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- 魔道ノ書
- 日時: 2010/09/27 19:32
- 名前: クラゲ (ID: sOJ/z1xg)
まずはこの小説をクリックして頂き、誠に有難う御座います。これから『魔道ノ書』を執筆していくことになる及び小説カキコの新参者、クラゲでございます。
描写が不十分だったり、どこか矛盾している点があるかも知れません。なるべくそういうことがないようにはしていきたいとは思っていますので、どうか温かい目で見守って下さると幸いです。
『注意事項』
・荒しなどは厳禁とさせて頂きます。
・更新ペースが早かったり遅かったりとバラバラです。
【目次】
‐Prologue‐>>1
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- Re: 魔道ノ書 ( No.1 )
- 日時: 2010/10/02 21:33
- 名前: クラゲ (ID: sOJ/z1xg)
‐Prologue‐
——『クリスチャン・ローゼンクロイツ』。
この名前を知る者は、世界中でもごく少数だろう。実際、『彼』についてはあまり情報がない。それでも、『ある者達』からすれば、偉大な人物となっている。それは崇拝と言っても過言ではない。
何も知らない者が『彼』の名前を見ても、「何となく分かる」というのが大部分だろう。それほど一般の世間からすると、かなり程遠い存在なのだ。それもひとえに、『彼』が呼ばれていた名の所為でもあった。それは後世の今でもこう呼ばれ続けている。
——『クリスチャン・ローゼンクロイツ』は、『伝説の魔術師』であると。
それは決して揶揄ではない。『彼』——『クリスチャン・ローゼンクロイツ』は文句の付けようもないほどの実力を兼ね備えた『魔術師』だった。それ『彼』が東方の賢者の一人から授かった、ある一冊の『魔道書』が起因している。
それは『自然魔術』の奥義が記された『奥義書』でもあった。自然に存在する空気、水、日光、土——ありとあらゆる物を用いて発動する高位魔術の奥義が、その『魔道書』には事細かに記載されていた。
——魔道書《Mの書》。
それが、伝説の魔術師『クリスチャン・ローゼンクロイツ』が後世に残した『魔道書』の名だった——。
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