ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 黒の刺青
- 日時: 2010/12/04 18:29
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: n71ZnujR)
どうも、初めまして。または二度目まして。九龍です。
今回は、戦闘あり友情ありのファンタジー小説を書こうと思います。
中学生が主人公の、シリアスが混じった、ファンシーな世界。で、ホラーありです。
お楽しみいただけたら良いと思います。
さて、いつものように、ここからは注意書きです。
僕が嫌いな方は逃げた方がいいです。嫌いなら会わないってのは一番簡単な方法ですし。
荒らし・チェーンメール等はお断りです。歓迎できませんよ。
次に、僕に文章力なんてものがあるかどうか解りません。心配な場合、少し考えましょう。
これでもお帰りにならない方は、できればですが、本編を見て行ってくださると嬉しいです。
目次
1 刺青【>>1 >>6】
お客様
羽百合 蕾様、ヴィナン様、パーセンター様、蜜蜂様、Neon様
- Re: 黒の刺青 〜オリキャラ3人募集〜 ( No.12 )
- 日時: 2010/12/03 20:44
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: mM51WarG)
パーセンター様へ
オリキャラ、ありがとうございます。
多分、このキャラクターのことは、要も覚える気はないと思います。
会うたびに思い出し、別れたらすぐに忘れる。
……そういう関係になりそうです。(つまり、おたがい究極にどうでもよさそう)
羽百合 蕾様へ
オリキャラ、ありがとうございます。
すべてが他人事! でも、この世界ではそうも言ってられませんね(苦笑)
留年が五回ということは……。えっと、23、24歳?
わァ、結構凄いお方ですね。
なんだか、戦闘シーンで一番冷静そうな人です。
- Re: 黒の刺青 〜オリキャラ2人(特に女の子)募集〜 ( No.13 )
- 日時: 2010/12/03 21:14
- 名前: 蜜蜂 ◆HDUtx3.U82 (ID: Omr4T4uD)
- 参照: http://元・栞。です
〜オリキャラ募集用紙〜
名前『双葉 儚/ふたば はかな』
性別『女』
性格『明るく、優しい。仲間思いで、人が好き。人懐っこくて、初めてでもすぐに仲良くなれる。でも、自分や友達・仲間に危害を加えるものには情け容赦無い』
容姿『クォーターの為、金髪碧眼。身長165cm。』
要の味方or敵『味方(出来ればでいいですので』
人物との関係『クラスメイト』
サンプルボイス『私は双葉 儚。よろしくね』
『この髪と瞳の色は生まれつきだよ』
『私の仲間を傷つける奴は許さないッ!』
その他『空手、柔道、剣道、弓道を習得している』
〜ありがとうございました〜
こんな駄キャラでも使って下さると嬉しいです。
小説の内容が個性的で、とっても読みやすくて面白かったです!
これからも頑張って下さい。
- Re: 黒の刺青 〜オリキャラ2人(特に女の子)募集〜 ( No.14 )
- 日時: 2010/12/03 21:20
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: xiz6dVQF)
〜オリキャラ募集用紙〜
名前『漣 絵馬』さざなみ えま
性別『♀』
性格『元々は結構なお人よし。他人には基本優しく接しようと努力しているようだが、爆弾発言、毒舌、KYなんでもござれで空回りしかしていない。元々頭は良いため、そのKYぶりにも拍車が掛かっている。校則には五月蠅い』
容姿『白髪で濁った青い瞳。血のあとが点々とついた白のワンピース姿が基本。』
要の味方or敵『どちらでも』
人物との関係『年下の風紀委員長。』
サンプルボイス
『えー……と、私は漣 絵馬。風紀委員長をやってる。校則違反しようものなら君の首筋から血が噴出すよ』
『廊下の走行、校則違反。首に十手か反省文がいいかどっちか選べ。正当な理由があれば免除するよ?』
『私の目の前で生徒に危害を加えるとは、良い度胸ね。二度とそんな事できなくしてあげる、どうなるかは身をもって体験してみてよ?』
その他『風起因として放課後は校外パトロールなどを自主的に実施している。喧嘩があれば、自ら仲裁に入って相手を問答無用で張り倒す。身軽で、細身の割には異様な怪力を併せ持つ。 それに反して異様なまでに打たれ弱い。長さが1m以上の大きな十手を持ち歩いているが、滅多に使おうとはしない。飛び級で1年早く学校へ来ている』
- Re: 黒の刺青 ( No.15 )
- 日時: 2010/12/04 18:18
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: n71ZnujR)
蜜蜂様へ
オリキャラありがとうございます。
おぉ! 何と頼りになる御学友!
でも、要君は悪いものが憑きやすい体質なので、見えない敵がいっぱいいるのです。
……うん、幽霊が相手では、たまったもんじゃないでしょうね。
Neon様へ
オリキャラありがとうございます。
なんか、敵が不足しがちなので、敵設定でいいですかね?
……それに、要君は毎回毎回廊下走るし(生徒会委員長のくせに)
その彼にとっては、絵馬さんはいい薬ですよ。
- Re: 黒の刺青 ( No.16 )
- 日時: 2010/12/04 18:55
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: n71ZnujR)
右腕の痛みが、スッと消えていく。
右腕がとても楽になり、体もふらふらとしない。
あぁ、やっと、楽になった。
そう思い、俺はゆっくりと目を開ける。
すると、第一にこの目に映ったものは、真っ赤に染まった紅葉だった。
なんだ、この紅葉は。俺はそう思い、あたりを見回す。
目の前には、和風の屋敷のようなものがある。大きくて、屋根は黒く、縁側があり、縁側には紅葉が数枚落ちている。
そして、俺が立っているすぐそばには、大きな池。
池にはいなくて、紅い紅葉がぷかぷかと浮かんでいた。
池に映った空は真っ黒で、星もなにもなく、そこの見えないような、深い黒だった。
なんだ、この屋敷は。俺の学校に、こんな屋敷はなかったはずだぞ。
俺はそう思いながら、腕を組んで考え込む。
そういえば、俺は昔から、悪いものに憑かれやすい体質だった。
幼いころから、人には見えないものが見えたり、誰もいないところで変な音が聞こえたり、と、俺の身の回りでは不思議なことばかり起きた。
このごろは悪夢にうなされるし、俺には夢魔でも憑いているのだろうか。
いや、憑いている、と言ったら、歩と輪もそのたぐいに入るだろう。
あいつらは、人ではないし、人間から見たら、悪いものとしか言えないからな。
そう思いながら、屋敷の周りの庭を歩く。
しかし、今は春なのに、なんで季節外れの紅葉の木があるのか不思議に思いながら、あたりを見回す。
屋敷は頑丈そうな石の壁で囲まれていて、俺には脱出できそうもない。
このまま帰れなかったらどうしよう、と思い、盛大にため息をつく。
しばらく歩いたが、出口がいまだに見つからない。
見えるのは、真っ黒な空と、その空を舞う紅葉ばかり。
俺は顔をしかめながら、屋敷の縁側に座った。
縁側に座って、空を見上げると、真っ黒な空で紅葉がひらひらと舞っている。
すべてを飲みこみそうな黒の空と、その空を舞う鮮やかな赤の紅葉。
その風景は、とても見事なものだった。
その時、静かな静かな音が、こちらに近づいてきた。
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