ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

天界と地上と地獄
日時: 2010/10/03 11:25
名前: mmm (ID: XCTlLH6Z)

前書きとして言っておきます。
今回の作品は暗い内容が続きます。ということで怖がりな人は止めたほうがいいかもしれません。
では、お話を始めましょう・・・。


「なんでだよ!!!」
「何でも糸瓜も無いの!!」
ここはある住宅街。そして僕はシャドウ。
母のジャンフと喧嘩していた。
そして僕はついに家を出た。ここからが本番です。
母から離れようと言わんばかりに山を3つ越えた時、「あ」
誰かにぶつかったようだ。
「大丈夫か?」
「すまんです。オイラ急いでるから・・・」
「そっか、またな。」

んで、都会に着いた。その時携帯が鳴り出した。母だった。仕方が無く電話に出ることにした。
「もしもし?」
「シャドウ!?あんた何処にいるの!」
「山3つ越えた先の都会だが・・・」
「なんでまた・・・」
そう、僕はコレまでに何回もここに来ている。ここの恋人に会いに来てるのだ。
「あの人に会うためにきている」
僕の恋人はクロア。心優しいが少し堅苦しい。
「まあいいわ。夕飯までには帰ってきなさい。お父さんが帰ってくるから。」
「わかった。」
親父は、訳あってアメリカで働いている。しかし、親父が帰ってくるのは致命的だった。一回酔ったら何をやり出すかだすか分からないのだ。コレが怖くて帰れないのだ。
「クロア・・・」
「あ、シャドウ・・・」
「どうしたんだ?こんなビルの谷間で」
「なんでもないわ」
「?」
しばらくあちらこちら歩いていたが、急にクロアが言い出した。
「実は私、天使なの」
「はぁ??」
信じられない天使らしき痕跡は無かったのに。
「信じられないでしょう。なら私に捕まって・・・」
「ち、ちょっと・・・」
「いくわよ」

しばらく意識がとんだ。気がついたときはそこは白い世界だった。
「うわ〜・・・」
すごすぎてものが言えなかった。
「ここが天界よ。貴方も天使になって欲しかったから此処へ導いたの。ごめんね」
「い、いいけど・・・はぁ、はぁ、はぁ」
空気が薄い・・・苦しくなってきたのがわかった。
気がつきゃ体は天使だし・・・
「あ、君は!」
「あ」
あの時山でぶつかった子だ。
「どうしてここへ・・・?」
「クロアって人が連れてきてくれた。君は?」
「オイラはエドアル。よろしく!!」
「僕はシャドウ。よろしくな」
というわけで、僕、クロア、エドアルで暮らすことになった。住み心地は最高だ。あんな住宅街にあったぼろ家とはもうおさらば。この時はまだ、あんな悲劇が起こるとは思わなかった・・・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴ
「きたみたいね」
「シャドウ、俺たち天空人は地獄の魔界人と戦ってるんだ。いずれは君にもやってもらうことになる」
「う、うわ・・・」

・・・・・・・・・・
気がつけば真っ赤な空は元に戻っていた。
「な、なんだったんだ???」
「よくきましたね」
あ、あなたは?
「私はマディア。貴方は選ばれし者、あなたなら・・・」
「???」
「あなたなら魔界討伐できるかもしれないわ。コレを授けます」
「これは、弓?」
「メディ二家に伝わる神弓、パルティア。それに矢はありません」
「でもそれじゃぁ・・・」
「弓を引けば自然に矢はでます。そしてこれも・・・」
「槍に盾?」
「その槍はグラビティウス、それは開放の盾・・・」
「では」


今回は此処までです。

Page:1




この掲示板は過去ログ化されています。