ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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蛍の光とともに—・・・。
日時: 2010/11/03 18:21
名前: 可鈴 (ID: GMKAzVcQ)

ハロ!皆元気?
はじめまして 可鈴(かりん)と申します。
今回 小説を書くのは久しぶり。
うまく書けるか わかりません^^;

でも 見てくれるとうれしいなぁ(*^人^*)
名前は蛍の光とともに—・・・。です!

ちょいと悲しいはなしです><

では 登場人物を書きます。

春風 愛天音(あてね)
小学6年生。2年生のとき 両親を亡くす。今はおばあちゃんの所で暮らしている。

北条 月姫(つきね)
小学6年生。二重人格をもつ。普段はおとなしい。

中山 葉亜舞(はあぶ)
小学6年生。月姫のもうひとつの人格。
とても活発で、怠け者。

浜崎 綾菜(あやな)
中学2年生。皆の先輩。
昔 学校でイジメにあっていた。だから親しい人以外の人と話すと震えが止まらなくなる。

空音 亜々夢(ああむ)
小学6年生。人の心を読むことが出来る。
よく話す、お調子者の性格。
愛天音の事が好き。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
亜々以外は女子です。
では 書いていきたいと思います。


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Re: 蛍の光とともに—・・・。 ( No.1 )
日時: 2010/11/03 19:06
名前: 可鈴 (ID: GMKAzVcQ)

あれは とても寒い冬。

今学校は冬休みにはいっている。

私、愛天音はコタツに当たりながらお茶をのんで、ボケーっとしていた。

窓の外は一面まるで銀世界と言うほど雪が積もっていた。

『どぉりでさむい訳だ。』

私は窓の外をみて呟いた。
まぁ 学校に行く必要もなく、外に行く用事もない私には どうでもよかったが。

それより・・・。
暇だ。
私は思った。
コタツにあたり お茶を飲む。

それでは暇すぎる。
何かしよう!
雑誌が読みたい・・・・・!!!
だが寒い。動きたくない・・。
私は雑誌が読みたくてウズウズしはじめる。

私の部屋に、読みかけの雑誌がおいてある。

でも私の部屋はこの茶の間を出て、廊下を歩き、台所を超えて、階段を上り、兄貴の部屋を突き抜けたところにある。

『おばあちゃん 雑誌とってきてぇ〜〜〜!!』

という声はむなしく暖房の雑音にかき消された。

おじいちゃんの遅い出世で買った大きく、広い家。
部屋が多い分、最近引っ越してきた私にとって、家で迷子になる可能性も多くなる。

昔の古い小さい(ボロ)アパートはよかった。
5畳の部屋が二つだけだった。

おかけで雑誌にもすぐに手が届いた(狭いから。)
おばあちゃんも近くにいた。(勿論狭いから。)

はぁ〜。
こんな事していくうちに、私は気づいた。

既に十分経っていたことを・・・。
私は決心を固め、コタツをでた。

『寒いのがなんぼのもんじゃぃぃぃぃぃ!!』
と 叫びながら・・・。

と その時トントン。
窓が誰かにたたかれる音がした。

『・・亜々夢?』
そう、窓の外には、亜々夢がいたのだ。

『えへへ〜。あっちゃん、来週暇?』
無邪気に笑う亜々夢。

『私は年中暇だけど・・。どしたの?』
いつもの様にデートのお誘いか?
私がそう思ってると・・・。

『来週、田舎のじいちゃんとばあちゃんの所行くんだ、あっちゃん。一緒いこ!』

なんと 予想外!!

でも亜々夢の田舎、蛍がたくさんいてきれいって聞いたなぁ・・・。蛍。。。みたいなぁ。。

『そうだよ〜。蛍きれいだよ!あっちゃん』
亜々夢はニコニコ笑っていた。

『そか・・・人の心よめんのか。亜々夢・・。』

『おう。』
『うん。いっても良いけど・・。』

『え!!いいの!!?』
亜々夢は目を輝かせいった。

『ただし—。月姫たちも一緒!』

私は強くいった。
ふたりっきりはヤバイ。

多分これをアニメにしたらモザイクだらけになるから。だめだめ。

『えー・・。そんな事ないのにぃ・・。』
と下を向く亜々夢。

しまった!また心読まれた!
はずかしい・・。
私もしたを向いた。

『で・・。いっいつ?』
話を変えた 私。

『あ、うん。来週の土曜日。お願いね!おとーちゃんとおかーちゃんは来ないから〜!』

最後のはいるのだろーか・・。
でも月姫たちを呼ばないで二人で行くつもりだったのか・・?

はぁ〜・・。困るな、あいつには・・・。

つづく

Re: 蛍の光とともに—・・・。 ( No.2 )
日時: 2010/11/03 20:27
名前: 可鈴 (ID: GMKAzVcQ)

そし田舎への旅行一日前の昼。

私と月姫たちは 計画を立てていた。

『多分 私、亜々夢さんのおばあさまが住んでいる所へ向かうときは—。葉亜舞になってます』

残念そうに月姫は言った。

『私、おばあさんたちとお話ができないんです。
過去を思い出しそうで—』

綾菜はいう。
昔、とても綾菜が優しく、面白かったとき、話しかけた人全員に無視され、イジメが始まったらしい。

『綾菜さん、大丈夫。みんないい人だから。。』
必死に私は励ました・・。

『っ!今から塾の時間!じゃ、そういうことで、9時に駅前ね!バイバイ!』

亜々夢はそういい。走って帰っていった。

私たちもそれぞれ別れ、その日は終わった・・・。

夜、家で私の携帯がなった。

亜々夢からだった。

あっちゃん。

あした、
なんだかたのしみで寝れない!!いま、あた
たかいコーヒーを飲んで落ち着こうとしたら暑くて舌
が火傷した〜><。。そしたらさまし
すぎて今度は冷たいよ〜・・・。
き〜!明日 緊張する〜><。。

どうでもいい感じの文だった。
その時私は気づいていなかった。

亜々夢が言いたいことが・・。

『あなたが すき』そうかかれていたのに、
私は気づかなかった・・・。

私はメールで、こう返事した。

わ〜大変><でも、明日はほんっとうに
たのしみだわ〜Wあのね、明日のために、とてもおも
しろい本持ってくるよ!皆で読もうね!わたしとって
も爆笑したWW
すてきな旅行になるといいな。ずごい良い思い出がで
きたらいいね^^

偶然が重なった。
『わたしもすき』
と縦に書かれていた。

そんな事何も知らない私がわかる筈なかった。。。

その頃亜々夢の家-------------------

『・・・・えぇ!!?あーちゃん そんな風に思っててくれたの!!?』

舞い上がる亜々夢。
一体 どうなるのか。。

つづく


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