ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

僕に罰を、あなたに唄を。
日時: 2010/11/22 18:51
名前: 皐 朝人 ◆CNbWo1RBiI (ID: Mgo.shQL)
参照: それを眺めて、受け入れるだけ。何もかも______(嘘つきのパレード)

「_____離れてほしく、なかったんだ」



!挨拶
どうも初めましておはようございますこんにちはこんばんは。皐 朝人(さつき あさと)と言います。
恋愛ものに見せかけてそうじゃないものを書いていこうと思います。なんとややこしい\(^q^)/
見ての通り皐さんは頭の終わった馬鹿なので所々至らないところもあるとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
(完結させられるかな……いえ何でもありませんごめんなさい何も言ってないです。)





!寄り道

イメージソング→「ひねくれ者」(初音ミク)
「05410-(ん)」(RADWIMPS)




!目次


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(ひとつのはじまり) ( No.1 )
日時: 2010/11/25 13:47
名前: 皐 朝人 ◆CNbWo1RBiI (ID: Mgo.shQL)

例えばこれがどこにでもあるようなお決まりの恋物語だったら、少しは救いがあったのだろうか。
しかし、少なくとも自分が認識している中ではこれはそんなものではなく、例えるなら彼女は精巧な硝子細工であり、自分は歪んだ人間なのだから、これでは恋愛というものが生まれる訳はないのだ。
そんな事は知っていると嘯いた所でどうにもならないしそんなことを言う意味もないので否定はできないが、その例えは何かを間違えているような気がした。彼女は硝子細工ではないし、自分は人間と呼べる程立派なものではないのだから。


0.人間になれないモノの話。


自分がかつて抱いていた感情を愛とするならば、愛というものは酷く曖昧で混沌としているということになる。言葉というのはそれ自体が曖昧なものだから、それが間違っているとなっても自分は反論のしようが無いだろう。それは分かりきっている事なのだが、どうしても愛というのは何なのか、という哲学的で良く分からない質問に辿りついてしまうのだ。
このくだらない堂々巡りな考えは、どうやら自分を貶めるだけのような気がしてきたのでもう止めた。どうやら何時の間にか、自分は見知らぬ場所に立っていたのだ。
考え事をしながら歩くとろくな事が無い、と誰かが言っていたが、どうやらそれは本当のようだ。……さあ、どうやって帰ろうか。
道路の真ん中で道に迷った中学生がひたすら何かを考えているというのもなかなかどうして可笑しな図ではあるが、当事者としては笑っている場合ではなかった。下手をすれば暗くなっても家に帰れないかもしれない。




(保留)


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