ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 妖怪大戦争っ!(参照200突破!)
- 日時: 2010/12/04 16:12
- 名前: 鏖殺 ◆iOXuMLRneg (ID: BcdVt4VG)
クリック有難うございます! 鏖殺です。 物騒な名前ですね(←
最初からタメ&呼び捨てで気楽に接して下さいww
内容は、題名の通り妖怪たちが大戦争します(笑)
暗めな話を中心に、少しでも明るい話にできたらなぁ、と思います!
でも、まったく暗くならない可能性も……(←
でも、なるべく重い雰囲気になるように頑張ります。
鏖殺の小説を読むにあたっての注意を↓に
***注意***
1、神文求めてますww
2、更新不定期って、あり得ないww
3、中傷、荒らし目的なんですww
4、更新亀並み? ダメダメww
5、鏖殺って人の小説嫌いww
********
↑に少しでもひっかかる人がいたら、戻るをクリック!
オリキャラ募集もしてますので、投稿して下さる心やさしい方は↓を……。
***オリキャラ募集***
名前 (漢字の場合は読み仮名を)
性別 (女か男で。男装の女性キャラなどはOK)
性格 (なるべく詳しく)
年齢 (人間は普通で構いませんが、異種族系は3、4桁くらいで)
容姿 (髪の色、髪の長さ、瞳の色、身長、体重などなるべく詳しく)
設定 (特殊能力や過去の経歴などあればここへ)
属性 (火、水、風、地、闇、光、無の中から選んでほしいです。自分で作ってもOK。その場合は詳しく)
武器 (何でもOK。難しい物は説明を)
種族 (天使や悪魔や人間etc.)
所属 (天界、魔界、人間界で選んで下さい)
一人称 (様々です)
愛称 (あだ名のような感じでお願いします)
サンプルボイス (3、4つほどでお願いします)
************
↑に追加するのは勿論OKです。オリキャラ募集にご協力下さい!!
(*現在はオリキャラ募集は終了しております)
では、始まります。駄文覚悟で読んで下さる皆様、宜しくお願いします!
題名「妖怪大戦争っ!」 作者 鏖殺
〜登場人物(魔界)〜
リリアーヌ>>1
バルバトス>>11
メフィストフェレス>>48
〜登場人物(天界)〜
ミカエル>>21
デュナミス>>31
ハニエル>>49
ラミエル>>52
〜登場人物(人間界)〜
なつみ>>44
ブランカ>>45
マステマ>>56
〜オリキャラ(魔界)〜
雪上 梓亜>>2
黒瀬 春南>>3
吹雪 卍>>12
時雨 蓮魔>>15
カンナ>>16
シェリー・ヴィットホップ>>19
ガイア・ハーデス>>35
夢見 雅>>36
瓢鈴>>41
〜オリキャラ(天界)〜
ヤマ・ジュヴァイアル>>4
〜オリキャラ(人間界)〜
ラファエラ・アストラル>>18
雪子>>34
〜物語〜
0-0「天界と魔界と人間界」>>9
1-1「魔界案内書」>>33
1-2「天界案内書」>>40
1-3「人間界案内書」>>47
2-1「魔界の日常」>>50
2-2「天界の日常」>>51
2-3「人間界の日常」>>54
3-1「雪上梓亜」>>59
3-2「雪上梓亜の嫌悪」>>61
3-3「雪上梓亜の罪」>>70
3-4「雪上梓亜の願い」>>73
3-5「雪上梓亜の過去」>>79
3-6「雪上梓亜の過ち」>>80
3-7(完)「雪上梓亜の幸福」>>81
〜後書き(雪上梓亜編)〜>>82
〜イメージソング〜
リリアーヌ 「跪いて足をお嘗め」>>64
〜イメージソング(オリキャラ)〜
雪上梓亜 「GOD DIVA」>>65
〜お客様〜
浅葱様(オリキャラ 雪上梓亜様を作成して下さいました!)
風華様(オリキャラ 黒瀬春南様を作成して下さいました!)
