ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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無名の英雄 — unknown hero —
日時: 2010/10/21 21:46
名前: メルー (ID: 3XK5OMH1)

懲りずに新作を書き出しては投げ出す メルー です

今のところ投げ出してないのは 生ける屍 だけです

そんな駄目な作者の作品でも良ければ読んで下さい

※注意書き※

アドバイス&コメ 大歓迎

荒し 大反対

実在する 国 機関 兵器 が登場します

歴史が少しずれています(というより 間違ってます)

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Re: 無名の英雄 — unknown hero — ( No.1 )
日時: 2010/10/21 21:48
名前: メルー (ID: 3XK5OMH1)

【プロローグ】

 — 2012年 —

アメリカ と ロシア の国際関係が悪化


 — 2013年 —

第二次冷戦 勃発


最初の冷戦 つまり 第一次冷戦 では両国とも 核 の実用性で競い合った


しかし 核 に対する反発が強い今 再び 核 の研究に力を入れるのは他の国との関係に溝を作ってしまう


そこで アメリカは考え付いた


核 ではなく AI兵器 で ロシア との差をつける事を


アメリカ はすぐに AI兵器 の開発に力を注いだ


だが、そんな アメリカ の元に衝撃な報告が届く


『ロシア はすでに開発を終え 実験段階 にある』


ロシア にいる アメリカ のスパイからの報告

アメリカ の首脳陣は焦った

このままでは ロシア に劣ってしまう


首脳陣は議論の末 ある結論を出した


『ロシア のAI兵器を破壊しよう』


破壊と言っても直接 軍が動いて壊しに行くわけではない


アメリカ の持つ可能性の全てを ある一人の 人間 に賭けるのだ

Re: 無名の英雄 — unknown hero — ( No.2 )
日時: 2010/10/22 17:52
名前: メルー (ID: Zjcetz5k)

0章

【1話 選ばれた男】

深夜 2時頃。

アメリカのある小さな町である男が目を覚ます。

男の名は レヴァン・ロック 。

ロックはベットから起き上がると窓から外を見る。

外からはバレないように。


理由は特に無い。

体が自然とそう動くのだ。


窓から見ると自分の家の前に見覚えの無い黒いバンが止まっていた。

そして 三人 誰かが居るのが見える。

どうやら バンのドアを閉める音に反応して目が覚めたようだ。


しかし こんな時間に何のようだ?


そんな 当然の疑問が頭に浮かぶ。

が、すぐに消えた。


三人の手にはそれぞれ拳銃が握られていた。

ご丁寧にサプレッサー付きだ。

それに よく目を凝らして見てみればそれぞれチョッキまで着ている。

警察ではない。

だが 強盗にしては不自然だ。

どこか 訓練された人間 という雰囲気が伝わってくる。


三人は少し会話をすると俺の家の玄関に来た。

もちろん インターフォンを鳴らしたりしなかった。

しばらくして 扉が開く音が小さく聞こえた。


家に侵入してきた。


ロックは急いで枕の下に置いてあった拳銃を取り出す。

そして 銃身をスライドさせる。


大丈夫だ いつでも撃てる。


更にロックはベットの下に置いてあるチョッキを取り出してパジャマの上から着る。

至近距離で撃たれたら効果は保障できないが、無いよりはマシだろう。


ロックはもう一度 銃とチョッキ を確認してから部屋を出た。


先手を取った方が今は有利だ。


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