ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦国の世に生きる・弐(物語完結! 今まで有難うございました!
- 日時： 2010/11/23 20:50
- 名前： 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 （ID: BcdVt4VG）
あたしは織田 亜美。アミじゃないよ、ツグミだよ。
あたしの先祖は、乱世を終結へと導いた美麗様。
今日の歴史の授業で、美麗様が出てきてる。
奇妙な容姿から“忌み子”と言われ、嫌われながらも確かな実力で、乱世を終結に導いた凄い人。
あたしの先祖は美麗様だよ! と言っても誰も信じてくれない。だから、あたしと美麗様だけの秘密。
なんか、ちょっと嬉しいなぁ……。
給食を食べてお腹いっぱいになっているから、心地よい睡魔が襲ってくる。
心地よい春風が、あたしの頬を掠める───。
デコピンされたような痛みに瞳を開けると、そこは───?
クリック有難うございます! 知っている方はこんばんは。知らない方は初めまして、鏖です。
皆様の案で「戦国の世に生きる弐」ができました!(←拍手!!
また応援してやって下さい! 登場人物は壱と変わりません。ただ、新キャラが出てきます!
乱世が終わって平和なので、ギャグ・ほのぼのが中心のコメディ・ライト的な内容になりそうです……。
ですが!! 戦もあるのでご安心を!(←意味不
では、今作も応援してやって下さい。宜しくお願いします!
「戦国の世に生きる・弐」
〜登場人物〜
織田 亜美>>1
美麗>>7
明智 光好>>10
真田 幸直>>25
伊達 幸直>>27
京子>>32
豊臣 秀徳>>36
風魔 小太郎>>52
〜物語〜
第壱話「戦国の世界」>>37
第弐話「子供疑惑」>>40
第参話「牢屋生活」>>44
第四話「加虐性愛者?」>>45
第伍話「不穏な動き」>>49
第六話「平和崩壊」>>53
第七話「急襲」>>56
第八話「明智光好」>>57
第九話「乱世再臨」>>60
第拾話「独眼竜」>>61
第拾壱話「支えとなりて」>>64
第拾弐話「強敵の忍」>>67
第拾参話「行かないで」>>70
第拾四話「信頼」>>74
第拾伍話「父の夢」>>75
第拾六話「風魔小太郎」>>78
第拾七話「助太刀」>>79
第拾八話「織田亜美」>>80
第拾九話「届く自信があるのならば」>>81
第弐拾話「 」>>82
〜あとがき〜>>83
〜お客様〜
・博士様 ・浅葱様 ・ヨータ様 ・千尋様 ・桜音ルリ様 ・腐女子まん＊羽菜。様 ・栞。様 ・黒帝様
・うにょる様
〜お知らせ〜
登場人物について>>35
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- Re: 戦国の世に生きる・弐 ( No.45 )
- 日時： 2010/11/20 20:52
- 名前： 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 （ID: BcdVt4VG）
第四話「加虐性愛者?」
「私は監禁しているわけではないぞ? どちらかと言えば軟禁か」
「ひっ……」
クスッ、と至極楽しそうに笑う美麗様が鬼に見えた。
「もしかして、Sとか……」
独り呟いたつもりでいたが、しっかり聞こえたらしい。
「は? S?」
意味が解ってないようでよかった……。
「S……。sadist。加虐性愛者の事だ」
この女、なかなか威勢がいいじゃねぇか。美麗に向かって……。
「うわぁっ!!」
やめてよ、セクシーボイスの政義さん!!
「ふぅん……」
ねっとり絡みつくような視線の美麗様。美麗様って、教科書では気づかなかったけど……。
セクシーだよね。実物(?)。女のあたしが見ても倒れそう……。
「気にしてない。貴様、名は?」
「あっ、織田 亜美です」
アミって呼んだヤツ、いるだろ? ツグミだよ。
「……織田……」
美麗様の顔が少し曇った気がした。
「やはり、貴様は私の祖先かもしれない」
まさか、父上と同じ名字を名乗るとは……。信じるしかあるまい。
「えっ、信じてくれるんですか? じゃ、牢屋も……!!」
そう言って希望に満ちた笑顔も……。
「駄目だ。部屋がない」
次の瞬間奈落の底。
- Re: 戦国の世に生きる・弐(参照100突破! 有難うございます!) ( No.46 )
- 日時： 2010/11/20 20:51
- 名前： 黒帝 ◆ltYx4J.g3k （ID: TW1Zh9zP）
“描写が少ないですね”
- Re: 戦国の世に生きる・弐(参照100突破! 有難うございます!) ( No.47 )
- 日時： 2010/11/20 20:53
- 名前： 黒帝 ◆ltYx4J.g3k （ID: TW1Zh9zP）
でも主人公の気持ちは伝わってくるしストーリーせいはあるので良いと思います
- Re: 戦国の世に生きる・弐(参照100突破! 有難うございます!) ( No.48 )
- 日時： 2010/11/20 21:14
- 名前： 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 （ID: BcdVt4VG）
黒帝様>>46
なるほど、描写ですね……。気をつけます。
もし、また来て下さる事があれば、アドバイス宜しくお願いします!
- Re: 戦国の世に生きる・弐(参照100突破! 有難うございます!) ( No.49 )
- 日時： 2010/11/20 21:21
- 名前： 鏖 ◆TeAoSh7Hf6 （ID: BcdVt4VG）
第伍話「不穏な動き」
「はぁ……」
結局あたしは牢屋入り。部屋の空きができたら入れてやると言われた。
でも、いつできるの? あたし、もう泣きたい……!!
でも、何か嫌な予感───。あたし、昔から感はいい。
「なぁ、美麗」
廊下ですれ違った美麗に声をかける。
「何だ?」
政義の声に歩みを止める。
「……最近、忍がうろついてやがる」
なるべく誰にも聞こえないように、声をひそめる。
「あぁ……」
最近は私も感じていた。また乱世が始まりそうな、嫌な予感───。
「むぅ……。それは恐らく風魔一族……」
と幸直も話にかたる。
「Ah? 風魔だぁ?」
確か、寡黙な忍者で……。顔を知ってる奴はいねぇとか。
「───」
さて、秀徳にどう説明するかな───。
戦で変えた世に待ち受けるは戦。この鎖は断ち切れぬもの───。
「とりあえず、いつでも軍を動かせるように。2人には今まで以上に厳しい指揮を頼む」
それだけ言い残して、秀徳の所に走って行った。
「秀徳」
「あっ、母上!」
書物を読んでいて、声をかけてもらうまで気づかなかった。
「───また乱世が始まるかもしれない」
そう告げた後の秀徳の瞳は、どこか遠くを見ていた。
「───」
また、日ノ本から平和が奪われる───。
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