ヴィオラ様(オリキャラ ヤマ・ジュヴァイアル様を作成して下さいました!)
栞。様(オリキャラ 吹雪卍様を作成して下さいました!)
雅様(オリキャラ 時雨蓮魔様を作成して下さいました!)
mira様(オリキャラ カンナ様を作成して下さいました!)
桜音ルリ様(オリキャラ ラファエラ・アストラル様を作成して下さいました!)
クロ+様(オリキャラ シェリー・ヴィットホップ様を作成して下さいました!)
お饅頭様(オリキャラ 雪子様を作成して下さいました!)
月夜の救世主様(オリキャラ ガイア・ハーデス様を作成して下さいました!)
Neon様(オリキャラ 夢見雅様を作成して下さいました!)
うにょる様(オリキャラ 瓢鈴様を作成して下さいました!)
アベル様
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- Re: 妖怪大戦争っ!(参照200突破!) ( No.79 )
- 日時: 2010/12/02 21:40
- 名前: 鏖殺 ◆iOXuMLRneg (ID: BcdVt4VG)
3-5「雪上梓亜の過去」
数千年も昔の事、私はまだ悪魔と知られていなかった。自分でも自分が悪魔とは思っていなかった。
その頃、小さな村に住んでいた私は、大きな国に支配され、奴隷として働かされた。
ちっぽけな食事、寝茣蓙の布団。今の生活のように優雅な者は何一つなかった。
仲間は、過労により数えきれないほど死んだ。私はそれから人間を憎んだのです───。
その時の大国の女王は誰───。確か美しい金髪に、妖艶な真紅の瞳を持った美女───。
───。物乞いをしに女王に跪いた時の女王の蔑むような微笑、リリアーヌ様と酷似している。
そうか、あの時私たちを支配して、何万もの命を奪ったのは───。
リ リ ア ー ヌ 様 貴 方 で す ね。
その時、私の決意は固まった。もう決して揺るがない、誰にも揺るがすことはできない決意。
亡くなった何万もの命を代表して、生き地獄を味わいながら生き永らえた私が───。貴方に手を下す。
許されるとは思っていません。死すら覚悟している。ですが、貴方に復讐しなければ私は───。
今まで何のために生きてきたのか解らない。復讐の為だけに生きてきた私。
さぁ、リリアーヌ様。覚悟なさって下さい。私はもう貴方の下僕ではない───。
愛用の短剣を1本手にして、リリアーヌ様の寝室へと赴く───。
- Re: 妖怪大戦争っ!(参照200突破!) ( No.80 )
- 日時: 2010/12/02 21:51
- 名前: 鏖殺 ◆iOXuMLRneg (ID: BcdVt4VG)
3-6「雪上梓亜の過ち」
物音を立てずにリリアーヌ様とメフィストフェレス様の寝室に忍び込む。
気配を消すのは、悪魔の頭である私にとっては朝飯前。
すぐそこに、黄金の天蓋がつけられた黄金のベッドがある。
そのベッドに上には、普段からは想像できないほど穏やかな寝顔のリリアーヌ様とメフィストフェレス様。
先ほどまで起きていたのか、まだ消えない煙管の独特の匂い。
この短剣を振り下ろせば、私の復讐劇は終わる。私は胸のつかえなく生きてゆく事が出来る───。
苦しむこと無く殺してあげようと、心臓を狙う。一撃で殺す事など簡単だ。
そして、勢いよく短剣を振り下ろした瞬間───。
「人の妻の命狙うのは誰だ?」
と、いつもより低くドスの聞いた恐ろしい声が聞こえる。しまった───。そう思った時にはもう遅い。
「はっ、リリアーヌの言う通りかよ。最初はふざけてると思った。“梓亜が妾を殺しに来る”なんてな」
と、煙管を吹かす。それはリリアーヌ様がご愛用しているものだったが、今はそんなこと如何でもいい。
「誰よりも忠誠を誓っていた梓亜がまさかな───」
と、蔑むような微笑。リリアーヌ様より迫力があり、背筋が凍りついて動けない。
「フフッ、ハハハハハッ───」
