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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 曖昧傘
- 日時: 2010/11/14 21:13
- 名前: 杏マナー (ID: YLB79TML)
はじめまして。
†登場人物†
○雨宮 叶華【アマミヤ-キョウカ】○
♀ 高2
黒で長髪
変な噂が流れる人
○黒樹 雛【クロキ-スウ】○
♂ 高2
真面目すぎる
叶華をかばう
*もうちょっと増やす予定です*
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- Re: 曖昧傘 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/15 15:59
- 名前: 杏マナー (ID: YLB79TML)
「ねぇ、雨宮さんの名前って何だけ?」
「えーっとねぇ・・・キョウカだったと思うけど・・・」
「漢字で書くと何の字?」
「狂うに華!!!狂華!!!!」
「えぇ〜、ほんとに〜?」
女子たちは、笑う。
狂華・・・?違う、叶華だ。
「ねぇ雨宮さん、漢字ってこれで合ってる?」
そこは、ちゃんと『違う』と言わなければならない。
だけど、何も言わなかった。
「え、無視?ひど〜い雨宮さん。」
悪いのは、そっちだ。
「気付けないあなた達は、そうとうの馬鹿ね。」
「は!?なに調子のってんの。ムカツク」
「そっちが、ね」
微笑みながら、相手の女子の肩をたたいた。
「それじゃ馬鹿、さよなら」
雨宮は鞄を持って、教室を出て行った。
- Re: 曖昧傘 ( No.2 )
- 日時: 2010/12/12 13:02
- 名前: 杏マナー (ID: YLB79TML)
「おい、雨宮」
呼び止めようとした。
「雨宮!!!」
「静かにしてよ、真面目馬鹿」
「違うぐらいちゃんと言えよ!」
「あたしの口は、余計なことを言わない口なの。」
なんとも冷静な答えを俺にぶつけ、雨宮は早退した。
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