ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

I kiss you and kill you.
日時: 2010/10/06 22:41
名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html

 諸事情で更新が不可能になったため、ロックをさせていただきます。
 申し訳ありません。

Page:1



Re: I kiss you and kill you. ( No.1 )
日時: 2010/09/26 14:50
名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html


  #0 Prologue

 一通の手紙が届いた。


「私はあなたを試したい。明日の朝三時、家の前に立っていてください」


 差出人は——「神」だった。


 俺は社会に必要とされなかったゴミだ。

 理不尽な退学、理不尽なリストラ、理不尽な運命……


 変えてやる。


 俺は世界を変えてやる。


 また理不尽な運命の作り出す、何処かの誰かの悪戯か?

 などと考えはしなかった。

 何故かだと?

 そんな事は知りはしない。


 俺は悟ったのだ。理不尽な運命の輪廻から抜け出す糸口を。



 ————これの差出人が、本当に神だと言うことを————


 ——3時——


 俺は広大な森林——「新天地」に居た。

Re: I kiss you and kill you. ( No.2 )
日時: 2010/09/26 14:51
名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html


#1 Select Game

 全てを一瞬で理解した。

 『Select Game』

 これはそう呼ばれる。

 神に選ばれし者が争いあうGame。

 神に選ばれた者たちは全員で13人。通称“Selecter”。

 “Selecter”は『ジ・アンノウン』を手に入れる。

 未知数……という意味だ。

 これは何か?

 早い話が超能力である。

 個人個人異なる能力であり、それぞれ超次元的な能力である。

 俺に与えられたのは——


 ——ディサピアレント——


 簡単に説明すると『右腕に触れたものの細胞の焼失』である。

 この『ジ・アンノウン』を使って殺しあいをし、最後まで生き残った者——そいつが神に望みをかなえてもらう権利を得るのである。

 しかし、これは人が神の手のひらの上で踊らされているに過ぎない。

 だが俺はやってやる。


 俺の存在を、世界に知らしめるために。


 いや、違う。



 俺が神になるために、だ————


Re: I kiss you and kill you. ( No.3 )
日時: 2010/09/26 16:58
名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html

Character
【Name】不明 —Fumei—
【Age】24
【Family】無し
【The Unknown】右腕に触れた物の細胞の焼失(触れても自分の意思で焼失させるか、否かは選べる)
【A Figure & A Note】
 容姿は良い方。一般のカッコイイに分類される顔立ち。
 ただ、目だけは異様に冷たく、他の人々に対して、常に殺意を放出しているかのような感じ。
 生まれつき理不尽な運命を背負っており、Select Game”で自らが神になることを望む。
【Sample Voice】
「光栄に思え。神の獲物になれることを」
「勝手にしろ」
「最初に言ったはずだ。俺は、自分しか信じないと」


Page:1