ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 沈黙の陽炎。。。
- 日時: 2010/11/06 08:38
- 名前: みなみ ◆2NA38J2XJM (ID: Aw5kQYTw)
はじめまして♪
みなみといいます☆
よかったら、仲良くしてくれたらなぁと
思いますっ♪
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- Re: 沈黙の陽炎。。。 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/06 08:47
- 名前: みなみ ◆2NA38J2XJM (ID: Aw5kQYTw)
*。・。+登場人物*。・。+
風間 成樹(♂)*悩み事があり、なかなか
立ち直れない高1。でも、花淋と陸に出会って。。。
花淋(♀)*歌声の綺麗な女の子。
この子、実は。。。
陸(♂)*口のきけない男の子。
約束は絶対に守る男の子で。。。
他にも、ちょくよくでてきます♪
- Re: 沈黙の陽炎。。。 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/06 09:22
- 名前: みなみ ◆2NA38J2XJM (ID: Aw5kQYTw)
*成樹Side*
。。。俺、いつになったら立ち直れんだよ。。。;
一樹*「成樹ぃ、諦めろ?あんな綺麗なんだから、
振られるのも無理ないって〜」
勇斗*「まぁ、それは言えてるなw」
成樹*「あぁ。。。」
慶太*「わぁ、マジだこいつ〜」
成樹*「ちょっとは、慰めてくれても
いいじゃないかぁ〜」
勇斗*「わぁごめんごめん、んじゃ気分転換に
カラオケでも行かね?」
慶太*「そ、そうだな!成樹、行こうぜ!」
成樹*「ごめん、今日は気分が乗らないんだ。。。」
一樹*「う"、わかったよ。。。」
そういって、三人はカラオケへと向かった。
。。。はぁ;もういいよ。。。;
その時、綺麗な歌声が聞こえてきた。
その方を見ると、一人の女の子が歌っていた。
成樹*「綺麗な歌声だね。。。」
??*「わっ!」
成樹*「ごめんごめん、驚かせちゃったかな?」
??*「いえ、大丈夫。。。」
成樹*「君の名前、聞いてもいいかな?」
??*「えぇ。私は花淋。この子は陸」
成樹*「よろしくな、花淋。陸も」
花淋*「うん。よろしく♪」
陸*「。。。。。。(頷く)」
成樹*「あはは、無口なヤツだな」
花淋*「陸。。。口がきけないから。。。」
成樹*「えっ、そうだったのか!?耳は!?」
花淋*「耳とかは聞こえてるんだけど。。。
喋れないだけ。。。」
成樹*「そっか。ごめんな?無口なヤツだとか
言っちゃって。。。」
そう言うと、陸は俺の腕を引っ張って
掌に何か書き始めた。
成樹*「んだよ、くすぐったいなぁ〜ww」
花淋*「文字を書いてるのよ」
成樹*「文字!?。。。だ、い、じょ、う、ぶ。。。
大丈夫?」
陸*「。。。(頷く)」
成樹*「ありがとう!」
花淋*「あ、私たち。。。もう行かなくちゃ」
成樹*「おう、分かった」
また、陸が何かを書き始める。
成樹*「あ、し。。。た、も、き。。。て、く、れる?
もちろん♪明日も来るさ」
そう言うと、陸は嬉しそうな顔をした。
花淋*「約束よ?」
成樹*「おうっ!んじゃな」
そう言って、花淋・陸と別れて家へと帰った。
- Re: 沈黙の陽炎。。。 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/07 08:26
- 名前: みなみ ◆2NA38J2XJM (ID: Aw5kQYTw)
*成樹Side*
昨日、花淋・陸と約束してた通り
あの場所へと向かった。
。。。あ、陸だ!
成樹*「陸〜!」そう言って、陸のとこへ走っていった。
陸は俺に気づき、手を振ってくれる。
そして、グローブを陸に渡す。
陸*「。。。?」
成樹*「キャッチボールだよ!一緒にしよう!」
そう言うと、陸の顔がパッと明るくなった。
そして、キャッチボールをしていると花淋が来た。
花淋*「あ、キャッチボールしてたんだ♪」
成樹*「おう!陸、意外と上手くてさ☆」
花淋*「そうなんだぁ〜」
成樹*「花淋もするか?」
花淋*「え、あ。。。いいよ。私は」
成樹*「そうか?」
陸は、グローブを返しに来た。
そして、腕を引っ張り文字を書く。
<明日もしよう?>
そう書いてあった。
成樹*「おうっ♪そういえば、家ってどこなんだ?」
花淋*「あの、大きい建物よ」
成樹*「え、あれ?。。。養護施設じゃないか?」
花淋*「うん。。。私たち、施設に住んでるの」
成樹:「そうなのか。。。」
花淋*「ほら、陸・成樹。。。陽炎が綺麗よ。。。」
成樹*「本当だな。。。」
花淋*「未来みたい。。。」
成樹*「未来?」
花淋*「うん。。。私たちには、あの陽炎に叶わない夢があるの。。。」寂しそうな目で、話す花淋。
成樹*「そうなのか。。。」
俺はそれを。。。聞いちゃいけないような気がした。
女子*「あ、陸〜夕飯の時間って先生が!」
陸*「(頷く)」
男子*「あ、こんにちは。。。」
その男子は、俺に頭を下げる。
礼儀正しいヤツだな。
陸は、腕を引っ張り文字を。
<明日も来てね>
俺は、力いっぱい頷いた。
陸は、手を振った後、施設に戻っていった。
成樹*「花淋は、行かなくていいのか?」
花淋*「いいの。。。」
成樹*「なんで?」
花淋*「みんなに、私が見えない。。。
私は、交通事故で死んだの。」
俺は、言葉を失った。
花淋*「ごめん、びっくりしたよね。」
俺は、花淋の手を掴もうとした。
けど。。。すりぬける。
成樹*「おわっ!?」
花淋*「。。。ね?だから言ったでしょ?」
成樹*「う。。。うん。。。」
花淋*「私は、陸にしか見えないと思ってたのに。。。
なんで、成樹に見えたんだろう。。。不思議だね」
成樹*「そ、そうなのか。。。」
花淋*「さて、陸のとこいかないと^^」
そういって、花淋は施設の中へ入っていった。
俺も。。。家帰ろうかな。
そう思って、家へ帰る。
- Re: 沈黙の陽炎。。。 ( No.4 )
- 日時: 2010/11/11 18:43
- 名前: みなみ ◆2NA38J2XJM (ID: Aw5kQYTw)
*成樹Side*
───次の日。
土砂降りの雨。。。
一樹*「おい、今日もゲーセン行こうぜ!」
勇斗*「そうしよ!おい、成樹!」
成樹*「ごめん、今日も陸たちのとこ
行かないと。。。」
慶太*「こんな雨の中、待ってると思うか〜?」
成樹*「でも。。。」
勇斗*「慶太の言うとおりだよ。こんな中で
待ってるわけないって」
一樹*「ほら、成樹も一緒にいこうぜ!」
俺は、すごく悩んだ。
待ってない気もするけど。。。
昨日、約束したから。。。陸との約束を
破るわけにもいかない。。。
でも。。。だけどな。。。
成樹*「待ってない。。。よな」
そういって、勇斗たちの後を追った。
*陸Side*
遅いなぁ、成樹。。。
なにしてるんだろう???
もしかして、もう。。。友達じゃ
なくなった。。。のかな?
僕じゃ、友達になってくれないのかな?
。。。もう少し、待ってみようかな。
成樹。。。早く来て。。。
───1時間経過───
。。。もう、帰ろう。。。
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