そう、結局私はリリアーヌ様に勝てはしない。何も勝てはしない。
私の謀反を予想する───。つまり、未来を察知する。異種族の誰もが望む境地である。
未来を読む力は、メフィストフェレス様すらお持ちでいない。
そう、全ては貴方の為───。やはり私は貴方の下僕どまりですよ。
- Re: 妖怪大戦争っ!(参照200突破!) ( No.81 )
- 日時: 2010/12/02 22:09
- 名前: 鏖殺 ◆iOXuMLRneg (ID: BcdVt4VG)
3-7「雪上梓亜の幸福」
「メフィストフェレス様」
と、普段なら聞く事の出来ないリリアーヌ様の慈愛に満ちたお声。
メフィストフェレス様は軽く笑って、自分の膝の上にリリアーヌを座らせ、後ろから腰に手を回す。
「───貴様は苦しんでいたのか?」
と、次は少し困ったような、少し泣きそうなお声。
「えっ───」
想像していなかった言葉に戸惑い、情けない声が出る。
どうせ“即刻打ち首にせよ”等、冷たい言葉が降ってくるものだと勝手に確信していた。
「妾は感情を知らぬ───。何が悲しみで喜びかも解らぬ」
メフィストフェレス様の首元に頭を擦りつける様子は甘える子猫のようで少し笑える。
だが今は笑う余裕などなく、無表情でリリアーヌ様の話を聞く。
「───妾は、悲しいなら悲しいとはっきり言ってもらわなければ解らぬ───」
と、少し口元をとがらせ、拗ねた子供のような表情のリリアーヌ様のギャップに戸惑う。
リリアーヌ様のギャップに戸惑う事が多くも、跪いて下を向き、無言で話を聞く。
ああ、私は何て勘違いをしていたのでしょう。心を隠して貴方に近づき、貴方の命令を全て聞けば……。
貴方の信頼を得られると思っていた。貴方に気に入られると思っていた。
でも、貴方は本当の思いを告げて欲しかった───。私はなんて愚かなのだろう。
主の想いに気づく事ができぬ出来損ない───。
涙なんてもの、とっくに忘れたものだと思っていたが、目頭が熱くなる。
「もう一度問う。梓亜───。貴様は妾に仕えてきて苦しいと思った事があるか?」
その表情は、いつもの尊大かつ少し残酷な微笑。
「いえ、一度も御座いません。リリアーヌ様」
そう言って上げた顔は、涙で濡れていた。嬉しかったのか、何故流れた涙かは解らない。
私があの迫害されていた時から、本当の思いを告げていれば皆は救われたのかもしれない。
過去の事を後悔しても何も変わらない。だからこそ今の貴方様に誠心誠意お仕えしましょう。
私は最高の主に恵まれました。リリアーヌ様。
- Re: 妖怪大戦争っ!(参照200突破!) ( No.82 )
- 日時: 2010/12/02 22:17
- 名前: 鏖殺 ◆iOXuMLRneg (ID: BcdVt4VG)
〜後書き〜
梓桜様のオリキャラ・雪上梓亜視点の物語、無事完結致しました。
3-7では、メフィストフェレスの力が強かったと思ってます。
きっとリリアーヌ一人では、梓亜にあんな事は言えなかったし、言う勇気もなかったと思います。
大切な人が傍にいてくれたからこそ───みたいな、3人でした。
次は風華様のオリキャラ・黒瀬春南視点の物語を用意させていただきます。
暫くネタを考えるので、更新は停止すると思います。その間に新小説ができちゃう可能性も……(←
梓桜様、ハッピーには見えないハッピーエンドです(笑)どうでしたか?
- Re: 妖怪大戦争っ!(参照200突破!) ( No.83 )
- 日時: 2010/12/03 13:35
- 名前: 更紗蓮華 (ID: lNJ.MCVY)
ひとつお話が完結した感じですか?
読みやすくて、いいですね。
・・・というか、オリキャラ締め切ってたりしましたか?
そうだったらごめんなさい・・・。
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