ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ARMS. サイコタイプ武装集団
- 日時: 2010/11/04 16:00
- 名前: クズ貝 ◆9GO8HBqswM (ID: SA0HbW.N)
ジャンル 腐りかけたSFにファンタジーをプラスしたなにか
ハイ始まりました。血と汗と涙(ウソ)の友情コメディ(ウソ)
実際はSFにファンタジーを追加したなにかというジャンルです。
テーマは『ウソっぽいなにか』なんですか?
では、はじめます。
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- Re: ARMS. サイコタイプ武装集団 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/04 16:19
- 名前: クズ貝 ◆9GO8HBqswM (ID: SA0HbW.N)
プロローグ ARMS.
21XX年。ありがちな設定を持った超能力者の軍団『サイコプラント』という軍勢に日中韓は攻撃された。
彼らは、サイコタイプと呼ばれる異端者達——
これまで世界に蔑まれてきた人種の集団だ。
彼らの目的はおそらく『復讐』
世界への復讐。
俺、帝 薙一はそんなことを考えながら非難していた。
やることもなく、政府公認のサイコタイプ集団『ARMS.』の助けを待つだけ……。
そんな中じっとしていられるはずもなく、今俺は、町の外。深い森の中で迷っていた。
——
サイコプラント襲撃から三時間はたっただろうか。
いまだに俺は森をさまよっていた。
「そこに誰かいるのか!」
朦朧としていた俺の意識は、その声と、人の姿によってはっきりとしてくる。
「いますっ! そこの町の帝 薙一といいます!」
チッと舌打ちをしながら、先ほど叫んだメガネの男は言う。
「自己紹介などいらないのだよ。われらARMS.は民間人を保護するだけだ。余計な言葉を交わす必要はない」
「てめ……」
言葉はさえぎられ、おぞましい姿をした何かに振り上げた拳はとめられた。
「俺はサイコタイプなのだよ。何より武器を持っている。俺に適うわけがないのだ」
「てめぇ……ソイツはなんだ!?」
黒い影に包まれた、はっきりとは見えないおぞましい何かの正体。
「む……おまえ、見えているのか?」
「ぼんやり」
俺の答えに少し考えてから、男は言った。
「ついて来い。隊長に合わせる」
To be continued
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