ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- わがままな魔女
- 日時: 2010/11/06 21:16
- 名前: ニノ (ID: 0WRXSyTI)
ハロー♪ニノですっ!!
小説書くのはじめてなんでちゃんと書けるかしんぱいです・・・
これを見てくださっただけでもいいのでスルーしないで見ていってください!(b^-゜)
-----プロローグ-----
紀藤恵理ことエルヴィーラは異世界で魔女に拾われ育てられた18歳。ある日のこと、師匠の命令で国王のもとへ嫁ぐことになる。しかし、本人は納得できないまま結婚生活がスタートして————?
どんなことでもいいのでコメントよろしくデス。
- Re: わがままな魔女 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/04 21:30
- 名前: ニノ (ID: 0WRXSyTI)
ぽかぽか陽気のある日のこと。
鍋を一心不乱にかき混ぜていたあたしに、師匠が重々しく口を開いた。
「ヴィラ、お主の結婚が決まったぞえ」
思わず手が止まる。そりゃ驚くって、あたしまだ18だぞ?結婚?—————ありえねぇ。
「ムリムリムリ」
「決定事項じゃからの、お主に拒否権などないわっ」
今年で7千歳ちょっとになるはずの美人な女がほーっほっほと高笑い。キモイって言ったら殺されそうだから言わねえ。
「拒否権はなくても人権ならあるはずだろ?」
「魔女に人権などなかろう」
黒いマントを着た“魔女”な格好をした師匠。彼女は見た目の通り魔女なのだ。しかもかなりの頑固者だ。言い出したら聞かない性格だから、今回の結婚話もきっとなかったことにはしてくれないだろう・・・・・残念なことに。
- Re: わがままな魔女 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/05 21:54
- 名前: ニノ (ID: 0WRXSyTI)
だれかぁ〜(泣)、、
- Re: わがままな魔女 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/06 17:57
- 名前: ニノ (ID: 0WRXSyTI)
あたしはエルヴィーラこと紀藤恵理(きとうえり)。日本生まれの日本育ちの日本人だ。
3年前、両親との不仲を理由に実家を飛び出した時、突然なんの前触れもなくこの世界にやって来た。家族も友達も知り合いすらいないこの世界で、盗賊と戦い、野生の獣と戦い、まあなんとかタフに生きていたんだけど、ある日精根尽き果てて倒れたところを運よく魔女に拾ってもらった。それ以来その魔女に弟子入りして魔術を学んでいる。
師匠には助けてもらった恩があるから恩返しできればあたしも嬉しいさ。しかし、今回の結婚はちょっとムリだ。だって相手の顔も名前も知らねえし。
「ヤダヨーアタシシャイダモノ」
「棒読みで訴えられても説得力ないわい」
あたしは再び鍋をかき混ぜながら師匠を睨んだ。彼女の赤い瞳がキラリと光る。
「相手はこの国で一番のお金持ちだえ?」
「えっ貴族?」
「うんにゃ、国王」
「嘘だ」
「嘘ではないよ」
やめてくれ、なんの冗談だ。
信じられなくて頭をぶるぶると横に振ってみるが、師匠はマジらしく表情は至って真剣だった。
この掲示板は過去ログ化されています。