ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- −Slaughterer−
- 日時: 2010/10/02 17:28
- 名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)
正直言って私は初心者です
意味がわからない言葉の表現もあります
・・・・でも「初心者だしな〜、まあいいや」
的なかんじで 流しちゃってください!!
何も思いつかなかったときは、音楽を聴いているので
若干似てしまった所もあるかもしれません
そのときは、スイマセン
「ここは〜したほうがいいよ」
などのお言葉は、一番ためになります!!
ついでに <俺視点>や<私視点>と
少々面倒くさいこともありますが
またまた「初心者だしwwww」
で、流してください!!
ありきたりな ネタですが
読んでくれれば幸いです
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- Re: 説明 ( No.3 )
- 日時: 2010/10/02 23:14
- 名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)
「ん、む・・・むぅ」
いつの間にか私は眠っていたようだ。
「ん?起きたようだな。」
「私はここで寝ていたのか?」
私は何故だかわからないが、路上で寝ていたようだ
彼は私のような質問はもう うんざりだ
とでも言うように、溜め息混じりに答えた
「ここは<死んだ>人間が集まって<殺人>を
する凶悪な <殺人ゲーム>の開催地だ
その前夜まで 死んだ人間は
眠ってもらっているんだよ
そして お前が最後に起きた <魂>だよ」
そういう刹那 彼は腰にあった<日本刀>を
私の首に突き付けた
「俺は・・・・お前の魂を狩りに来た<鬼>だよ」
- Re: 生死の鬼ごっこ ( No.4 )
- 日時: 2010/10/02 10:44
- 名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)
「・・・・ッ!」
彼の言葉を聞いた瞬間
私は無意識のうちに走り出していた
自己防衛本能が働いて<逃げた>のだ
私には意味が分らなかった
彼・・・・<鬼>が言っていた言葉
頭の中で<鬼>が言っていたことを思い出した
「ここは<死んだ>人間が集まって<殺人>を
する凶悪な <殺人ゲーム>の開催地だ
その前夜まで 死んだ人間は
眠ってもらっているんだよ
そして お前が最後に起きた <魂>だよ」
最後にこうも言った
「俺は お前の魂を狩りに来た<鬼>だよ」
私が死んだ!? まさかありえない
そしたら私は何時死んだんだ!?
私達人間で殺人するゲームを開催するとも言っていた
私達人間は死んだら神に召されるんじゃなかったのか
最後に私のことを魂とも言っていた!!
魂なら何故体があるんだ!?
人魂みたいのに為るんじゃないのか!?
そして・・・日本刀を持っていた鬼
周りを見れば人・人・人 人の山だ
こんな中で人殺しを実行しようと思えば
警察に捕まるのは眼に見えているはず・・・・。
・・・・何故鬼が日本刀を持っているのにも拘らず
この町の人間達は恐れない!?
「・・・・もしかして
私たちのことが見えていないのか・・・・。」
「正解!!」
考えている間に後ろに鬼が来ていたらしい
気づかないとは迂闊だった・・・・。
「終わりだな!!」
鬼が刀を振り翳してきた
- 死 ( No.5 )
- 日時: 2010/10/02 17:32
- 名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)
「し・・・・死ぬ!!」
鬼が振り翳してきた刀は
速過ぎる!!
常人の力では絶対にこんな速さは出ない
かわせない・・・・。
・・・・死ぬのか!?
私は・・・・私は・・・・
「こんな所でで死ぬわけには・・・・
いかないんだよぉぉぉぉ!!!!」
何故だか分らないが、そこで記憶が途切れた。
「ん・・・・むぅ・・・私は一体・・・?」
私は 鬼に襲われて・・・・。
「そうだ! あの鬼は!?」
俯いていた顔を 上にあげた・・・・。
「な・・・・」
血まみれになった さっきの鬼・・・・。
体からは異常なほどの<血>が出ている・・・・。
「一体・・・・誰が・・・?」
そう言葉にした瞬間 鬼はゆっくりと答えた。
「・・・・何を言っているんだ・・・・??
お前のその手で俺を刺したんだろう・・・・??」
- 制裁と言う名の<堕天使>達の悪戯 ( No.6 )
- 日時: 2010/10/03 18:25
- 名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)
「え・・・・!?」
はっきりと聞えたが
問い掛けるしかなかった・・・・。
私が目の前で血塗れになっている<鬼>を
・・・・私が・・・・私が刺してしまったの??
