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裏と表と表と裏
日時: 2010/11/23 03:49
名前: 葡萄 (ID: o/TVAABW)

story: この世にはある理(ことわり)がある
それは、死者は生き返らない、時間は戻らない、限界を超えられない・・・
これは、人によって千差万別だろうがこの理から外れた存在がある
そんな中ある情報が1人の手に渡った・・・
どこかにある交換屋がいるという
その交換屋は理を無視し願いをかなえるとう
だが相応の対価を払はなければならない
だから、裏の世界ではこう呼ばれていた交換屋だと・・・

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Re: 裏と表と表と裏 ( No.1 )
日時: 2010/11/23 04:08
名前: 葡萄 (ID: o/TVAABW)

俺は夜月真弥
俺はとある筋からある情報を手に入れた

−なんでもそろう交換屋がある
  そこには、人・時・魂なんでもそろう
   それ相応の対価と交換になってしまうがな−

そして俺はこの人と情報が行き交う新宿を訪れた
俺の願いはあのとき訪れた非日常が奪い去ったものを返してほしいだけだった
対価は・・・
関係ない、俺にはもう帰ってきたところで戻る資格はないのだから
俺はそれほど、汚れていたのだから
足元は屍だらけ・・・
降りられない
あたりは焼け野原
俺に戻る資格なんてない
もどれる場所もない
だけど、あの日俺から奪い去ったものを・・・
それだけは返してもらう

Re: 裏と表と表と裏 ( No.2 )
日時: 2010/11/23 04:32
名前: 葡萄 (ID: o/TVAABW)

あの日、俺から消え去ってしまったのは・・・
俺の家族
あの時の俺はただただ絶望するしかなかった
ガキだった俺は、3年間泣き続けた
そして3日動けなくなった・・・
絶望のそこにいたはずなのに
なけなくなったとき、自分に絶望してしまった
それから、4年たった
俺は、感情を失っていた
絶望から抜け出してなどいなかった
泣くこともなかった、大人になったともいえない
俺から、感情が消え去った
俺は、人には語れない程に恐ろしいことばかりやった
洗脳、監禁、拷問
死よりも苦しいかもしれない地獄を顔色ひとつ変えずに歩いていた


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