ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 逃げきれぶち殺せ生き残れ!宗教団体あいのうた教オリキャラ募集
- 日時: 2010/10/30 13:59
- 名前: 金平糖 ◆dv3C2P69LE (ID: jM89U6Tv)
殺し合いの話です。バトルロワイヤルに影響されまくりです。
目次
だい一わ!>>2-3
第庭!>>10>>18
オリキャラ募集中です。
注意、最強設定とか、ぶっとんだ設定はご遠慮下さい。
オリジナルキャラ募集用紙。
名前【】
性別【】
年齢【】
性格【】
外見【】
設定【】
- Re: 逃げきれぶち殺せ生き残れ!宗教団体あいのうた教オリキャラ募集 ( No.17 )
- 日時: 2010/10/29 19:14
- 名前: 金平糖 ◆dv3C2P69LE (ID: jM89U6Tv)
>>16 喋り方が似てますね、了解しました。
- Re: 逃げきれぶち殺せ生き残れ!宗教団体あいのうた教オリキャラ募集 ( No.18 )
- 日時: 2010/10/29 20:10
- 名前: 金平糖 ◆dv3C2P69LE (ID: jM89U6Tv)
不知火は迷い無い足取りで森の中を進む。置いて行かれないように、必死で和歌子は追い掛ける。
この島は南の方にあるのだろう、冬なのにそこまで寒くはなかった。しかし森の中は湿気が酷く、とてもじめじめとしていた。その上、月が出ていないので辺りは真っ暗なので、少しでも気を抜いたら、不知火の背中をすぐに見失ってしまうだろう。
「きゃっ!!」
足元の蔦に引っかかり、和歌子は転び、地面に叩きつけられる。
不知火はこれには振り返り、和歌子に駆け寄る。
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫です」
すぐに和歌子は立ち上がり、服に付いた泥を払い落とし、また二人は歩き出した。
その様子を、木の上からスーツを着た男が見つめる。
「予定より早いですねぇ……」
男は携帯電話を取り出して電話をかける。
『もしもし?』
青年の声が電話に出る。
「小山です、予定に狂いが生じました」
『子海か……何があったんだよ』
ニコニコとしながら陽気な声で喋る小海とは対照的に、電話の相手は非常に苛立った様子で受け答えをする。
「愛沢歌彦の娘を、生続者側が引き入れようとしてます」
『そんなに早く接触をしやがったのか!?……まぁいい。どうせそのままじゃもう死んでた女だ、ボディーガードをしてくれるなんて、こっちの仕事が減る』
「左様で」
ブツリッと電話の向こうの青年は電話を切る。小海は携帯電話を圧し折り「折れちゃった〜」とへらへらと言いながら、木から木へと忍者の様に飛び移りどこかへ消えていった。
「あの、不知火さん……一体どこに向かっているんですか?」
小走りで不知火に着いて行きながら、恐る恐るとした声で和歌子が聞く。
「安全地帯」
それだけ言って不知火は無言で歩き続け、和歌子も決まりが悪そうな顔で追いかけた。が、ある場所で突然、不知火がピタリッと足を止める。和歌子が不知火の背中にぶつかって尻餅をつく。
和歌子には振り向きもせず、不知火は草木に紛れている切り株を蹴る。すると切り株はあっさりと蹴り倒されて、そこにぽっかりとした穴が現れる。
「入れ」
穴を指しながら不知火は和歌子に言う。和歌子は黙って頷いて、恐る恐ると穴を覗き込んだ後、端にある梯子で穴の中を降りる。少し梯子を降りると、すぐに下から明かりが見え……
「へ、部屋……?」
梯子から降りた和歌子は、玄関のような場所に降りて、きょろきょろと回りを見渡す。穴から入った部屋は割と広く、和風の落ち着いた雰囲気の良い部屋だった。
続いて不知火も部屋に入り、玄関のような場所で靴を脱ぎ、部屋の中心の炬燵に入る。
「あ、メールの子だ!カモン!カモン!そんな所にいないで早く炬燵にインしなイン!」
炬燵の中から変な口調の、おでこの上と正常に位置に眼鏡を二つかけた奇怪な女性が這い出て、和歌子に手を振る。
「え、あ、はい」
和歌子も靴を脱ぎ、炬燵に近づく。
「おお!予想よりもビューティーな女の子だね!」
「?……ありがとうございます」
妙に高いテンションに着いていけず、和歌子は愛想笑いをしながら答える。
「エブリワンが集まったら詳しい事スピックするから、あ、マイネームは藤木マリモネットね!それじゃおやすみ!」
そう言って、マリモネットと名乗る女性はまた炬燵の中に潜り込んだ。不知火は蜜柑を食べていた。
- Re: 逃げきれぶち殺せ生き残れ!宗教団体あいのうた教オリキャラ募集 ( No.19 )
- 日時: 2010/10/30 10:03
- 名前: 夜 (ID: s2qZnqsK)
似てますかぁ〜??