鬼は、私が思っていることが解るかのように
又・・・・溜め息交じりの言葉で答えてくれた。
「お前がさ・・・・
・・・・何を考えてるくらいは解るさ
無意識のうち・・・・
・・・・あるいは意識を失っていたんだろう??」
「え、ええ・・・・。」
私が答えた直後に鬼は<独り言>を言い始めた。
「ついてねぇな・・・・。
まさか<神殺>と戦っちまうなんて・・・・。
本当に・・・・ついてねぇや・・・・。」
「!?」
鬼の言った言葉にはついていけなかった・・・・。
「あなた・・・・<神殺>って一体何??」
「おまえ・・・・記憶がないんだってな・・・・
・・・教えてやるよ
お前が何をしたかを・・・・。」
鬼はその場に居合わせたような
あるいは<傍観者>に なり
私達を監視していたような そんな口振で言った。
−−−−−−何時だったか覚えてはいない−−−−−
俺が・・・初めて任務についた時だ・・・・。
--女と男がいた・・・二人は深く深く愛し合っていた
--正直言うとな・・・俺は初任務がこんなもんかと
苛立って-面倒臭そうにな・・二人を見ていたんだよ
それともう1つ・・・・。
俺も-あいつ等みたいに為りたいと願っていたんだよ
俺も-あの男のように・・・・
美しい女と遊びたかったのさ・・・・。
--そんな事を思っていたあの日・・・・。
あいつらは<---->を開けた・・・。
彼--氏のほう---は知ッてい---たみたいだ・・・・。
あいつらは・・・・<---->を----開けた・・・・。
そし---て・・・・世・・・・界----は・・・・。
破・・・・滅の----道・・・・へ・・・・・。
彼----の名----前は・・・・・・。
「そこまでですよ <先輩>」
いきなり出てきた男は・・・・
躊躇いもなく 私が刺した方の鬼の首を 撃ッた・・。
「・・・ッチ この犬が 呪い殺してやる・・・・。
・・・・すまなかったなぁ 彼の名前・・・・
おしえて----やれ---そうに---な・・・い・・・。」
<ドサリ> と音が鳴った 私には意味が解ったさ
鬼は死んだ。人間と同じように血を流して死んだ。
<奴等>は上半身が吹っ飛んでも再生能力とか
持っていて 蘇ると聞いていたのに・・・・。
私達人間の様に・・・・死んだ・・・・。
「さて お嬢さん。あなたは合格です。おめでとう。
彼は 不合格として 死亡しました。以上です。
ささ、早く行きましょう。
堕天使の悪戯に惑わされる 下種な生き物が。」
その男は 軽蔑しきった顔で 笑った。
私の事を下種な生き物と 嘲笑って・・・・。
- 堕天使の賭け事に一々構ってられない ( No.7 )
- 日時: 2010/10/03 20:51
- 名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)
どうも この男は信用できなかった・・・・
・・・・私のすぐ真後ろにいる
死んだ鬼のほうが信用出来た気がする・・・・
「どうかなされましたか?」
口元は笑っているが 眼は笑っていない・・・・
・・・・この男は私のことを 判断しているらしい
格下に見ている・・・・こいつの眼は
虫唾が走る・・・・この男は苦手だ
しかも対等の人間なのに 格下に見られるとは・・・
<屈辱>だ!
「お嬢さん・・・・聞いていますか?」
相変わらず、眼は笑っていない
・・・・だが、話さないと 今死んだ鬼のように
<殺される>・・・・と、体が言っている・・・・。
問いに答えなければ・・・・確実に死ぬ!!
「・・・・ええ 聞えているわよ・・・・。」
「それは良かった」
彼はゆっくりと丁重に言葉を発した。
「ここは、あなたが生きていた
約三半世紀後の時代です。
最初は誰だって驚きます。
一番時代が遅い人は約五世紀前
・・・・こんなことを言っても解らないでしょう。
あなたに四日間四時四十四分四十四秒与えます。
新たな<鬼>が出てくるかもしれません。
新たな<殺戮者>が貴女を狙うかもしれません。
ただ生きてください。
そうしたら 堕天使と会話が出来るようになります。
貴女の記憶が戻る事を祈っていますよ。
死なないでくださいね?
多くの堕天使は貴女に賭けています。
彼等の期待にそって 頑張ってください。
私からは以上です。
質問は一切受け付けません。
さようなら。」
言葉を残して 歩いて行ってしまった・・・・。
「なんなんだ アイツ??」
私に背を向けて歩いていく男を見ていたら
急に動きが止まり 此方に体を向けて歩いてきた。
「お嬢さん 忘れていました
・・・・これを」
指輪?みたいな物を私に渡してきた
「これは?」
「これは 一番多くの堕天使が 貴女に賭けたので
特別に 支給される指輪です。
死の危険が迫ったときにでも使って下さい。
・・まぁ 危機に迫らないと使えない代物ですがね。
・・・・それと どんな時でもいいから<黒猫>を
見掛けたら 何を犠牲にしてでも捕まえてください。
<黒猫>を捕まえたら 強制的に堕天使と話せます。
・・・つまり こんな所にいなくていいのです。
三半世紀後の世界ですが 生き返れます。
そして 過去の記憶を持ったまま 現代に戻れます。
ですが・・・・貴女が死んだときの記憶は
此処でしか思い出せません・・・・。
話少々がズレました。
健闘を祈ります。
今度こそさようなら。」
彼は又軽蔑しきった顔で、
眼は笑っていない顔で、
笑った・・・・。
そして 日付は解らないが、
深夜零時の時計が鳴った・・・・。
私は堕天使の遊びにより生きなければならないのか
つまらない・・・・つまらない・・・・。
又・・・・又??
又とは何時のことだろうか??
覚えていない・・・・。
過去を思い出そうとすると 頭が痛くなる・・・・。
後遺症と言う奴だろうか・・・・。
二度と・・・・二度と思い出してはいけないような
そんな気分になりながらも 私は・・・・
忘れた記憶・・・・私が死んだ成り行きを・・・・
頭とは反対にそんな事を思っていた・・・・。
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