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◆吸血鬼のパズル◆
日時: 2010/11/20 11:09
名前: ふぐきまぢ (ID: nc3CTxta)

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◆◆◆◆◆◆ お話置き場 ◆◆◆◆◆◆◆


登場人物>>1

第一話>>2 「こんにちは、吸血鬼ですです」
第二話>>3 「こんにちは、今度は魔術師です」
第三話
第四話

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

Page:1



Re: ◆吸血鬼のパズル◆ ( No.1 )
日時: 2010/11/19 23:41
名前: ふぐきまぢ (ID: INtznFH6)



◆ 登場人物 ◆



笹本一和リーヴ・マドレスタ】♂
現在高校二年生。しかし、それは表向きの顔。
実際は魔界に住む見習い魔術師で年齢は100歳以上。
外見は(高校二年生にしては)若干幼い。

魔界の英雄であり伝説の魔術師『ライモンド』の秘書があると聞き、人間界に訪れる。
が、そこで二人の吸血鬼に出会ってしまい大変なことに・・・。



【こよみ&かなめ(パビリア&シム)】?
迷子の吸血鬼。小学二年生。
面白そうだったから人間界に来たけど、帰り方わかんない。
しかも生血をしばらく飲んでいないとかで吸血鬼の役割を果たしていない。
駄目じゃん。
こよみ(パビリア)は大変おっちょこちょいな性格。
かなめ(シム)は明るく優しい。が、ヘタレ。
二人とも性別がわからない。

じつはこいつら主人公なんだよ。



野島可南子シフウェ・マージュフレイ】♀
一和と同じ高校二年生。やっぱり魔術師。
しかしその力は一流で、一和とは犬猿の仲。
おなじく『ライモンド』の秘書を探しにやってきました。
料理を作らせると大変なことになる。食べたら誰もが血を吹いて倒れる。
・・・ツンデレ?




とりあえず。
まだまだ増える予定です!!




Re: ◆吸血鬼のパズル◆ ( No.2 )
日時: 2010/11/20 10:51
名前: ふぐきまぢ (ID: nc3CTxta)


第一話「こんにちは、吸血鬼ですです」







空は赤と黒が混じった、奇妙な色をしている。
つたが這っている古びた館が何百個も並び、道には当たり前のように人骨らしきものが落ちている。
鳥の代わりにこうもりの高い鳴き声。
生ぬるい風。どこか生臭い。


まぁ、典型的な魔界の姿だよね。


そんな道を、楽しそうに二人の子供が歩いている。
時々にやりと頬を持ち上げると、鋭くとがった八重歯が見える。
背中には小さな小さな悪魔の羽根。飛ぶということはなさそうだ。



「ニンゲンカイ・・・?」

「そーそー!!この上にあるんだって」

「このって・・・魔界の?」

「うん」



普通の子供らしい無邪気な声で、普通の子供らしくないことを喋る。
一人の子供は首をかしげ、もう一人は両手を組んで目を輝かせている。

二人の名前を、パビリアとシムといった。

ちなみに言うと二人は『吸血鬼』_______ヴァンパイアである。
血を吸う鬼。生血を飲んで生きる人間外のもの。
髪の毛の色が二人とも、魔界の空のように、血のように赤黒いのが印象的だ。
顔立ちは大変可愛らしく、黙っていればどこかの国のお人形さんのようだ。



「そういえばこの前捕まえた『人魚の歌姫』の血が美味しかったなぁ・・・」

「え?聞いてないよパビリア〜」

「そんなこというシムは『最強の黒魔女』の血を飲めたんでしょ?」

「うん、怖かったけど・・・」

「いいなぁー、パビリアも飲みたかった。」




・・・黙っていれば、ね。





第一話 とりあえずEND

Re: ◆吸血鬼のパズル◆ ( No.3 )
日時: 2010/11/20 11:06
名前: ふぐきまぢ (ID: nc3CTxta)





第二話「こんにちは、今度は魔術師です」







所変わって、空が真っ青な人間界。
平凡な住宅街、道には石ころかゴミ。すずめがチュンチュンと鳴いている。
爽やかな風。冷たい冬のにおいがする。



「一和君、今日も早いね」

「あ、大家さん。おはようございます!!」



小柄な少年。爽やかな笑顔で爽やかな挨拶。
真新しい紺のブレザーをきちっと着こなして自転車にまたがる。



「では、いってきます!!!!」

「はいよ、行っといで」





自転車で坂を下っていく少年の名は、「笹本一和」
蒼鳥高校二年生。両親は幼い頃になくし、いとこの家で育ったが、高校進学を気に一人暮らしを決意。



_________と、いうのが表向きの設定である。



彼は、『魔術師』だった。
・・・まだ見習いだが。

「リーヴ・マドレスタ」、これこそが彼の本名。
高校二年生どころかもうすでに100歳以上である。
しかし、まだまだ若造。童顔。
ぴっちぴちの10代ですっ!きらっ★という雰囲気をまとっている。



「今日の夕飯何にしよう・・・昨日はオムレツだったし・・・うーん悩むなぁ」



呟くものも人間らしい言葉だが、彼は正真正銘の魔術師。
魔術書も持っているんだからねっ




「確か冷蔵庫の中に野菜がなかったような・・・あ、今日金曜日だから特売日じゃん!!」



彼は魔術師。見習いですがまだ魔術師。
師匠は魔界を代表する大魔術師『グレーシエ』!!!



「明日は早起きしなくちゃなぁ・・・溜まった洗濯物干して、部屋掃除しないと。そのあと○タヤでDVD仮にいこっと♪」




・・・のんきに♪なんか飛ばしやがって・・・。
魔術師は魔術書を見とけ読んどけ。


そんな彼は坂を下り終えると、右に曲がった。
白いフェンスの向こう側には川原。綺麗とはいえない緑色をしている。

そんな川をぼーっと眺めていたからだろうか



「っえ?わ、あああああ!!!!」


________________________

ちょっとイチホ!!!
すみません^^;





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