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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- +悪魔の旋律+
- 日時: 2010/11/21 15:49
- 名前: はるら ◆.edRBZ33kg (ID: oKHf8B3C)
初めまして!! な方がほとんどだと思います。
はるらと申します。
タイトルは元『悪魔の交響曲』でしたが、微妙にタイトルを変えて戻ってきました。
(全く書いていなかったのできっと誰の記憶にもない小説←)
時々コメディも混ぜていけたらなと思っております。
駄文ですが、少しでも面白いものになるよう頑張ります!よろしくお願いします。
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- Re: +悪魔の旋律+ ( No.1 )
- 日時: 2010/11/23 20:40
- 名前: はるら ◆.edRBZ33kg (ID: oKHf8B3C)
【プロローグ】
私は風である。
この世に存在する全ての在りかを知っている。
しかし、彼がどこにいるのか。
それは私にもわからなかった。
だから道端の花に尋ねる。
彼は一体どこにいるのかと。
「そんなの知らないわ。知りたくもない。あいつは友達を殺したのよ」
それならばと、空を流れる雲に尋ねる。
彼をどこかで見なかったかと。
「たしか、見たような気がする。でも分からないな。あいつはすぐに消えてしまうから」
会いたいのかい? と、塀の上を歩く黒猫がささやいた。
「どうしても会いたいなら、静かにしておきな」
私は尋ねる。
どうして?
黒猫はにやりと笑った。
二つの黄色い瞳が意地悪く輝いた。
「なんでも聞こえるあんたなら、聞こえるかもしれないだろう?」
—————悪魔の旋律がね。
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