までの先生とは別の人。
数人の兵隊らしき男達。
今日からこの男達が…、私達の先生。
もうここは全てが変わっていたのだ………。
そして私達はここから本当の悪夢を知る。
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