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- 妖刀「紅」
- 日時: 2010/10/12 17:10
- 名前: 刹那 (ID: Atweuouf)
登場人物
主人公:月詠 サヤ
妖刀「紅」。
それは、私の家に代々受けつがれる妖刀。
それにふれた者は皆、血を吐きながら死んで行ったらしい。
私はー度も見たことがない。
否、見せてもらえない。
昔、私がまだ幼い時に探し歩いたことがあった。母に、妖刀はどこかと聞いてみたこともあった。しかし、妖刀は見つからなかった。
見たい。
これが正直な感想だ。
「サヤ、ご神木様にお供え物を。」
母に言われ、現実に引き戻される。
「はい。」
ご神木様とは、私の家のすぐそばにある樹齢千年の木だ。
どこか神秘的で妖しい雰囲気がある。
「ああ、そういえば今日は私の16の誕生日だ。」
すっかり忘れていた。
“もう16か。時の流れは早いな”
え?
どこからか声が!!
“ここだ”
私は声のする方をふりむいた。
「え」
そこには、鬼がいた。
紅色の瞳に漆黒の髪をなびかせた鬼がいた。
しかし、不思議と恐しいとは思わなかった。
“俺は紅”
く れ な い?
どこかで聞いた名前…
妖刀紅…
「あなたが妖刀紅なの!?」
“違う。俺は鬼”
鬼……
“何も知らないのか。罪を犯したじぶんの血を”
罪…?
“全て話してやろう。お前の祖先が思って罪のことを”
昔、俺は人と共に暮らしていた時があった。俺は人にかわって畑を耕し、人は俺に収穫した農作物を渡した。しかし、ある時、俺に農作物を渡すのを渋った者がいた。それがお前の祖先だ。俺に農作物を渡したくなくなったお前の祖先は俺を刀に封じ、木に埋めた。そして、悠々自適に暮らしたのだ!しかし、この封印には一つだけ欠点があった。それは、時だ。幾ら強力な刀だとしても、時には勝てぬ。そして、その期限が今日。今、俺は腹がへっている。お前は運が悪いな”
チロリと紅の口から赤い舌が覗く。
“じゃあな。サヤ”
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- Re: 妖刀「紅」 ( No.1 )
- 日時: 2010/10/12 17:13
- 名前: 栞。 (ID: Atweuouf)
こんにちは、作者です。
名前変えました…
この話の続きを唄李様が書いてくださるそうです!
頑張ってくださいね!!
- Re: 妖刀「紅」 ( No.2 )
- 日時: 2010/10/15 07:48
- 名前: 唄李 (ID: 8HTDhaI.)
紅がいきなり飛びかかってきた。
「きゃっ!」
たぶん普通なら私は紅に食べられてしまっただろう。
けれど私は食べられなかった。
詳しく言うと紅が私を食べるまであと数センチというところで目を開けていられないほどの光がでて紅が吹っ飛んだ。
- Re: 妖刀「紅」 ( No.3 )
- 日時: 2010/10/15 20:00
- 名前: 栞。 (ID: 4to6kJuE)
唄李様♪
小説の更新、ありがとうございます。
忙しいのに…
無理はしないでくださいね♪
更新頑張ってください♪♪♪
- Re: 妖刀「紅」 ( No.4 )
- 日時: 2010/10/17 16:41
- 名前: 星菜月夜 (ID: d9r3SuxE)
唄李さんへ!
マジ天才だよ!!唄李さんは!!!
唄李さんの作品、全部みたよ!
最新ガンバ!!!
—星菜月夜—
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