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- 君色狂想曲——アナタヲイッショウ愛シマス
- 日時: 2010/11/09 19:59
- 名前: *明輝 光* (ID: pVoFPF2t)
こんにちは明輝光ですb
此処では君色狂想曲というものを執筆させて頂きます。
気まぐれなんですぐにネタが尽きて挫折するでしょうけど((殴
題名も名前も当て字です。
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- Re: 君色狂想曲——アナタヲイッショウ愛シマス ( No.1 )
- 日時: 2010/11/09 20:26
- 名前: *明輝 光* (ID: pVoFPF2t)
1章[凍てついて哀い私の涙]
ダヴィヴェル家——イギリスでは有名な金持ちの家だった。
其処の一人娘な私、リリィ・ダヴィヴェル。
私には逆らえないから皆言うことを訊いてくれた。
それに、当然だと思ってた。
—一人を除いては。
「リリィ、この人が今日からお前の執事のマルシェだ」
それが出逢いだった。
「あんたねぇ……一体どんな手使ったのよ?」
ことん、と手に持っている紅茶を置いて尋ねる。
私の向かい側に立っているマルシェに。
「どんな手、って??」
しれっと言うマルシェにがたんと乱暴に立ちあがり、
「だから!! あんたみたいな平凡な男が何で私の奴隷な訳って訊いてんのよ」
ふふん、と鼻を鳴らす。
「奴隷、ではなく執事です」
「だからねぇっ!! 執事なんて奴隷のようなものでしょ?? それとも何、私に逆らうっていうの?」
強気な態度で引くかと思ったが、全然効いてない。
(ムカつくのよ、この男ぉおぉおおぉっ!!)
「なりたくてなった訳じゃないですんで」
「…………はあ?」
素っ頓狂な声をあげる私を見て見下したような眼で、
保留
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