有難うです^^
最新ガンバッです!!
- Re: 逃げきれぶち殺せ生き残れ!宗教団体あいのうた教オリキャラ募集 ( No.20 )
- 日時: 2010/10/30 12:51
- 名前: 金平糖 ◆dv3C2P69LE (ID: jM89U6Tv)
夜様 ありがとうございます^^
- Re: 逃げきれぶち殺せ生き残れ!宗教団体あいのうた教オリキャラ募集 ( No.21 )
- 日時: 2010/10/30 16:02
- 名前: 金平糖 ◆dv3C2P69LE (ID: jM89U6Tv)
DAISANWA
マミは強い、次々と襲ってくる信者を彼女はあっという間に倒してしまうのだ。
「んー、倒しても倒しても出て来る」
豚のマスクを被った男の両足の骨を圧し折りながら、マミは眉間に皺を寄せる。マミは信者を殺したりはせず、足や腕の骨を折って戦えなくする。それが伊原には救いだった。
「イハラ!この人良い武器持ってるよ!」
豚マスクの付けていたナックルダスターを伊原に差し出す。
「これってメリケンサック……悪いけど要らない!俺、護身用のナイフだけで十分だから!」
「そーお?」
ナックルダスターをポイッと放り捨て、マリは豚マスクの上にドッカリと座る。
「あの男ってどこに居るんだろ。本当に、どこに行けば良いんだろうねー?」
「うん……」
伊原は豚マスクの近くに座り込む。
「何暗い顔してるの?辛気臭いよ!大丈夫、イハラは私が死なせないから!」
マミが伊原の頬をつんつんと突付く。
「ははは、ありがとう」
前向きなマミは、いつも後ろ向きな伊原には少し能天気に感じたが、マミも後ろ向きだったら、もう、どうしようもなかっただろうから、伊原はマミが前向きでよかったと思った。
突然、バイバリバリという爆音が辺りに響く。
「!?」
「ヘリコプターだ」
マミが耳を押さえながら空を指差す。伊原は空を見上げ、叫ぶ。
「エ、エルメスエディションだ!」
何と、頭上にはフランスの高級ブランドのエルメスがデザインや内装を手がけた、エルメスエディションがグルグルと空を旋回していた。
突然、色々な場所から女性の声が響く。
『みなさーん!生きてますかー?私の声、届いてますかー?』
「うるさっ」
マミがギュッとさっきよりも強く耳を塞ぐ、どうやら、色々な場所に声が聞こえるように、マイクが設置をされているらしい。
『だんだん皆さんも暇になってますよね?そんな暇をしている皆さんに、イベントを用意しましたー!』
「イベント?」
『皆さんは私達、宗教団体あいのうた教の教祖、安心院信愛の場所へ辿り着かなくてはなりません、しかし島が広くてどこか分からない!そんな皆さんの為に!なんと賞として、安心院信愛の元へのヒントが与えられます!』
「マジで!」
マミが飛び上がり、豚マスクの上でピョンピョンと飛び跳ねる。
『イベント名!バイクに乗った男をぶっ殺せ!』
途端にマミがジョンプをやめる。暫しの間、俺は言っている事の訳が分からず唖然とし、
「殺せぇっ!!?」
信じられない言葉に伊原は口をあんぐりと空けた。
「殺そう」
マミは至って冷静な様子で言う。伊原は理解が出来ない様子でマミを見る。
「見かけたら、ね」
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